個人向け社債ウォッチ!

個人向け社債の起債情報をウォッチするブログ。個人向け社債の購入方法に関する記事や個人向け社債のランキング、個人向け社債の利率などの記事。初心者歓迎。3年物の個人向け国債の金利推移もウォッチ

日銀がトリプルB格の社債を買うことを決定

日銀が金融緩和の一環として、トリプルB格の社債を買い入れることを決定しました。

他の社債と合わせて総額5000億円らしいですが、これにどういう意味があるのか甚だ疑問です。金融危機で誰もが相互不信に陥っている時ならばこういう方法も有効だったかもしれません。しかし、今社債市場は完全な運用難に陥っており、「もうちょっとまともな社債はないの?」とどの投資家も思っています。

こうした中で一層のスプレッド縮小を促す政策を取れば、ますます運用難となります。投資家は到底割に合わない社債を仕方なしに買う事となり、ハイパーインフレが起きないことを祈り続けることになるでしょう。

そもそも現在日本の景気が悪いのは、投資に値する事業や需要がないことが問題です。これへの対応は事業を興しやすくするための規制緩和と需要を喚起するための補助金です。こと、少子高齢化が進む中、子育て支援関連の規制緩和と補助金は喫緊の課題です。若年層失業者の雇用のため、最低賃金も下げる必要がありますし、ブラック企業排除のため労基署の人員も増やす必要があります。

こうしたことをしないでいて、そもそもゼロ近辺の金利をちょこっといじくるだけで景気が回復すると思うのは、思考をサボっていると言われてもしょうがないです。

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いい社債が出ないから高配当株でもと思ったけどやめた

いい社債が出ないので、高配当株でも探そうかと思ったのですが、実際に調べてみると高配当株の多くは日経平均のパフォーマンスを下回っており、投資するにはちょっと再検討を要することが分かりました。

まずはこのグラフを見てください。(クリックで拡大)
20101027.jpg

かなり見づらいと思いますが、リーマン・ショック直後(2008年9月末)の株価を100とした時、対象企業の株価がいくらになったかを示したものです。対象企業はJCRが投資適格級以上に格付けしている企業で、昨日の終値の時点で配当利回りが4.5%以上ある企業です。ベンチマークとして、日経平均とドル/円を示してあります。

結果はご覧の有様で、リーマン・ショック後に日経平均を大きく上回るパフォーマンスを見せたのは1社のみでした。配当が4.5%以上あったとしても、それ以上に値下がりしては意味がありません。銘柄選びの難しさを思い知らされた次第です。

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個人向け社債バブルは崩壊か?

バンカメが富裕層向け社債の発行を50億円から25億円に減らしてきました。きっと不人気なんでしょう。RBSも215億円を捌くのに苦労しているようです。RBSも今日が申し込み最終日ですが、いまだに売れ残っている様子です。心の底から悲しくなるニュースです。次に個人向け社債ブームが来るのはシティ債や都銀の劣後債が大量償還される頃でしょうか。

しかしどこの証券会社もネットで社債を売らないですね。ネットで売ればSBIのようにいくらでも売れるのに。ネットで売るという方法があるのにも関わらず対面販売に固執して売れ残りを出すのでは本末転倒です。各社とも、もっとネットで金融商品を売るという方法を知ってほしいです。

まあ、とはいえ最近オリックスやソフトバンクまでが低利で個人向け社債を発行する等、バブルの様相を呈していたのは事実です。ここはいったん冷却期間と考えた方がいいのではないでしょうか。

話は全く変わりますが、ドミノピザでネット注文すると、配達されるまでの様子をショー仕立てで教えてくれるんですね。見ていて結構楽しかったです。ピザを注文すると配達のバイト君の雇用が生まれ、日本経済がそれだけ活性化します。たまには宅配ピザもいいですよ。

