個人向け社債ウォッチ!

個人向け社債の起債情報をウォッチするブログ。個人向け社債の購入方法に関する記事や個人向け社債のランキング、個人向け社債の利率などの記事。初心者歓迎。3年物の個人向け国債の金利推移もウォッチ

安全で消費者物価指数よりも金利が高ければどんな社債も「買い」か?

我々個人投資家が個人向け社債に投資する理由の一つとして、「物価上昇に勝つ運用をする」というものがあると思います。しかし、現在は大変なデフレが続いているわけで、ひょっとすると北海道電力債九州電力債のような低金利の社債ですら、ガンガン買い込むのが正解なのかもしれません。

しかし、実際にはそんなことはなく、「こんな社債誰が買うんだ」という状態です。もちろん、他にいい社債があるからとか、社債だけじゃなく株とかFXという投資手段もあるからとか理由はあるのでしょうが、例えば社債ならば最近SBI債はどこへ消えたのかという有様、現在募集中の社債もサムライ債を除くと電力債しかない有様、株価も1万円を超えて当面は達成感が漂う状態です。理由は他にもあるんじゃないか?と思います。

そんなことを考えていたところ、消費者物価指数の最新データが出ーたとの新聞記事。データを見るとつい分析してみたくなるのが人情、指数を読み込んでみたところ、面白いことが分かりました。

平成22年10月の消費者物価指数は、前年同月比自体はプラス0.2%なのですが、生鮮野菜が29.4%の上昇、生鮮果物が24.0%の上昇でした。また、電気とガス以外の光熱費と増税されたタバコが1割以上の上昇です。

また、下落の方を見ると、パソコンなどの「教養娯楽用耐久財」が大幅下落、高校無償化の影響で「授業料等」も下落、「家庭用耐久財」も大きく下落しています。食品関連では穀類、肉類、調味料、飲料などが下落しています。そういえば最近、コンビニでも500mlで125円のペットボトル飲料が常態化してきているような気がします。この負担の増減が実感としてのインフレ率なので、どんな家族構成でどんな消費をしているのか、どんな消費を好むのかによっても、それに対応した投資判断が必要なのではないでしょうか

例えば、高校生がいて、喫煙者がおらず、家族みんなが野菜嫌いで家族全員にパソコンがあり、家がオール電化なんて家はそれこそ、九州電力どころか個人向け国債でもいいかもしれません。しかし、果物好きで、喫煙者で、冬は灯油ストーブを炊きながら鍋料理なんてことを考える人にとって現状はここしばらくなかったぐらいの悪性インフレです。こういう人にとってはそもそも社債投資自体がお勧めできません。挙句、こういう人がデフレ傾向が続く飲料メーカーに勤めていたりするともう目も当てられません。

だらだらと書いてきましたが、要は肉食え、肉自分の生活習慣も見極めた上で投資対象を決めるってのも悪くないですよね、消費者物価指数のデータって眺めてると萌えるよね、電力債ってなんで個人向けに起債するのか分かんないよねって話です。

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九州電力が個人向け社債発行!

九州電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.35%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成22年11月29日~平成22年12月14日
格付け:AAA

この社債も投資判断は買い非推奨です。特に書くこともありませんが、デフレが続く中でなぜわずかながらでも金利のつく社債を誰も買いたがらないのかについてふと思うことがありましたので、別途記事を書きます。

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北海道電力が個人向け社債発行!

北海道電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.35%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成22年11月29日~平成22年12月22日
格付け:AA+

北海道電力が起債です。個人向け社債の起債は久しぶりのはずですが、金利が低すぎて買う価値はありません。当然のことながら投資判断は買い非推奨です。定期の方がマシです。

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ミュージックセキュリティーズの案件に投資してみた

これまで、何度か採り上げていたミュージックセキュリティーズですが、先日、そのミュージックセキュリティーズで販売されていたEssence of life ~THE BLUE HEARTS Cover~に1口だけ出資してみました。償還は1年ほど先になります。

このファンド、要はブルーハーツのカバーのCDの売り上げを分配する証券化商品です。なぜこれに出資したかというと、ブルーハーツのファンだったからという理由が一番なのですが、証券化商品のファンドというものがどのように運用され、その実態がどうなのかを知りたいというのも実際に投資してみた理由です。

