個人向け社債ウォッチ!

個人向け社債の起債情報をウォッチするブログ。個人向け社債の購入方法に関する記事や個人向け社債のランキング、個人向け社債の利率などの記事。初心者歓迎。3年物の個人向け国債の金利推移もウォッチ

仕組み債とは何か。仕組み債に対する当ブログのスタンス

こんにちはshasaiwatchです。今日はコメント欄で仕組み債についてのお話がありましたので、仕組み債について解説いたします。

★仕組み債とは?
仕組み債というのは、デリバティブを組み込んだ社債のことです。デリバティブというのは金融派生商品のことで、要は株取引や為替取引を便利に行うために必要な特殊な金融商品のことです。

仕組み債には、このデリバティブが組み込まれています。デリバティブは基本的には保険的な意味合いを持つのですが、仕組み債のポイントは、我々社債投資家が保険に入るのではなく、保険を引き受ける立場になり、何かあったら損失を負わされる立場になるということです。

例えば、仕組み債で代表的な日経平均連動債とEB債について見ていきます。

ほとんど全ての日経平均連動債は、金利が高いかわりに日経平均が大きく下落した際、償還金額が下がった日経平均に連動して減らされて償還されます。なお、上がった場合に元本よりも多く受け取れるというようなことはなく、下がった場合だけ連動します

EB債(他社株転換条項付社債)は、参照企業の株式が下がった場合には、元本は没収され、その下がって含み損状態になった株式が交付されます。もちろん、上がった場合に含み益の株式が交付されるということはありません。

とまあこんな具合ですので、この手の社債を購入する場合には、日経平均やその企業の株価は下がるが、ノックイン水準(これ以上株価が下がると元本減額になる水準)には至らない、という精密な予想が必要です。

なお、日経平均のノックインが60%だからといって安心はできません。年始の日経平均に比して年末の終値が60%台だったことは日経平均史上3回あります(1949年、1990年、2008年)。そのうち2008年は60.3%とノックイン寸前のライン、年の途中だとノックインしていたのではないでしょうか。

★なぜこんな社債が発行される?
このように、仕組み債の多くは個人投資家に大きなリスクを引き受けさせすぎる商品です。さらに、A社の株式をまとまって売りたい大口投資家がいるから、という理由でA社の株価を参照するEB債を発行し、株価が下がらないように徐々に売りつつ、株価が下がってしまったら大口投資家から預かった株式を交付してしまい、大口投資家には我々投資家から巻き上げた社債の代金を渡してしまう・・・なんて噂も聞きます。

こうなると、我々は大口投資家が損をしないためのダシに使われているようなもので、いよいよ買って不快な金融商品となってしまいます。

★なぜブログで採り上げないの?
当ブログでは仕組み債を取り扱っていません。その理由としては、上記の理由のほかに、次のような理由があります。
・リスクとリターンの関係が複雑で投資判断が難しい
・発行額が少額すぎるものも多く、読者にとって閲覧するメリットが少ない
・数が多いので更新が間に合わない

基本的には消極的な態度です。社債というのは低リスクな金融商品で、投資初心者が安心して手を出せる商品です。にも関わらずデリバティブを組み込み、高リスクの金融商品にして販売するというこの態度はshasaiwatchには理解できません。貯蓄から投資へ、を本気で考えるならば、株式や為替よりも低リスクな金融商品をもっと販売し、徐々にリスクを上げさせていくのが道理だと思います

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関西みらいフィナンシャルグループで6ヶ月0.301%定期募集中

関西アーバン銀行、近畿大阪銀行、みなと銀行が経営統合し、関西みらいフィナンシャルグループが4月1日から発足していますが、これを記念して0.301%の6ヶ月定期が各行で募集されています。

各行で500億円ずつの合計1,500億円、預入可能額は1,000万円までです。当面行き場のない資金をお持ちの方は預入を検討してもいい水準ですね。

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東海東京FHが個人向け社債発行!