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中国人が日本の水源を買ってるからって騒ぐ奴は貧乏人

政府が「外国人土地法」の活用を視野に入れていることが報道されました。

政府が想定しているのは、尖閣諸島や対馬だと思います。国境線近くで外国人による土地所有が制限されるのは全く当たり前のことで、問題視する必要はありません。むしろ、さっさとやるべきです。

しかし、これとは別に、中国人が水資源を買い漁っている問題についても、この法律や森林法などの他の法律を絡めて制限しようとする動きについては警戒が必要です。

そもそも外国からの資本を呼び込める体制を作るというのは日本の喫緊の課題であり、そのために法人減税や規制緩和が必要になっているわけです。本来は、製造業やサービス業で参入してほしかったのでしょうが、実際に外国人、特に中国人が欲しかったものは、外貨準備の米国債依存を下げ、かつ安全で値上がりしそうな日本国債だったり、中国国内で逼迫する水資源だったりしたというわけです。もっとも、日本国債は既に売却しているらしいですが。

話は飛びますが、移民政策についてもこうなることが予想されます。日本にとって都合のいい人材を呼び込もうとして移民政策を始めると、日本に来ると都合のいい連中が大挙して押しかけ、本来の目的は達せられないまま人種・民族問題だけが発生するということになるでしょう。

閑話休題、中国人の水資源買いについてですが、外国から投資を呼び込み、水源地というこれまで誰も見向きもしなかった銘柄が買われている。全く日本にとって理想の状況じゃないですか。日本人の水資源は実際には利根川や琵琶湖といった大規模な水源に依存しているわけで、森の中の小さな泉を買われたところで日本人の飲む水がなくなるということは想定できません。

この問題には差別意識があるように思います。同じことをダノン(エビアン・ボルヴィック)やネスレ(ヴィッテル)がやったとしても問題にすらならないでしょう。フランス人やスイス人ってそんなに信用できたっけ。

結局、日本人が金を出して守るしかないと思います。自分で金を出して商売にするという意思のない日本人に水資源を守るなどという権利はありません。中国人が、日本人を干上がらせるのには小さすぎる水資源を買うからには、必ずこれを商売にしようとするはずで、中国人に出来る商売が日本人に出来ないとは思いません。連中が何をしようとしているのかを見極め、ジャパンマネーで水源を買い付け、対抗して商売するべきです。

森を守る、水源を守るという運動は実際に投資の世界でも動きがあり、ミュージックセキュリティーズでも「共有林ファンド」や「日本酒ファンド」の形で発売されています。1口50,000円で買えるわけですし、日本のための投資を考えてもいいのではないでしょうか。

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山口フィナンシャルグループの個人向け社債金利決定0.45%

山口フィナンシャルグループが発行する個人向け社債の利率が決まりました。0.45%です。
ソースはEDINET
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.45%
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年10月18日~平成22年11月10日
格付け:A

買えというのか

正直、買うと言う人の気が知れません。新生銀行の2週間0.35%定期にずーっと入れて複利運用した場合、投資額が預金保険の限度額の1,000万円として30,000円も差が付きません。わざわざシングルA格のリスクを取って突っ込むほどの社債でしょうか。九州進出で当面、激烈な競争環境に置かれることが見込まれるのに。投資判断は買い非推奨です。

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合法オンラインカジノ「外為LaLaLa」

我々社債投資家というのは常に長期投資を念頭におき、その金融商品の本源的な価値を見極め、低リスクで割安な金融商品を買って割高な金融商品を売るというスタンスを崩しません。しかし、最近発売される金融商品は、FXだのeワラントだのCFDだのと、少ない資金でレバレッジをかけさせて高速で回転売買させ、手数料を剥ぎ取ろうという商品ばかりです。当然、投資スタンスは短期・高リスクとなり、到底我々から見て買うに値する商品とは言えないものばかりです。

そのような風潮を極限まで高めたようなものが出ました。クリック証券傘下のフォレックス・トレードが先月発売した新商品「外為LaLaLa」です。敢えてリンクは張りません。