購入方法は、ミュージックセキュリティーズに登録して、買いたいファンドを選んで、送金して、本人確認が完了すれば終了です。免許証をケータイやデジカメで撮影して送付すれば本人確認が完了するという簡単さに少し驚き。そして、受付完了のメールが届き、運用開始です。

そして1ヶ月、ファンドの説明の中に「CDはヴィレッジヴァンガードとかで販売するよ」と書いていたので、先日、近所のビレバンに行ってきたところ・・・

ありませんでした

essence of lifeの他のアルバムはあったのに、このCDだけありませんでした・・・

あまりにも売れなくてもう店頭から外されたのでしょうか。それともバカ売れして店頭で品薄なのでしょうか。後者はまずありえないので前者なのでしょうが、ビレバン近くのCD屋にもありませんでした。せめてワゴンセールの対象ぐらいにはなってほしかったものです。

とはいえ、さすがにアマゾンには在庫とレビューがあったので、1枚も売れていないということはないようです。前途多難なファンドですが、頑張ってほしいものです。

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バンカメが富裕層向け社債発行!

バンク・オブ・アメリカが富裕層向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET(w3priceさん情報提供ありがとうございます)

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.50%~1.50%(12月15日条件決定)
発行総額:50億円
社債額面:1000万円以上、100万円単位
募集期間:平成22年12月17日~平成22年12月20日
格付け:A(発行体格付け)
その他:毎年金利がステップアップする。
    期限前償還される可能性あり

完全に見落としていましたが、バンカメ恒例の富裕層向け社債です。三菱UFJメリルリンチPB証券と西日本シティ銀行で購入できますが、実質上、三菱UFJメリルリンチPB証券と取引のある富裕層のみを対象としています。

条件としては前回起債時と変わらずで、投資判断は買い推奨です。貧乏人お断りなのでshasaiwatchは買いません(買えません)が、昨今の金利情勢から見て非常に有利な商品と判断します。しかしながら、前回発行時は売れ行きが悪く発行を減額したりしています。富裕層の買い余力がなくなってきているんでしょう。富裕層限定の枠を取っ払えばいくらでも消化できると思うのですが・・・

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バークレイズ・バンク・ピーエルシーが個人向け社債発行!

バークレイズ・バンク・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.75%
発行総額:200億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年11月24日~平成22年12月9日
格付け:AA-

日経平均が1万円を突破しましたが、そんなことに踊らされてはいけません。むしろ、長期金利が急騰し、個人向け社債発行へのムードが高まっていることに注目すべきです。

さて、バークレイズが起債です。前回、0.70%という超低利で起債していましたが、今回は若干金利を上げてきました。この金利水準がそもそも長期金利の動きからいって妥当なのかという点については疑問が残りますが、現状、AA-格でこれだけの金利を提示するところがどこにあるでしょう?金利は安いですが、現状他に目ぼしい社債もありません。少額購入でお茶を濁すといったところでしょうか。

投資判断は買い推奨です。三井住友銀行またはSMBCフレンド証券で購入できます。

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東北電力の個人向け社債金利決定0.44%

東北電力が発行する個人向け社債の金利が決まりました。0.44%です。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.44%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成22年11月19日~平成22年12月8日
格付け:AA+

前回の四国電力債の金利があまりにも残念な結果だったので、この社債でもまともに見えてしまいますが、今回の東北電力債は4年債、四国電力債は3年債です。また、四国電力の時と比べ短期間で金利は急騰しており、決して今回の社債がおいしいとは言えません。

投資判断は買い非推奨です。潰れはしませんが、わざわざ買うようなものではないと思います。

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社債関係のニュース

オリックス、来年起債予定の社債も前倒しで起債へ
国債バブルよりもひどいオリックス債バブルですが、この機に乗じて一気に資金調達する気のようです。当面、オリックス債は買う必要がなさそうです。こういう社債は機関投資家に任せましょう。

東証に社債市場誕生(ただし機関投資家に限る)
ようやく日本に社債市場が出来たのは進歩だと思います。しかし、なんで機関投資家限定なんでしょう?そもそも社債は株式よりも低リスクなので、情報開示もそこまで必要ではないはずです。そもそも、今株取引をしている個人投資家で、そうした情報に目を通している連中がどれだけいますか?早期に個人投資家も社債市場に参加できるようにするべきです。

