個人向け社債ウォッチ!

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2009年の個人向け社債市場を振り返る+2010年の展望

2009年の個人向け社債市場はどうだったのか。
データをもとに振り返ってみようと思います。
まず、個人向け社債の発行総額は、2兆5449億3000万円、発行数は同時起債を除くと51本。だいたい毎週1本のペースで個人向け社債が起債された計算になります。

業種別のグラフは以下の通りです。
2009業種別個人向け社債発行額.jpg
発行額の60%以上が銀行債であり、さらにそのほとんどが劣後債です。また、劣後債の中でもMUFG傘下企業で8000億円、SMBC傘下企業で4500億円の起債があり、この2グループで今年の起債額の約半分を占めるという状態です。今年はまさに劣後債の年だったと言っても過言ではないでしょう。

一方起債回数で見ると、SBIホールディングスが10回、マネックス・グループが5回の起債を行っており、ネット証券による起債が目立った年でもあります。ネット証券業界では新規口座の獲得競争が激化しており、オリックス証券とマネックスの合併が発表される等業界再編のニュースも聞かれます。新規口座獲得のため、そして金融危機の中でより低利な資金調達を目指しての起債が行われ、これまで大手証券会社のみに口座を持っていた人が相次いでネット証券に口座開設をするなど個人向け社債業界では熱い話題となりました。

今年は、金利面でも熱い1年でした。金融が目詰まりを起こし、資金調達コストが大暴騰した結果、表面利率が2%を超える社債は合計12本登場。最高金利はソフトバンクの2年5.1%でした。さすがに最近は金融環境が落ち着きを取り戻しており、高金利の起債は減ってきましたが、当時リスクを取ってソフトバンク債を買われた人は高金利で運用できるわ買った社債は値上がりするわで大変いい思いが出来たことでしょう。

さて、平成21年も終わり、平成22年(2010年)の個人向け社債市場の展望に移ります。

金融危機が終了し、残った不況。そしてデフレ。こうした状況下では負債の実質負担が重くなります。キャッシュフロー経営が流行し、手元資金の確保と借入金の早期返済が企業の重点課題になってくるものと思われます。そのため、個人向け社債を起債しようとする企業が減少し、個人向け社債市場は縮小するものと思われます。

一方、中・低格付け企業は依然として金融危機モードのところが多く、銀行の貸出態度が厳しくなる中で個人向け社債の起債に踏み切る企業が出てくる可能性もあります。しかしながら、こうした企業は金融危機の最中に起債してきた中・低格付け企業とは異なり、資金繰りに大きな問題を抱える企業も含まれています。中・低格付け企業の社債を購入するにあたってはこうした企業の収支・財政・資金繰り状況をきっちり観察した上で購入する必要がありそうです。

一方、市場の動向と関係なくネット証券は活発な起債を行ってくるものと思われます。マネックス・SBI以外にも個人向け社債を起債してくる証券会社が出てくるかもしれません。

その他、製薬・IT・人材・造船などの業界で「2010年問題」と言われる問題が発生すると言われています。こうした業界でそれへの対応のため、資金調達をしようとする企業も出てくるでしょう。個人向け社債市場に与える影響は不明ですが、投資家にとっては楽しみです。

平成22年もいい個人向け社債がたくさん起債されますように。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.79円、利率は2.800%となりました。前回更新時に比べ6銭の上昇です。2009年のシティ24回債の終値になります。

・今日、通帳記入をしてきたところ、シティ24回債の利息が確かに振り込まれていることを確認いたしました。発行から1年半が経過し、いよいよシティ24回債も満期まであと半分になりました。無事に償還されることを祈りたいです。

・来年から東証ではアローヘッドというシステムが新たに導入され、売買のスピードが格段に上昇するとか。今後は短期サヤ抜き狙いの個人投資家は駆逐され、超高速取引を行う一部機関投資家のみがサヤ抜きできるようになります。そういうディーラーが市場に流動性を供給するようになれば、株価も少しは賑わうのではないかと思います。