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.27%
発行総額:17.28億円
社債額面:10万円
募集期間:平成30年4月2日~平成30年4月19日
格付け:BBB+

同じ格付けのSBI債に比べて金利が2/3ほどの社債が出てきました。正直なところSBIを見た後だと心が魅かれませんが、真っ当な目で見れば投資判断は買い推奨なんでしょう。余った資金の置き場としては十分な社債です。ただ、全部ぶっこむと来年まで資金を動かせなくなるので、資金待機もしつつ、ここにも投入、といった感じでしょうかね。

東海東京はちょいちょいこうした短期の社債を出してくるので、口座開設をしておくことをお勧めします。

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ソフトバンクが外債の条件変更を要求!投資家への影響は?

ソフトバンクグループが既発の外貨建て社債について、条件変更を要求してきました。その結果、日本国内の個人投資家に対しても「外貨建てソフトバンクグループ社債担保リパッケージ債」について条件変更への同意要求(エクスチェンジ・オファー)が来ているようです。これについて解説いたします。

1.なぜ条件変更を要求?
最終目的は、ソフトバンク(ソフトバンクグループの携帯子会社)の上場審査を通りやすくするためです。ソフトバンクグループ(中核の持株会社)の社債はほぼ全て、携帯子会社であるソフトバンクが保証しているのですが、上場審査にあたって他社の債務保証をしているとか、自社の借入を代表者が個人保証しているとか、保証が絡むと上場審査が面倒くさくなります。

そのため、小規模のIPOだとこれまで銀行から借りていた資金に代表者が個人保証しているのを外さなければならないだとか、そういう手続きが発生するのですが、こうした上場の手続きの中でソフトバンクグループが発行している社債の保証をソフトバンクがやめたい、という申し出で行われるものです。

2.条件変更の内容は何?
2022年~2027年に満期が来るソフトバンクの外貨建て社債を、2028年償還の外貨建て社債に交換する、という内容です。交換する社債は、米ドル建てのものは交換すると金利が同じか上がります(6%になる)が、ユーロ建てのものは金利が下がり(4.625%)ます。

また、同意した社債保有者には、額面の1%が同意手数料としてもらえます。

3.投資家はどうするべき?
shasaiwatchは今回のエクスチェンジ・オファー対象の社債を保有しておりませんが、これによってソフトバンクグループの財務に与える影響を考えます。交換が成立した場合、債務保証は当初はついているもののやがて外され、ソフトバンクが上場します。この時、ソフトバンクグループが保有するソフトバンク株式が流動化されるため、ソフトバンクの財務内容は改善するものと見られ、基本的には社債投資家にとってよいものだと考えております。

問題は、満期が延びることです。最大で6年ほど満期が延びるので、中途売却を考えない場合投資家にとっては不利とも言えます。もちろん、金利は上がるのですが、ユーロ建ての方は金利が下がるため、満期は延びるわ金利は下がるわでいいことはありません。

また、財務が改善するとはいっても、どうせ孫正義のことなので、流動化した資産は何かの投資に充てることは確実で、それによってソフトバンクグループが成長するとしても、社債投資家にとってはソフトバンクグループへの投資の満期が遠くなるというのは胃が痛む日々であることには変わりありません。

また、上場に向け動くということを発表したということは、それが既定路線になっている、ということも意味します。今回もしも否決された場合、ソフトバンクグループにとっては子会社上場へ道のりが遠のくことを意味しますので、条件を良くしたりして何が何でも上場を目指すと考えます。新規に起債して即時償還という手もあり得るでしょう。

また、大口投資家が存在した場合、大口の意向で事実上全てが決まってしまうため、大口が口説き落とされていた場合には小口が賛成しようが反対しようが結局同じ、ということになりかねません。ブルームバーグによると今回の債券の価格が上がっている、とのことなので、市場は賛成多数で可決を予想しているか、賛成票を投じて1%の手数料を貰い、売却することを狙っている人が多い、ということが予想されます。

ここまで書いていて気付いたのですが、そもそも日本国内ではオファーは行われない、とのことなので国内の社債投資家がこれに参加できるのかどうかも分かりません。個人的には、格付けは投機的といえども財務内容大幅改善の見通しもあり、手数料ももらえるので賛成しておいていいんじゃない、と思います。

繰り返しますが、今回shasaiwatchは本件社債を保有していません。判断は自己責任でお願いします。

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SBI証券が個人向け社債発行!