未公開株・社債詐欺が急増
こういう詐欺って昔からありますけど、なくなりませんね。買ってしまう人にストップをかけるにはどうすればいいんでしょう。少なくとも、投資の話を弁護士にもちかける人はいません。FPなんてどうなんでしょうね。正直、投資判断を仰ぐにはFPは頼りないですし、彼らはすぐ保険を売りに来る傾向がありますが、少なくとも投資詐欺かどうかぐらいは見抜けるんじゃないでしょうか。

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東北電力が個人向け社債発行!

東北電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはロイター

発行要項
償還期限:4年
金利条件:未定
発行総額:100億円
社債額面:未定
募集期間:未定
格付け:AA+(長期債格付け)

電力債の起債が続きます。金利条件は未定らしいですが、昨今の電力債の低金利を見るに、わざわざ買うようなものでもないと思います。詳細分かり次第、続報記事を書きます。

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内閣支持率爆下げ、長期金利爆上げ

例の動画を公開した海保職員の逮捕が秒読みです。三井事件の例を踏襲するとするならば、今後これとは関係ない職員の不祥事がどんどん出てきてマスコミ報道はそっち一色になるでしょう。そうならなくとも、動画を公開したことが罪に当たるかどうかについて検討する報道が既に出てきています。

しかし、今回の問題はそうした法律上の問題ではなく、例え法律や、自分の義務に違反していても、政府の悪事を暴くために情報を公開することは正義か否かです。倫理の問題です。自分が同じ立場で、あの動画が入ったUSBメモリを持っていたらどうしていたでしょう。中国側が日本にぶつかってきたことを示す証拠の動画です。相当悩んだ上での判断だったと思います。shasaiwatchはこの職員の勇気に敬意を表します。彼の支援のために何か出来ることはないのでしょうか。

この事件は重要な話ですが、ブログの趣旨は社債です。社債の話をしましょう。

長期金利が1%を超えました。久々の長期金利1%台です。国債から株式に資産を振り替える動きが出てきたのが原因ですが、こうなると個人向け社債も復活の気配です。長期金利が1%を割り込んだのは今年の8月で、当時はまだSBI債が1.86%ながら発行されていました。今後の動向次第ですが、今のうちにSBI証券に資金を入れておくのも悪くない選択肢です。まあ、当時と違いBBB格の社債は日銀の資産買入対象ですからそううまくいくとは限りませんが。SBI債は過去の販売実績から見て瞬時に売り切れることが多いので、まだ口座を持っていない人は先に口座を作っておかないと、情報が出てから作っていたのではまず間違いなく買えません。

これからの「正義」の話をしよう

おまけ

どこかの官房長官が、「民主党外交を不安と言う奴は19世紀型、韓国、シンガポール、ベトナムなどの目線から考えると問題ない」と発言していましたが、さすが20世紀に生きる官房長官は違いますね。なぜこれらの、少なくとも世界の中で代表的とは言えない国々を挙げたのでしょう?韓国は反日国家No.1ですし、シンガポールもベトナムも人権という観点からは非常に遅れた国です。世界自由度ランキングを発表しているフリーダムハウスは、シンガポールの自由度を「自由な部分もある。平均自由度は4.5流」と格付けしており、ベトナムは「自由ではない。平均自由度は6流」と格付けしています。ベトナムの自由度はジンバブエと同レベルです。きっとこの官房長官は下に自由度が下がれば下がるほどよいと考えているのでしょう。彼が媚びてやまない中国は「自由ではない。平均自由度は6.5流」と格付けされています。思うに、彼が挙げた国ぐらいしか賛同してくれなかったんじゃないですかね。

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四国電力が個人向け社債発行!