・自民党から離党する参院議員が増えています。以前、参議院の誰かを誘惑して国民・社民を黙らせろという記事を書いたことがありますが、どうやらその通りになりつつあるようで。民主党の政策にあまりいいものはありませんが、少数政党に振り回されて何も決まらないよりはマシだと思います。

・国債発行残高に関する日経の記事を読んでふと気になったこと。日経は2020年ごろに個人金融資産の総額を超えると言っていますが、実際には、家計は株式や社債などを購入しており、実際に国債購入に使えるのは1500兆円のうち1200兆円程度。このままではあと10年もたずに国家破産に至る可能性も。政府資産の売却・政府機関のIPOなどで現金収入を稼がないとアルゼンチンみたいになる可能性もあるかも。

・自分のブログの影響力を知ることができると称するサイトを見つけました。ブログパーツにできるみたいなので、さっそく左下の方に貼り付けてみました。来年は痛いニュースを超えられますようにw

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来年7月から個人向け国債(3年固定)が発売

来年7月に3年固定の個人向け国債が発行されることが分かりました。
ソースは日経

日本国債もいよいよ3年ものが発行されます。今年は低金利のため不人気で大量に売れ残り、問題になった経緯がありましたが、その対策としての3年国債なのでしょう。ロイターでは、さらに短期の国債も個人向けに販売することを検討という報道もされており、個人向け国債の多様化が進んでいくかもしれません。

現状、利付国債で残存期間3年のものは0.22%で取引されています。イオン銀行の定期預金が1年0.70%で、じぶん銀行の定期預金が3ヶ月0.30%であることを考えると、わざわざ買う意味はないです。しかし、この3年固定の個人向け国債は毎月発行される予定であるため、3年ものが多い個人向け社債のベンチマークとして使えるでしょう。この社債は個人向け国債に対するスプレッドがいくらだというふうに比較できるということです。

まあ、多種多様な金融商品が個人投資家に提供されるのは悪いことではありませんので、いいのではないでしょうか。

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来年発行してほしい個人向け社債、結果発表!

先日実施したアンケート「来年発行してほしい個人向け社債は?」の結果がまとまりましたので、結果発表をいたします。

結果発表
総投票数:506票
1位:低格付け企業の普通社債(160票、32%)
2位:ネット証券の短期社債(111票、22%)
3位:銀行の劣後債(108票、21%)
4位:高格付け企業の普通社債(52票、10%)
5位:サムライ債(28票、6%)
6位:CB(転換社債)(24票、5%)
7位:その他の社債(12票、2%)
最下位:電力会社や鉄道会社の社債(11票、2%)


ソフトバンクやオリックスなどの低格付け企業にスプレッドを乗せて起債して欲しいという意見が一番多く、次にネットで買えて短期で比較的金利も高いSBI債・マネックス債などに期待する声が多かったです。逆に、インフラ関連企業の社債は不人気でした。

証券会社の起債担当者でここを見ている人がいたら、是非とも参考にしていただきたいデータです。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.73円、利率は2.840%となりました。先週末に比べ10銭の上昇です。

パソコンの具合の悪いのがまた再発しました。なんとかしないと年末年始ネットなしで生活しなければならず、ネット中毒者であるshasaiwatchにとっては最悪の事態です。アンケートの結果集計や発表もしないといけないし、何より新着の社債情報をお伝えすることができないのが痛いです。

買ってまだ1年と少ししか経ってないのに・・・・

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.63円、利率は2.910%となりました。2日前に比べ8銭の上昇です。

鳩山政権に失望感が漂っています。時事通信の調査では内閣支持率は50%を割り込む水準に落ち込み、政権交代への失望が噴出しています。

財政出動以外で経済成長率を高めるための戦略が欠けており、財政出動についても選挙対策にばら撒くばかりで、予算を浪費しているようにしか見えない(そして、おそらく実際にそうだ)ことが最大の問題なのでしょう。