SBI証券が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.40%
発行総額:100億円
社債額面:50万円
募集期間:平成30年3月7日~平成30年3月27日
格付け:BBB+

久しぶりにSBI債の記事を書くように思います。いつの間にやらこんなに低金利になっちゃって。
SBIのホームページではまだ公開されていないようですが、EDINETには掲載されています。投資判断は買い推奨です。おそらくネットからでも買えるのではないかと推察されますが、きっと申込開始直後に鯖落ち級のアクセス殺到となろうかと思われます。shasaiwatchは3月7日の午前中は予定を空けておくつもりです。1年以内の倒産リスクはBBB格といえども昨今の経営環境下では低く、金利も昨今の低金利の中では非常に魅力的です。

なお、SBIに口座のない方へ。SBIは短期で比較的よい金利の社債を発行するため、あらかじめ口座を開設しておき、発行時にはすぐに買えるよう準備しておくことをお勧めします。



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三井住友フィナンシャルグループが個人向け社債発行!

三井住友フィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年
金利条件:0.40%~0.80%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成30年3月5日~平成30年3月15日
格付け:A+

長年変更していなかったfc2のパスワードを変更したところ、アプリ版からログインできなくなりました。なんでなんでしょうね。依然未解決です。あと、バークレイズが個人向け社債っぽい変な社債を5億円だけ発行していましたが、そもそもこの社債買えるんですかね・・・

さて、三井住友銀行の個人向け社債です。実質破綻時免除特約及び劣後特約付きというおっかない条項がついています。これはなんなのか、説明していきたいと思います。


★劣後特約とは何か
この社債は、「劣後債」と呼ばれる社債です。普通に発行される社債とは異なり、特約がついています。その特約とは、「三井住友フィナンシャルグループが、法的な倒産をした時には、返済は預金者や他の債権者よりも後回しにされる」というものです。法的な倒産というのは、破産手続・民事再生手続・会社更生手続の3つの手続きのどれかです。

通常、会社が法的な倒産手続に入った場合、債権者は皆平等で、会社に残った財産から分け前を均等に貰うという仕組みになっています。例えばあなたが三井住友フィナンシャルグループの社債を100万円持っていて、負債総額が1000万円で、会社に残っていた財産が300万円だったとすると、あなたは財産の1/10である30万円を受け取ることができます。

しかし、劣後特約がついていると、この債権者平等の原則から排除され、返済順位が後回しにさせられます。劣後特約のついていない一般債権者への支払が終わらない限り、劣後債の所有者への配分は行われません。もしもそんなことがあった場合、まず財産が残るということはないので、この社債は紙くずになります

★実質破綻時免除特約とは何か
前項では劣後特約の恐ろしさについて説明しましたが、この社債にはもっと恐ろしい「実質破綻時免除特約」というものがついています。これは、劣後特約の発生する前であったとしても、実質破綻事由が発生すると、その時点で元金・利息とも返済は完全にストップし、三井住友フィナンシャルグループが金融庁と協議して決めた「債務免除日」にこの社債の返済が免除される、つまり紙くずになるという恐ろしい条項です。

実質破綻事由とは、三井住友フィナンシャルグループの経営が極端に悪化し、ペイオフ不可避と金融庁が判断したことでその判断がなされた日が実質破綻事由の発生日になります。日本でもかつて1度だけペイオフが発動されたことがあり、日本振興銀行の経営破綻時にペイオフが行われております。この時は当ブログでも採り上げましたが、当ブログ読者の中には被害を受けた人もいたようです。決してありえない出来事というわけでもないということですね。