商品の概要は、まず「締切の30分後の為替レート」を予想し、そのレンジに100円~10万円を賭けます。レンジの人気によってオッズが決まり、当たれば投資金額×オッズの金額が手に入るというものです。人気薄のレンジを狙って当たれば高額配当が得られる可能性もあります。そのかわり社長、ウチはなんぼ大穴がきても配当の上限は15,000円でっせ(by ナニワ金融道)。

よくこんなものが金融商品として認められたものです。完全に賭博です。オプション取引を利用した金融商品と称していますが、どこがどうオプションなのでしょう。天候デリバティブと同種のものと主張する気でしょうか。これが認められるならば、野球賭博も認められるべきです。阪神タイガースの勝敗はドル/円以上に関西地方の景気を左右しますから、それをヘッジするオプション取引があってもいいはずです。当然、それは阪神タイガースの勝敗を予想するものになるはずです。天候デリバティブならぬ、阪神デリバティブです。こんなものが認められるなら、shasaiwatchが胴元として参入したいです。

賭博というのは文明発祥以来あるものですが、それにより破滅する人もいます。それゆえ文明社会では完全にではなくとも、ある程度政府によって規制されるべきものです。フォレックス・トレードの社長は鬼頭弘泰なる人物らしいですが、イグノーベル経済学賞は彼にこそ与えられるべきであって、大銀行の重役連中に退職前の名誉賞的に与えられるものではありません。

また、賭博と投機は本来、その境目が曖昧なもので、さらに金融商品取引法上認められている投機であれば法律上、賭博とはなりませんが、社会通念から見て現在、外為LaLaLaは賭博だとshasaiwatchは考えます。クリック証券は、シェアーズのようないいサービスも提供しているだけに残念です。

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エルピーダメモリが転換社債発行!

エルピーダメモリがCB(無担保転換社債型新株予約権付社債)を発行することが分かりました。
ソースはEDINET


償還期限:5年
金利条件:0.5%
発行総額:600億円
社債額面:100万円
発行価格:102.5円
募集期間:平成22年10月22日~平成22年10月25日
格付け:BBB
転換価額:10月19日~21日の間に決定
アップ率:29%~34%
その他:130%コールオプション条項のほか、多数の財務制限条項あり。

結構細かく書いていたら途中で消えてしまい、茫然自失しています。簡単にいきます。

エルピーダメモリは株価のボラが非常に高く、5年の間には利益を得るに十分な株価上昇を達成する瞬間があるかと思われます。そういう意味ではいいのですが、いかんせん心臓に悪い社債です。エルピーダの業績はDRAMの相場に依存しており、DRAMが上がればエルピーダが儲かるという相関関係があります。そして、DRAMは短期間で乱高下しやすく、エルピーダの業績は常に不安定です。

となれば、ガッチリ財務基盤を固めて強い企業にしておかないと、ちょっと経済変動があるとすぐ倒産の危機に見舞われるというわけですが、売上よりもリース債務を含めた有利子負債の方が多いというエルピーダの財務内容はどうみても異常です。公的資金が入るのもむべなるかなです。

また、足元のDRAM価格が下がり気味で推移してきているのも気になります。スマートフォンがブームで半導体業界にとっては追い風でしたが、今後しばらく半導体を大量に消費する商品が出る見通しがありませんし、しばらくエルピーダにとって外部環境はよくありません。となると、3ヶ月間で1700億円を売り上げ復調をアピールしているエルピーダですが、今後、今の売り上げが維持できるかとなると疑問符がつくという次第です。

エルピーダは国策企業でもあります。半導体技術をサムソンなどに独占させるわけにはいきません。前回、公的資金が入ったのもそういう理由が多分にあったわけで、その意味でエルピーダメモリという会社そのものは続いていく可能性が高いです。しかし、我々社債権者もその権利を保持できるかというとそれは確定的ではありません。JALのように国策会社であっても、法的整理によって債権者や株主を泣かせながら事業を継続するというシナリオは十分ありえます。

投資判断は買い非推奨とします。この社債が無事償還されたり、転換して利益を得たりということが出来ると判断されるのであれば、エルピーダの株を直接買った方がいいのではないでしょうか。アップ率なんてものもありませんし、利益維持条項だの、担保制限条項だの、特定資産留保条項だのといった面倒なものに関わる必要もありません。手数料も安いですしね。

主幹事は大和証券で、野村・日興・三菱・みずほの各証券会社でも購入できるようです。

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山口フィナンシャルグループが個人向け社債発行!