財政出動によって短期的に需給ギャップを埋めることはできても、長期的に経済成長率が低いままという印象が消えない限り、消費は低迷し、設備投資もなるべく控えようという意識が働きます。財政出動によって収益機会が生まれたとしても、それは短期に過ぎないと皆が考えているため、設備投資の実施ではなく、派遣社員の増員で対応したり、得た利益を消費に回さず貯蓄や借入金の返済に充当するため、1回きりのものになってしまい、財政政策は無効になります。

また、現在の日本では金利は下がるところまで下がっているため、流動性の罠の問題が発生し、金融政策も無効になります。個人向け国債アンケートの結果を見ても、我々が求める金利水準と市場金利が見合っていないことは明白です。

いやはや困ったことになりました。日本経済は財政政策も金融政策も無効なのです。政府が継続的に財政政策を実施していくと公約し、それが国民の間で信じられれば景気もよくなるのでしょうが、日本の借金の水準からみて困難でしょう。

では結局どうすればいいのでしょう?そもそも経済成長はなぜ起きるかといえば、皆が将来は良くなるという期待を持つからです。将来景気が良くなると思えば、設備投資をし、雇用を増やし、将来の活況に備えるでしょう。そうした投資が増えることで、実際に景気がよくなっていくのです。

つまり、日本の将来はよくなると思わせることが、景気回復にとって重要だということです。それは、第一には少子高齢化の阻止であり、財政均衡により国家破産の懸念をなくすことです。また、悪平等主義の教育を改革し、より多くの子どもが才能を開花させられる(それも無償で)ようにすること、高度な技術開発や破壊的イノベーションを推進し、安くよいものを世界市場に売り込めるようにすること、官僚機構を改革し、「早い、安い、うまい」の政府を作ること、衰退産業である農業・建設業への補助をやめて雇用を減らし、成長産業である金融・IT・介護に人材を送り込むこと・・・

こうした問題を、景気とは無関係に一つ一つ取り組んでいくことで、景気回復は達成されます。子ども手当に所得制限を設けるかどうかは景気には影響しません。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.55円、利率は2.960%となりました。先日に比べ1銭の上昇です。

日立のCBがすごいことになってますねwww
投資判断は中立(キリッ とか書いてましたけど、結果的には買った人大勝利!shasaiwatch涙目でした。

まあ、めげずに頑張ります。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.54円、利率は2.970%となりました。先日に比べ変動ありません。

シティが公的資金の完済を発表しました。増資による資金調達と政府保有のシティ株の市場売却によってアメリカ政府がシティの議決権を完全に手放すというものです。また、あわせてサブプライムローンの不良債権処理のプログラムもやめるそうです。シティは完全復活ということになりますね。

シティ債ホルダーからすると、自社株買いをする分純資産が減少するので一概に喜ばしいとは言えないですが、これによってシティが市場の信用を獲得することができれば、むしろ積極的に行うべきです。シティのためにならないとしても、少なくともアメリカ経済や世界経済という観点からは明らかに「良いこと」です。

世界の金融システムのために、世界の大銀行が真っ当な役割を果たしますように。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.54円、利率は2.970%となりました。先週末に比べ1銭の上昇です。

早いものでもう年末ですね。年越えで起債してくるところはあまりないので年始までおあずけですかね。エルピーダが社債発行登録をしましたが今すぐ起債というわけでもなさそうですし、そもそも個人向けに起債してくるかどうかも分かりませんしね。

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【アンケート】来年発行して欲しい個人向け社債は?