さて、こんな社債をなぜ三井住友フィナンシャルグループは発行するのでしょうか。返済する気がないのでしょうか。実は、過去に個人向けの劣後債は多くの銀行が何度も発行していますが、劣後特約が発動した実績はまだ一度もありません。銀行がこうした特約を付けてでも劣後債を発行する理由は、劣後債は銀行の自己資本比率の規制上、株式と同じ資本とみなすことが出来るためです。株式を発行すると株価が下がりますし、株主も増えてしまいますし、配当も必要です。しかし、劣後債であれば株式を増加させることなく規制上の自己資本を充実させることが出来るので、銀行にとっては大変都合がいいのです。そのため、多少高い金利を払ってでも、銀行は劣後債を発行するのです。我々投資家はそうした銀行のニーズがあるため、通常の社債よりも高い金利を受け取ることが出来ます。

なお、劣後債にありがちな早期償還条項はこの社債にはついていません。10年間は塩漬け確定の社債です。中途換金は出来ないものと思って投資しましょう。

今回の投資判断は買い推奨とします。ただし気持ちは弱め。三井住友フィナンシャルグループの信用力は非常に高く、何事もなく返済してくる可能性が高いと思います。いくつかのリスクを挙げるとするならば、米国の金利が中期的に上昇する可能性が高く、日本経済の調子が当面良さそうなため、金利が上昇してくる可能性が結構あること。そうなれば今回の社債を見送った方がいい投資商品にありつける可能性が出てくることです。もう一つは金融危機の頻度が上がってきており、今後10年の間にもう1度ぐらいは金融危機の洗礼を受ける必要があると思われることです。仮想通貨バブル崩壊程度で済めばいいのですが。後はオリンピックも終わって北朝鮮との戦争が始まる可能性ですかね。

昨今の低金利の中では期間は長いものの、信用力があってそれなりの金利だとは思いますが、懸念材料がちょっと多いかな、といったところ。何も起こらない可能性が高いわけですし、買い推奨ながら気持ちは弱めです。

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イオンモールが個人向け社債発行!

イオンモールが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.20%~0.60%
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成30年2月19日~平成30年3月6日
格付け:A-

イオンモールの個人向け社債です。愛称はハピネスモール債といいます。

ちょっと注意したいのは、イオン本体ではなく、イオンモール株式会社の発行である、ということ。イオン株式会社は純粋持ち株会社であり、イオンモール株式会社はイオン株式会社の傘下企業でイオンモールの開発事業を行なっている会社です。株主の過半数はイオン株式会社ですが、イオンモール株式会社とイオン株式会社はあくまで別の会社です。どちらも上場しています。

そういう目でイオンモール株式会社の決算を眺めてみると、有利子負債約4,000億円に対し経常利益は460億円。不動産業だからその辺やむを得ないとしてもちょっと上場企業にしては多くないかい?というのが懸念事項。もちろん、裏付けとしての有形固定資産(多分ほとんどがイオンモール)が9,000億円あるんだけれども、不況になった時に減損したりしないよね?リートに売ってお金に換えるにしても不況下じゃ買い叩かれるだろうし、そもそもリートだってそんな状況じゃ資金調達できないよね?イオンモール自体は収益を生むものですが、いざ!という時に間に合うのか、が最後の懸念として残ります。

結論としては投資判断は中立とします。金利がだいぶ高めに決まればリスク覚悟で突っ込んでよいと思いますが、中央値の0.4%程度ではちょっとね・・・証券会社から営業があれば、お付き合いを含めて少額買うかも。

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四国電力が個人向け社債発行!