山口フィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.30%~0.60%
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年10月18日~平成22年11月10日
格付け:A

ごめん、さすがに意味が分からない

日銀のゼロ金利政策で起債しやすい環境になってきたのは理解できます。それを受けて機関・個人向けともに社債をどんどん発行していこうというそういう気持ちも分かります。ですが、機関投資家に比べ個人投資家は流動性の罠を認識しやすい一方、信用リスクに鈍感で、金利の絶対水準に反応する傾向があります。まあ、そんなことはわざわざここで指摘するまでもないことなのですが、そのうえでこの金利かと。新生銀行の2週間0.35%定期から金を引き出してきて買い付けるほどの価値があるのかと。

高格付け債なら多少は許された部分があったかもしれません。しかし、山口FGは一地銀に過ぎません。信用力も決して高いとは言えません。つくづく首をひねる社債です。投資判断は当然、買い非推奨です。しかもこの社債、東海東京証券が主幹事だとか。販売は山口銀行ともみじ銀行でもやる予定だとか。東海東京証券はこの社債が売れ残ったらそれを引き受ける義務があります。決して大手とは言えない東海東京証券がこれだけのクズ社債を抱え込んだら、今度は東海東京証券自体が危なくなるかもしれません。別の意味で注目すべき社債です。

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バークレイズ銀行が個人向け社債発行!

バークレイズ・バンク・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.70%
発行総額:70億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年10月13日~平成22年10月28日
格付け:AA-

バンカメ、RBS、そしてバークレイズと何やらサムライ債祭りが開催されている様子です。円の先安観が強いのでしょうか、それとも金利の先高観が強いのでしょうか。外銀がサムライ債を発行して円を調達し、それを海外市場で運用するわけですから、これは一種の円キャリー取引なのかもしれません。そうだとすると、日銀のゼロ金利政策は回りまわってサムライ債発行市場に影響を与えたというわけです。

それはさておきバークレイズ債ですが、三井住友銀行とSMBCフレンド証券が独占販売です。購入は三井住友の店舗でどうぞ。AA-格でこの金利は思いっきり突っ込んでもいい水準だと思います。投資判断は買い推奨です。前回起債時に1.00%だった金利が今回3割引されているのはやや納得がいきませんが、近鉄より信用力が高くて近鉄と同じ利率(年限は違うが)というのは魅力です。

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RBSの個人向け社債詳細条件決定当初金利1.50%

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシーが発行する個人向け社債の詳細条件が決定しました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.50%
発行総額:215億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年10月8日~平成22年10月26日
格付け:A+(発行体格付け)
その他:毎年金利がステップアップする。
    期限前償還される可能性あり

発行増額をしてきました。かなりの需要があった模様です。金利も高めに決まり、我々個人投資家にとっては大変うれしい社債になりました。公的資金を注入されているため、一般の銀行債に比べ信用力が低く、その分我々に良い社債が回ってくるという次第です。そもそも、りそなにせよシティにせよ、公的資金を大量に突っ込んだ銀行はなんだかんだ言って回っていく可能性が高いわけで、さらに言えばその公的資金をパーにしてでも大銀行を潰しましょうという選択は政治的に非常に困難な政策です。また、RBSの収益力は回復傾向にあり、なんだかんだ言って最終的に返済してくるだろうなあと予想されるわけです。機関投資家向けにも発行されるというのも心強いです。ほら、別にだからといって何かリスクが減るわけじゃないんですが、道連れで死んでくれる人がいるのは安心ですよねw