四国電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースは四国電力

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.25%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成22年11月9日~平成22年11月24日
格付け:AA+

安くなりましたねえ。3年間で0.75%です。しかも税引き後は0.60%になります。四国電力の株を昨日の終値で買って今日の終値で売れば0.79%の利益が出たというのに。ここまでひどくなると、四国電力の株を買い占めて「個人向け社債の発行コストがもったいないから発行するな」と言いたくなります。当然、これよりも条件のいい預金保険対象の定期預金が沢山あります。投資判断は買い非推奨です。

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今月の個人向け3年国債の利率

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今月の個人向け3年国債の金利は0.13%となりました。先月に比べ0.01%の上昇です。

世間が金融緩和で低金利まっしぐらの中、個人向け国債だけがぐんぐん金利上昇中です。インフレ期待が醸成されてきたということでしょうかw はたまた、尖閣問題で「柳腰」の政府を見て、日本国の将来は危ういと思った人が多くなったのでしょうか。ビデオも流出しちゃったし。思いっきり中国船がぶつかってましたね。

今さらのような気もしますが、広島県の湯崎知事が育児休暇を取得した件について。あちこちから非難されているようですが、shasaiwatchは問題ないと思います。おそらく県職員の育児休暇の取得率が低いということに問題意識を持って行動したものでしょう。

育児休暇の取得率が低ければ、それだけ子育ての負担は増加し、少子化が進行します。少子化は日本の景気が悪い根本的な原因なので、必然、不況は長期化します。この知事が育児休暇を取ることのみで少子化が解決するとは思えませんが、「やってもいいんだよ」ということを行動をもって示すことでその行動を促すというのは、よくある手法です。こと日本ではそうです。例え認められていても、上の人間がやらないことは下の人間はやりませんし、例え禁止されていても、上の人間がやることは下の人間もやります

湯崎知事は民主党の支援を受けて当選しましたが、東大→通産官僚→MBA取得→ベンチャー企業創業→上場→売却→広島県知事という経歴を見れば、公務をさぼるとか、日本を弱体化とか、そういう思想の持ち主でないことは分かります。県政についても年俸制の導入など人事をいじくっている様子から見て、人材活性化・人材育成に取り組んでいるのではないかと思われます。

日本の場合、人口当たりで見た公務員数や対GDP比で見た公務員人件費は低いものの、他の先進国と比べ公務員の1人当たり人件費は高いという特徴があります。これは、公務員に要求されるレベルが諸外国に比べて高く、従って給料も高いということを意味します。いいか悪いかはともかくとして日本の公務員は優秀であり、優秀な一部の人材が公務員になっているということです。

この時問題になるのは、その優秀な、そして高額の給与を要求する人材を活用できるかどうかです。数が少ないので、失敗すれば行政は停滞するでしょう。しかし、人材活用には一定のセオリーがあります。公務員の場合、現業労働者以外の事務職の公務員は知的労働かつサービス業なので、「時間当たり生産性」「従業員満足度」がキーになります。

知的労働の場合、長時間労働をしても生産性は大して上がらず、むしろ残業代や従業員の消耗で職場が疲弊することが多いため、ワーク・ライフ・バランスに配慮し、限られた時間の中でいかに成果を出すかを評価項目とすることが重要です。また、サービス業は人によってサービスの質が全く異なるという特徴があります。役所の窓口で嫌な対応をされたことは誰だってあるでしょう。しかし、気持ちのいい受け答えをする職員もいます。サービスの質は、その職場で働くことに従業員が満足しているかどうかに強く影響されます。

こういうことを考えると、役所で育児休暇の消化率が低いなんて指標が出ているということは、すなわち仕事に悪影響が出ている(誰も悪影響と思っていなくとも、育児休暇の消化率を上げれば生産性が改善する)と考えるのは当然です。この知事は公務員経験者で、かつ経営者としても経歴もあるので、そういう視点で物事を見ているのでしょう。

ちなみに、この知事を批判した人に大阪の橋下知事がいます。今回の件に関してこの人の言う事は間違っていますが、経歴から見てやむを得ないのかなと。彼は弁護士という個人事業主で、大卒後は弁護士一本で食ってきた人間です。個人事業主ならば、知的労働だろうとサービス業だろうと働けば働くほど利益になるわけで、育児休暇なんて取ってられっかという感覚なのでしょうが、そういうことをサラリーマンである部下に強要するのはブラック企業のニオイがします。

好き勝手に書いてきましたが、個人向け社債が出ないとネタがないんです。ご容赦ください。

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