四国電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:2年9ヶ月
金利条件:0.10%~0.20%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成30年2月19日~平成30年3月13日
格付け:A+

電力債です。震災後、電力会社は軒並み信用格付けを落としましたが、それでもなお、スプレッドは完全に潰れた状態が続いています。今回の四国電力債は、通常の3年債から期間が短くなりましたが、金利が0.15%しかつかないというのでは買う気になれません。投資判断は買い非推奨です。安全性は高いのでしょうが、日本中の銀行の預金保険枠を使い切ったというような人でもない限り、投資する意味はあまり感じられません。

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オリックス銀行がソフトバンクグループ向け金銭信託を募集!

オリックス銀行がソフトバンクグループ向け金銭信託を発行することが分かりました。
ソースはオリックス銀行

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.48%
発行総額:不明
募集単位:100万円以上100万円単位
募集期間:平成30年2月13日~平成30年3月20日
格付け:J-1
その他:100万円購入ごとに現金500円プレゼント

オリックス銀行によるソフトバンクの金銭信託が募集を開始しました。

再度仕組みを説明しておきますと、我々投資家が資金をオリックス銀行に預け入れると、オリックス銀行は信託としてその資金を預かり、ソフトバンク(ソフトバンクグループ株式会社)に融資します。ソフトバンクがその資金を1年後に元利金とも返済できれば我々投資家の勝ち、返済できなければ負けで、投資したお金は紙クズになります。オリックス銀行が何らかの救済措置を取るということはありませんし、責任も取りません。

格付けはJ-1という見慣れないものがついていますが、これは短期格付けと呼ばれるもので、長期格付けに直すとA+からA-ぐらいの格付けです。投資適格の範囲内と言えます。

購入はオリックス銀行にeダイレクト預金口座が必要です。オリックス銀行によると10日ほど時間が必要とのこと。早めに申込しましょう。また、購入は一度に1億円までしか出来ず、1億円以上投資するには再度の申込が必要です。

この商品のポイントとしては、1年以内にソフトバンクグループ株式会社(ソフトバンクの持ち株会社)が倒産するかどうかが見極めポイントです。色々と言われている会社ですが、傘下にヤフーやソフトバンクというキャッシュを稼ぐ会社を持っており、また子会社のソフトバンクを親子上場させることで資産の流動性が高まるものと考えられるため、株価の動向はさておき、1年以内の倒産はないのではないか、と考えております。こうした判断のもと、0.48%+500円(実質0.05%相当)の利率、そして1年間の運用期間というのは非常によいものとshasaiwatchは判断いたします。投資判断は買い推奨です。

当面寝ている資金はこれでよいのではないでしょうか。今回買えなかったとしても、3ヶ月ぐらいごとに似たような条件で発売されているので、次のチャンスを待ちましょう。

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今さら感はあるけど仮想通貨建ての社債ってどうよ

社債が出ないのでちょっとした雑談でも。

もはやピークは過ぎた感のある仮想通貨騒ぎですが、仮想通貨建てで社債を発行した企業の記事を読んだことがあります。イーサリアム建て社債だとか。

理屈は外貨建て社債と同じ理屈で、仮想通貨で資金を調達して法定通貨に換金して使用するか、そのまま仮想通貨で支払いに充ててしまうかという話なのですが、問題点が一つ。

仮想通貨は現状、投機商品であり、多少冷やされたとしてもその利用価値から見て異常な高値が続いています。これはビットコインであれ、その他の仮想通貨であれ同じです。社債のような長期の金融商品である場合、投機集団の目が覚めて(既に覚めつつありますが)暴落した場合、投資する側に大きな損失が予想されるため、そもそも資金集めが出来ないのではないかという問題。もう一つは、もしも償還期限までこの狂乱騒ぎが続いてしまった場合、償還時には調達時点の何倍、何十倍もの資金を用意しなければならず倒産必至であること。

こうした状況下で、果たして売り手と買い手が出会うことはあるのでしょうか。多分無理なんでしょうが、逆に言えば「集まらなかったのでやめます」と言える世界でもあります。コインチェック社の問題も噴出している中、バブル崩壊に賭けてみる経営者がいたらここで大変面白がりたいと思います。絶対に買いませんけどw

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ジャパン・ホテル・リートが個人向け社債発行!