2009年は金融危機の中、多種多様な企業が個人向け社債を発行し、大変盛り上がりました。来年もこうあってほしいものです。

そこで、来年発行を期待する個人向け社債についてアンケートを取ります。皆さんが来年買ってみたいと思う社債に投票してください。複数投票は1日1回までです。年末までに結果を発表します。
(アンケートは締め切りました。たくさんの投票大変ありがとうございました。結果はこちら





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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.53円、利率は2.970%となりました。先日に比べ1銭の上昇です。

天皇陛下の政治利用の件。権力を持たない元首である陛下がある程度政治利用されることはやむを得ないと思います。しかし、今回の決定に、日本にとって何の意味があるんでしょう?今回の件は陛下を動かすほどのメリットが日本側にあるとは思えません。

安倍内閣の歴代政権はどれもこれも語るに値しませんが、中でも鳩山政権はひどい。戦略もなく、対策は場当たり的、常に少数政党に振り回され、閣僚の発言も一致しない。新聞の政治面を見ていると最近は胸が悪くなることが多いです。

ブログの趣旨を外れました。社債とシティの話です。

武富士の10%社債、一定の応募があったようで、多少資金繰りがマシになるようです。しかし、依然として予断を許さない状況には変わりありません。

今年の個人向け社債はそろそろ打ち止めかもしれません。年明けあたりにボーナス吸収を狙って面白いのが出てくるかもしれませんね。

シティやAIGの幹部に50万ドルの報酬制限がかけられるようです。ただし、これは現金による報酬で、しかも報酬総額の45%なので、実際にはストックオプションや株式などでまだまだ払えるということです。しかし、会社全体のことを考えれば、安い報酬で沢山の人を雇用した方がいいと思うのですが、どうでしょう?50万ドル出せば日本の銀行界からいくらでも人を引っ張れるわけですし。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.52円、利率は2.980%となりました。先日に比べ1銭の下落です。

亀井バカ大臣が郵貯の金を国債運用から無駄遣いに変えろと言いだし始めました。曰く、介護・福祉分野への基金創設、曰く、地方銀行への資本性資金、曰く、BBB格の社債・・・

我々投資家がそういうところに投資するのは自己責任なので一向に構いませんが、リスク管理能力の低い郵貯がそういうことをやると間違いなく死にます。結局のところ、予算と金づるとしてしか見ていないということです。

非常に不愉快な状況が続く日本ですが、アメリカではシティまでが一部公的資金を返済するとか。社債ホルダーにとってはあまりいいニュースではありませんが、代わりに新株を発行するというのならそれはそれでよしです。公的資金の返済には10年以上かかると思っていました。返済の目処すら立たない日本の公的資金注入行と比べればはるかに素晴らしい銀行と言えるでしょう。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.53円、利率は2.970%となりました。先日に比べ2銭の下落です。

ドル建て日経平均に連動する投資信託で、円建てで投資できるものを探しています。ご存じの方はいらっしゃいませんでしょうか?

それはそうとSBI債、売り切れるまで2日間かかったらしいですね。話題の個人向け社債で新規口座獲得の予定が我々社債愛好家に目を付けられ、一見が買う間もなく買い占められるという構図なのでしょうか?まあ、BBB格の資金調達手段としては金利が安いので、もうしばらくは起債が続くでしょうね。

三井住友銀行の劣後債はかなり売れ行きが悪いとか(ただし日興限定)。そりゃあそうでしょう。数ヶ月前は2%後半で起債されていたのに今は2%を割り込む水準。それを1600億も抱え込んで、なかなか売れないのは当然です。

新生銀行の劣後債、まだ募集しているとか。わずか1000口なので即座に完売かと思っていたのですが・・・買い非推奨とか書いたせいか?でも投資判断は変えない。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.55円、利率は2.960%となりました。先日に比べ1銭の下落です。

鳩山内閣が景気対策や米軍基地問題で連立の足並みが揃わず、物事が前に進まないという事態になってきました。おそらく、来年夏の参院選までこうした状況は続くでしょう。その間、日本経済はどんどん弱っていくというシナリオが見え、ますます社債に投資する正しさを痛感します。