以上から、投資判断は買い推奨です。日興コーディアル証券が独占販売します。

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近畿日本鉄道の個人向け社債金利決定0.70%

近畿日本鉄道が発行する個人向け社債の利率が決まりました。0.70%です。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.70%
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年10月8日~平成22年10月22日
格付け:BBB

仮条件の下限に近い条件で起債してきました。最近近鉄はこういう起債が多い気がします。確かに金利は下がってきていますし、鉄道債にデフォルトのリスクが低いことは認めます。しかし、ここまで値切られて買う気になるでしょうか?ましてや、同日付で外銀2行が起債です。

投資判断は中立に修正します。鉄道債の中では魅力ある社債かもしれませんが、起債発表後、条件決定までの金利の変化に非常に敏感に反応する(しかも下方に)という態度が気に入らないです。

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今月の個人向け3年国債の利率

201010.jpg
今月の個人向け3年国債の金利は0.12%となりました。先月に比べ0.01%の上昇です。

野村MMFの運用利回りが低下する中、個人向け国債の利率が上昇しました。また本日、日銀が無担保コール翌日物のレートを0%~0.1%とする金融緩和を実施し、あわせて資産買い取り基金を創設することを発表したため、長期金利が低下しており、その意味でも「絶好の買い場」となっています。おそらく次回、このレートで募集されることはないでしょう。個人向け国債への投資を検討されている方は、今月を逃さず申し込むべきです。

ただ、急ぐ必要はありません。どうせ売れ残るし

銀行の定期預金で3年0.5%を超える金利をつけるところがいくらでもある中、わざわざ0.12%の金利の債券に投資しようという発想にはなかなかならないと思います。日本振興銀行で痛い目に遭ったり、怖い目に遭ったりして銀行不信症になった方などには向いていると思いますが・・・

気になるのはRBSの社債です。200億に増枠されましたが、追加金融緩和で金利低下となれば、ますます品薄・大人気となり、shasaiwatchのようなゴミ投資家までまわってくるかどうか・・・

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RBSが個人向け社債発行!

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET(青線さん情報提供ありがとうございます!)

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.10%~1.70%(10月6日条件決定)
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年10月8日~平成22年10月26日
格付け:A+(発行体格付け)
その他:毎年金利がステップアップする。
    期限前償還される可能性あり

RBSがサムライ債発行です。最近、外資系金融機関はこうしたステップアップ債を発行することが多くなりました。どうしてなんでしょうね。これ以上外資系金融機関の個人向け社債による調達金利が下がるとは思えませんので、金利上昇への警戒感があるのでしょうか。今のまま放漫財政を続けてもあと5年程度は日本国債の信用力は保たれる計算なので、5年債にステップアップ条項を付ける意味が分かりません。

サムライ債の場合、発行体の信用情報を自分で探して理解する必要があるのが問題点ですが、RBSはその点、日本語でアニュアルレポートを公開しており、見るのに面倒がありません。他の金融機関はというと、例えばシティは24回債発行当時、英語でしか決算内容を公開していなかったため、shasaiwatchのようなグローバル時代の次世代ビジネスリーダーにとっては決算書を読むこと自体が大変でした。

さて、肝心のRBSですが、財務内容はそこそこ良好で、前回の決算は赤字でしたが、直近は黒字転換しているようで、自己資本比率も充実しています。そして何より、大株主が英国政府www リーマンショックの際、英国政府が200億ポンドの公的資金を注入し、完全に王立になってしまった銀行です。さながら公的資金注入後のりそな銀行というべきでしょうか。

まあ、英国政府がそういう意思を示しているのなら、投資判断は買い推奨でいいのではないでしょうか。利率も結構いいですし、SBI債に片寄った資産をリバランスする意味でもいいと思います。期限前償還条項が気になりますが、期限前償還されない事態の方がまずい事態であり、それほど気にする必要もないのかなと。

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