ジャパン・ホテル・リート投資法人が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年
金利条件:0.84%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成30年1月24日~平成30年2月20日
格付け:A+

いいのが出てきたじゃないですか。長期金利が0.08%の時代にその10倍の金利。問題点は、これに気付くのが遅れたということ。既に大和・日興はオンライントレード締め切り、みずほは公表してはいませんが、多分売り切れでしょう。無理はしない、更新は頑張らないつもりでいますが、逃すと惜しい・・・

ちなみに、ジャパンホテルリートの財務内容ですが、流動資産と有形固定資産で2700億円、負債総額は1600億円あり、何かが起きて資産投げ売りとなっても純資産を維持できると考えられるため、倒産の心配は今のところしなくていいと思います。投資判断は買い推奨です。さて、キャンセル待ちの列に並ぶとしますか・・・

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相変わらずSBIソーシャルレンディングは盛り上がっている模様

新発債が出ず、更新するネタもない当ブログですが、放置中だったSBIソーシャルレンディングを見てみたところ、相変わらず盛り上がっている様子です。申込開始からのアクセス集中でサイトが重くなるのも以前と同じようで、商売繁盛何よりです。shasaiwatchはというと、休養中に全ファンドが償還されてしまい現在こちらでの運用はしておりません。

最近だと、19日からメガソーラーのつなぎ融資ファンドの募集があったようですが、既に満額です。募集がいつあるか分かりませんが、こちらのチェックも今年は行い、良い案件がありましたら皆さんと一緒にF5祭りに参加できればと思います。

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小田急電鉄が個人向け社債発行!

小田急電鉄が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.11%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成30年1月12日~平成30年1月30日
格付け:AA-

投資判断は買い非推奨です。理由はイオンカードセレクト利用の場合、イオン銀行の普通預金金利が0.10%だから。自由に出し入れ出来て預金保険対象で金利が0.01%の差しかないのに動く気にはなれません。

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クレディ・スイスが個人向け社債発行!

クレディ・スイス・エイ・ジーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年
金利条件:0.32%
発行総額:3.3億円
社債額面:500万円以上100万円単位
募集期間:平成30年1月17日~平成30年1月30日
格付け:A
その他:半年ごとに早期償還の可能性

クレディ・スイス債です。
ちばぎん証券で取り扱っている社債ですが、投資判断は買い非推奨です。

この社債は、1年経過後、半年ごとに発行体に裁量による早期償還の可能性があります。つまり、クレディ・スイスがやっぱり返すわと通知してきた場合、有無を言わさず社債が償還されてしまいます。このため、将来金利が上がった場合には早期償還はされずに含み損のまま塩漬けにされ、金利が低下して含み益が発生すると早期償還されてしまいます。

そういう発行体に有利な特約が仕込まれている以上、ある程度の金利が欲しいところなのですが、この社債の金利はキャンペーン定期とあまり変わりがなく、購入する旨味に乏しいものと判断されます。以上から、見送りが妥当。

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電力債はこれからどうなるのか

電力債について日経エネルギーNEXTで気になる記事を見つけました
大手電力の資金調達に潜む時限爆弾

要は、現在大手電力会社に認められている一般担保付社債の発行が、2025年以降認められなくなるので、その後の資金調達に懸念がある、金利が上昇したら電力会社が赤字に転落するぞ。という話でした。

確かに、現状(というよりもこれまでずっと)電力会社の経営は負債が多く資本が少ない経営であり、金利水準が電力会社の大きな関心事項であることは確かです。しかし、それは一般企業でも同じことで、企業が資金需要セクターである以上(最近はカネ余りセクターになっていますが)、金利が上昇すれば経営に黄信号が灯ります。