ところで、自民党は最近、存在感が薄いです。立て直しに相当時間がかかっているようで、これでは参院選を乗り越えるのは無理でしょう。

しかし、連立が揺らいでいる今はチャンスです。自民・民主連立を組むとか、閣外協力を申し出るとか、そうしたやり方で民主党に接近すれば、民主党は相当気が楽になるでしょうし、自民党は政権復帰への足がかりになります。民主党に蹴られたとしても自民党にとってプラスです。「協力すると言ったのに蹴ったのはお前だろ」と言える立場になり、有権者へのアピールも出来ます。

とまあ、私が谷垣だったらこうするかなということを適当に書いてみました。自民・民主連立政権も面白いかもしれません。日本オールスターって感じで。

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結果発表!個人向け国債、いくらなら買いたい?

11月の初旬に実施したアンケート「5年固定の個人向け社債、いくらなら買いたい?」の結果がまとまりましたので、結果発表を行います!

結果発表
総投票数:620票
1位:2.00%以上なら(230票、37%)
2位:1.60%以上なら(84票、14%)
3位:1.00%以上なら(71票、11%)
4位:絶対買いたくない(65票、10%)
5位:1.40%以上なら(57票、9%)
6位:1.80%以上なら(56票、9%)
7位:1.20%以上なら(47票、8%)
8位:0.80%以上なら(7票、1%)
9位:0.60%以上なら(3票、0%)
最下位:0.40%以上なら(0票、0%)

アンケートの結果を分析するに、2%の金利には我慢できないジョンブルな方が多いという印象でした。そんな英国紳士な方に2009年冬の個人向け国債が出ました!利率は5年固定で0.44%・・・

この投票結果から察するに、相当の売れ残りが出るものと予想されます。ていうか誰も買いませんね。しかし、イギリスの政策金利にしても0.50%しかなく、現地のジョンブルも寒い思いをしている模様。政府にはなんとしてでも経済成長率を回復させ、我々においしい金利を提供してほしいものです。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.56円、利率は2.950%となりました。先週末に比べ3銭の下落です。

クウェートの政府系ファンドがシティ株を売って11億ドルの利益を上げたとか。投資したのが30億ドルですから、1年程度で40%近い収益率を出したことになります。劣後債ブームに乗っかってお宝劣後債を獲得した方は多いと思われますが、これはさすがに羨ましいですね。

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三井住友銀行の個人向け劣後債条件決定1.83%

三井住友銀行が発行する個人向け社債(劣後特約付)の利率が決定しました。1.83%です。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:8年(3年経過後、繰上償還の可能性あり)
金利条件:1.83%
発行総額:3200億円
社債額面:100万円
募集期間:平成21年12月7日~平成21年12月28日
格付け:A

証券会社別の割り当ては、日興コーディアル証券1600億円、SMBCフレンド証券800億円、大和証券500億円、野村証券300億円です。また、三井住友銀行の窓口でも購入できます(SMBCフレンド証券の委託という形です)。購入は、これらの証券会社で行うことになります。

なんという起債規模・・・今年2番目の巨額起債です。金利条件は(不満が残るものの)まともで、銀行の窓口販売も行う。日興コーディアル証券以外での購入は難しいかもしれません。しかし、これだけの大規模起債を日興が半分引き受けていることや、過去記事のコメント欄にありましたように見送りの方もいらっしゃることから、日興で購入するのならば瞬間蒸発するということもないでしょう。

社債初心者の方も多く買われると思いますので、劣後債について説明した記事を紹介しておきます。初心者の方は読んだ上で判断されることをお勧めします。
劣後債・劣後特約ってなに?
個人向け劣後債がコールされない条件とは

なお、投資判断は買い推奨です。三井住友銀行の信用力は高く、返済猶予法案の中身や今後の日本の景況、中核的自己資本比率問題などを踏まえても、同行が経営破綻に至る可能性は低く、社債が償還されないということはないと思います。また、3年ものの社債としては金融危機の終了後としてはまあまあの利率であり、リスクに対するリターンという観点から見ればよい金融商品なのではないかと思います。

こうした前提を踏まえた上でのリスクとしては、日本政府が破綻し、ハイパーインフレが発生すること、日本経済が急回復し、新興国並みの経済成長率になって金利が急上昇することなどがリスクです。いずれも3年以内に起こることはないでしょう。なお、投資は自己責任でお願いいたします。

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【第10回】SBIホールディングスが個人向け社債発行!

SBIホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはSBI証券

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.90%
発行総額:100億円
社債額面:1万円(10万円以上1万円単位)
募集期間:平成21年12月7日~平成21年12月17日
格付け:BBB

またしてもSBI債です。個人向け社債の人気を受けて新規口座獲得のため個人向け社債を発行しているSBIですが、間隔が非常に狭くなっています。ボーナス資金を目当てにしたものと思われますが、ボーナスまで残っているかどうか・・・

投資判断は買い推奨とします。ネット証券界には終わりの見えない手数料引き下げ競争が行われているというマイナス材料はあるものの、財務内容は比較的健全であり、引き下げ競争によって1年で倒産ということはないでしょう。

購入は、SBI証券のみで可能です。毎回消化の速い社債なので、早めの申し込みをお勧めします。


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東北電力が個人向け社債発行!利率0.50%

東北電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.50%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成21年12月7日~平成21年12月24日
格付け:AA+

三菱UFJのネット定期と同条件ですかーーーーー!!!!!
投資判断は買い非推奨
とします。確かに市場実勢並みですし対国債スプレッドもあります。しかし、昨今の低金利下、電力会社が個人向けに社債を出す意味が分からないです。なんで起債してるんでしょうね?

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.59円、利率は2.930%となりました。先日に比べ変動ありません。

バンカメが公的資金を全額返済するとのことで、シティが危機感を持っているようです。アメリカで最も脆弱な金融機関だと思われるのが嫌だとか。

でもしょうがないですよね。高リスクの金融商品に投資して失敗したところで誰も同情はしません。りそな銀行のように不名誉な評判を抱えながら一歩一歩進んでいくしかないでしょう。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.59円、利率は2.930%となりました。先日に比べ変動ありません。

今日、東京電力が機関投資家向けに社債を起債しました。期間20年、利率は2.114%とのことでしたが、投資単位が100万円。個人向けに売ってもいいんじゃない?と思いました。今日は起債ラッシュで他にも資生堂、三菱重工、伊藤忠などの有名企業が次々に起債を行っています。しかし残念なことに全て機関投資家向けです。

貯蓄から投資へ個人投資家が移行するにあたって、社債は非常に有力な金融商品です。利益が少ない代わりに株式よりも値動きが少なく、損失を被るリスクも低いほか、仕組みが単純なので定期預金以外の投資をしたことがない人にとって非常になじみやすい商品です。

こうした企業が社債による資金調達の主力を個人向け社債に移してくれば、日本の投資環境も大きく変わるのではないかと思います。

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マネックスが個人向け社債発行!

マネックス・グループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.20%
発行総額:30億円
社債額面:1万円
募集期間:平成21年12月3日~平成21年12月21日
格付け:BBB+

毎度おなじみマネックス証券のマネックス債です。マネックス証券のみでの取り扱いになります。

かつて、個人向け短期社債投資の王者だったマネックスですが、最近勢いが明らかに弱っています。少し前までは3ヶ月1.00%を掲げていたはずですが、徐々に長い期間のものを出すようになり、1年物のみになりという有様。金融緩和の影響か、マネックスは社債を出すのに消極的になったようです。利率で見ればほぼ同格付けのSBI債がはるかにいいし。

かつての3ヶ月もののような勢いはありません。投資判断は中立とします。SBIという競争相手がいることを考えると、SBI証券に口座開設してSBI債を待った方がいいでしょう。しかし、マネックス債には依然としてお勧めの点もあります。定期預金で1年1.20%を超える金利はSBJ銀行しかありませんが、SBJの枠がいっぱいの人、韓国系の銀行に預金するのは不安な人などにお勧めのほか、1万円から買えるので少し余った資金を入れておくのにはいいと思います。また、既にSBI債を大量に買って少し不安になっている方は、リスクヘッジで購入されてもいいかもしれません。

マネックス・グループはこれに満足することなく、もっと短期の社債を出して我々個人投資家を驚かせてほしいです。期待しています。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.59円、利率は2.930%となりました。先日に比べ9銭の上昇です。

昨日1日で1800名以上の方が延べ2500回以上、当ブログを閲覧されました。おかげさまでシーサー人気ブログランキングのベスト100入りをいたしました(ただし、瞬間最大風速で)。

ソフトバンク祭りを上回る訪問者数に大変驚いております。今後も頑張って更新を続けてまいりますので、引き続きお引き立てよろしくお願いいたします。

ところで、今日の日経に以前話題にしたことがあるミュージックセキュリティーズが、サッカーチームの東京ヴェルディを支援するためのファンドを組成したとか。こういう取り組みは大好きです。ぜひ応援したい。今後、日本を変えていくのはこうした投資会社だと思います。サッカーだけでなく、野球界も独立リーグが資金難で運営できないという球団がありますし、金融界にとっては今後の成長分野になるでしょう。

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三井住友銀行が個人向け劣後債発行!

三井住友銀行が個人向け社債(劣後特約付き)を発行することが分かりました。
ソースはロイター(赤い彗星さん情報提供ありがとうございます!)

発行要項
償還期限:8年(3年経過後、繰上償還の可能性あり)
金利条件:1.35%~2.35%(12月4日決定)
発行総額:未定(12月4日決定)
社債額面:100万円
募集期間:平成21年12月5日~平成21年12月28日
格付け:A

期間8年の社債ですが、発行日が12月29日で償還日が平成30年1月10日ですので、わずかに8年を超える社債ですね。メガバンクの劣後債は久しぶりのような気がしますが、実は2か月前にみずほ銀行が発行していたんですね。あの時は確か某バカ大臣がモラトリアムを実施するとか発言して銀行に信用不安が起こっていた時でした。

その後、返済猶予法案として骨抜きにされて今般、国会で可決されました。銀行の業績に下押し圧力がかかるのは間違いないでしょうが、某バカ大臣の発言直後のような社会的混乱が起きずに済んだのは不幸中の幸いというべきでしょう。

投資判断は買い推奨です。確かに、年利2%を切る劣後債というのは魅力が低いですが、金融危機が去り、不況とデフレの真っただ中にいる今、やむを得ないのかもしれません。そもそもこの条件を上回る社債が今後続々出るのかというと不透明です。A格で1.85%なら、まあいいんじゃないの?と思います。

なお、購入方法は各種証券会社まで。日興コーディアル証券、大和証券、SMBCフレンド証券、野村証券での取り扱いのほか、三井住友銀行で窓口販売もやるみたいです。

後日追記
条件決定しました。詳細はこちら

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北海道電力が個人向け社債発行!

北海道電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.38%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成21年12月2日~平成21年12月25日
格付け:AA+

これはないわwwwwww
今や高金利金融機関の影もないイーバンクの方がまだマシ。住友信託銀行のキャンペーン金利にすら負けてる状況です。

投資判断は買い非推奨です。金利水準に旨みがなさすぎる。

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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は99.50円、利率は2.990%となりました。先日に比べ15銭の下落です。

日銀が金融緩和を発表しましたが、市場の反応は限定的でした。shasaiwatchは日本は流動性の罠の中にあると思っていますので、金融政策をするのではなく、さっさと政府紙幣を発行してガンガン金を使ってガンガン需要を作れという意見です。金融を引き締める必要はないと思いますけどね・・・

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