また、この記者がいう金利上昇の水準(2%)程度では、普通社債も一般担保付社債もあまり金利は変わらず、電力会社の経営への負担が大きくなるとは思えません。さらに言うと、2025年までは一般担保付社債を発行できてしまうわけで、2025年までに長期で調達してしまえば当面の資金調達も不要となってしまいます。PLに影響が出てくるのは一般担保付社債が発行できなくなった上、その償還が進み資金調達の多くが一般担保付社債以外の調達に変わった時であり、現在の電力債が10年程度で発行されていることを考えると、時期としては2030年以降になるのではないでしょうか。

そういうことを考えると、あと12年は余裕があるわけで、さすがに12年あれば原発関連費用も抑制可能となるでしょうし、事業改革も十分に可能だと思います。

時限爆弾というほどの爆弾ではない、というのがshasaiwatchの見方です。

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オリックス銀行のeダイレクト金銭信託

オリックス銀行が、金銭信託を発行することが分かりました。
ソースはオリックス銀行

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.48%
発行総額:不明
募集単位:100万円以上100万円単位、1億円上限
募集期間:平成29年12月11日~平成30年1月22日
格付け:J-1

オリックス銀行と名乗っていますが、事実上、ソフトバンクの1年もの社債です。どういうことか説明します。

今回、オリックス銀行は信託勘定で我々投資家から資金を集め、その資金をソフトバンクに償還期限1年で融資します

ソフトバンクはその資金に利息を付けて1年後に返済し、オリックス銀行が手数料を引いた残りを我々投資家に分配します。一応分配金額は決まっており、金利0.48%です。信託なのでこの金利は確定のものではなく、予定のものですが、過去の発行結果を見る限り、予定どおり利息を付けて償還されています。

なお、ソフトバンクが償還前に逝ってしまった場合、オリックス銀行は何か補填をしてくれるわけではありません。破産配当を受け取るか、サービサーに貸出債権を売却する話が決まるまで償還を引き延ばし、元本を大幅に下回る回収額を我々に分配するのみです。その意味ではオリックスの手数料稼ぎに付き合わされているというかなんというか、まあでも低金利の昨今、こういう形であっても受け入れていくのが社債投資家というものなんでしょう。

つまり、この信託のリスクは、ソフトバンクが1年以内に倒産してしますことがリスクです。その可能性を考えることが必要ですが、今回、JCRがJ-1の短期格付を付与しています。見慣れない格付けですが、JCRのサイトによると、長期格付との対応関係だと、J-1はA+からA-のものに付与されるそうです。商品説明書によると、J-1は確実性が最も高い、ということだそうですが、JCRのサイトにはさらに上にJ-1+という格付もあり、まあ何というか金融庁長官が見たら目がキッてなりそうな説明書です。

投資判断は買い推奨です。ソフトバンクは色々と言われていますが、有価証券を多く保有しており、最終的に沈むことになったとしても当面1年間の流動性に懸念がある会社ではありません。この水準ならば投資する価値あり!といえると思います。

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東武鉄道が個人向け社債発行!

東武鉄道が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.16%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成30年1月9日~平成30年1月30日
格付け:A

復帰しょっぱなからなんですが、投資判断は買い非推奨です。オリックス銀行の定期預金の方が高い(3年物0.30%)のがその理由です。ネット銀行を使わない人からすると高金利でお得なんでしょうが、ここにアクセス出来ているということは、オリックス銀行にもアクセスできるはずで、だったら預金保険の対象である方がいいよね、という意見です。
既に預金保険の枠いっぱいになっている人はどうぞ。3年程度でこの低金利が解消されているとも思えませんし。

ちなみに、shasaiwatchはイオンカードセレクトを利用しています。イオンカードセレクトを持っているとイオン銀行の普通預金金利が0.1%になりますので、待機資金は常にイオン銀行に入れています。今回の個人向け社債の場合、わざわざ資金移動させて買って0.06%分の金利差稼いで楽しいか?という気持ちもありますね。100万円につき税引き後で478円の差益では動く気になれません。

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個人向け社債ウォッチ、2018年より再始動

皆様大変ご無沙汰しております。shasaiwatchです。

体調ですが、ようやく回復してきましたので、年明けから個人向け社債ウォッチ!の更新を再開いたします。

現状についてですが、人死にが出ることもなく問題はほぼ解決し、私の状況も大変よくなりました。皆様にはご迷惑をおかけいたしました。家族との関係が一時悪化する、仕事を失うポートフォリオが預金2:社債6:株式2だったのが、投資する気もなく放置している間に預金3:社債3:株式4になるなどの人生の変化もありましたが、気を取り直して更新を再開していきたいと思います。

これまでの仕事は失いましたが、また新年から新しい仕事も始めますし、週1~2回ぐらいのペースで更新していきたいと思います。それにしても社債がどんどん償還され、株がどんどん上がっていったので、心理的・体調的にはひどい状況でしたが資金繰りに困ることもなく、資産だけは増えました。安倍晋三万歳

復活を機にポートフォリオを見直してみたところ、任天堂の株高が資産増のほぼすべての要因でした。ずーっとホールドしていたエーザイは先日やらかして大きく下げ、日本の未来を思って買っていたJPホールディングスはお家騒動。放置している間にも株式はなんだかんだあったようです。

社債はというと、償還に次ぐ償還で残る社債はソフトバンク債が過半を占める構成。サムライ債は一つ残らず償還されており、少しバランスが悪い構成に。なぜか個人向け国債を購入しており、これいつ何で買ったのか覚えていない・・・ 色々とあったのでしょう(白目)

というわけでこれを読んでいる皆様、個人向け社債ウォッチ!を見捨てずにいてくれてありがとうございます。来年も是非ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

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長く更新してませんが、一応生存報告します

長く更新しておらず、皆さんにはご心配をおかけしているかと思います。

shasaiwatchはまだ生きております。悩み事も徐々に解決の方向に向かってきており、近いうちに色々とご報告することもあろうかと思います(閉鎖じゃないですよ!)

そういう状態なので、毎日巡回されてらっしゃる方は、巡回頻度を減らしていただいて構いません。必ず戻るつもりでおります。

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さようなら、タカタ

タカタが民事再生を申し立てると報道されています。
ソースはNHK

2年半前、「法的整理に至ってもどこか拾う神はいるでしょう」と書いていましたが、今さら法的整理申立では、事業価値は当時に比べて相当程度失われているでしょう。負債総額は1兆円程度が見込まれるということですが、結局shasaiwatchが警告したとおりの結果になってしまいました。

私的整理をするか法的整理をするかでタカタと債権者との間で攻防があったということですが、まずは私的整理を目指すのが筋といえば筋なのですが、リコール費用を自動車メーカーが肩代わりしている状況ということで、銀行法や私的整理ガイドラインなど関係ない取引先に債権を持ってもらうような状態になると、私的整理は困難です。

通常ならば会社更生で経営陣追放の上、取引先と銀行が役員を送り込み再生の絵を描くのが普通なんでしょうが、DIP型の民事再生を行うということは、主要債権者である自動車メーカーの温情があったということなんでしょう。甘いといえば甘いのですが、それで債権者が納得するのならばやむを得ないでしょう。

スポンサーは中国系の部品メーカーということで、一部では日本の技術が中国にまたという声が聞こえていますが、そこまで言うなら自分で買いにいけばよかったのです。タカタそのものの事業価値は存在しているわけで、要はリコール費用の負担をどうするか、という話でしかないので、トヨタであれホンダであれ「よっしゃ買うたる!」と言えば中国に持っていかれる事態は起きなかったはず。IPOなりトヨタに売ることなりを目的としたハゲタカファンドも国内勢は手が出せず、「カネ余りなのにリスクが取れない金融後進国ニッポン」の実例がまた一つ増えたな、という印象です。

相変わらず社債情報をウォッチすることは出来ていませんが、過去に逝ってしまうのかと書いた企業が逝ったので、久々に更新しました。

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