個人向け社債ウォッチ!

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日本振興銀行、配当率は25%程度か

少し前の話になりますが、日本振興銀行に1000万円以上の預金を持つ人に対し、預金保険機構が仮払を開始したそうです。仮払額は、1000万円を超えた額のうち、25%だとか。民事再生手続きの結果、25%を上回る弁済率となった時には追加で支払ってくれる上、25%を下回っても返済する義務はないとか。ペイオフってこんな感じで進むんだと大変勉強になります。

もっとも、大口預金の25%しか返ってこないというような人にとってはたまったもんじゃないでしょうけど。

ちなみに、現時点での資産総額は2200億円、負債総額は8900億円だとか。平成22年3月時点で6469億円の資産があったということになってはいますが、この後の預金の増加、貸倒引当金の積み増し、過払い金返還のための資産減少・引当金増加などにより、大きく財務内容が毀損されているそうです。

振興からつまむような会社は実態として破綻懸念先以下がほとんどでしょうから、当時4000億円弱あった「正常先債権」が軒並み不良債権という扱いをされたんでしょう(実際そうなんだし)。また、二重譲渡債権についても裁判の状況を見る限り、ほとんどが無価値な債権になりそうですね。

日本振興銀行が今後どのように処理されていくのかは不明ですが、おそらく第二日本承継銀行を活用して事業譲渡を行い、清算という形になるでしょう。金融界のパイオニアが一つ消えることは大変残念です。

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2011年に発行された個人向け社債一覧


最終更新日:平成24年2月28日
更新は終了しました。2012年版はこちら

★2011年第1四半期
SBIホールディングス 100億円(2011年ベストディール!)
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 525億円
オリックス 500億円
小田急電鉄 150億円
東武鉄道 100億円
バークレイズ・バンク・オブ・ピーエルシー 160億円
韓国輸出入銀行 400億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 15億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 15億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 245億円
バンク・オブ・アメリカ 50.31億円
北陸電力 100億円
三菱東京UFJ銀行 850億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 20億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 15億円
小計:3245.31億円
★2011年第2四半期
野村ホールディングス 454億円
スペイン開発金融公庫 200億円
オリックス 300億円
イオンクレジットサービス 200億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 30億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 15億円
ソシエテ・ジェネラル 4.9億円
大和証券グループ本社 300億円
SBIホールディングス 200億円
スペイン開発金融公庫 55億円
オリックス 200億円
ソフトバンク 1000億円
SBIホールディングス 100億円
ソシエテ・ジェネラル 34.44億円
アンデス開発公社 100億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 300億円
小計:3493.34億円
★2011年第3四半期
小田急電鉄 150億円
丸紅 300億円
SBIホールディングス 100億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 15億円
ポーランド共和国 250億円
三菱東京UFJ銀行 1600億円
エルピーダメモリ 275億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 25億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 30億円
オリックス 200億円
ソシエテ・ジェネラル 10.42億円
日本生命2011基金特定目的会社 500億円
SBIホールディングス 100億円
東邦ガス 100億円
モルガン・スタンレー 37億
クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク 10億円
モルガン・スタンレー 50億円
SFJ Capital Limited 2000億円(優先出資証券)
千葉銀行 100億円
バンク・オブ・アメリカ 50億円
小計:5902.42億円
★2011年第4四半期
埼玉りそな銀行 500億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 30億円
三井住友銀行 1500億円
三井住友銀行 400億円
東京都民銀行 125億円
三菱UFJ信託銀行 400億円
バークレイズ・バンク・ピーエルシー 10.59億円
モルガン・スタンレー 535億円
オリックス 660億円
ゴールドマン・サックス 223億円
西日本シティ銀行 100億円
SBIホールディングス 100億円
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシー 25億円
国際協力機構 100億円
国際協力機構 100億円
ユナイテッド・アーバン投資法人 70億円
近畿日本鉄道 200億円
野村ホールディングス 1543億円
三菱商事 1000億円
バークレイズ・バンク・ピーエルシー 1.46億円
小計:7623.95億円
合計:2兆0264.12億円

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RBSが個人向け社債発行!

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:1.40%~1.70%(1月5日条件決定)
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成23年1月11日~平成23年1月24日
格付け:A+(発行体格付け)

RBSが個人向け社債を発行してきました。外国企業の出す円建て社債なので、サムライ債です。これはクリスマスプレゼントですね。この社債は色んな意味で注目すべき社債です。

まず、久しぶりに1.50%を超える見通しの高金利社債の起債ということです。欧州危機の行方がどうなるのか分かりませんが、「結局おさまるところにおさまる」と考えるならば間違いなく買いでしょうし、「欧州は悲惨な結末を迎える」と考えるならば間違いなくスルーでしょう。shasaiwatchは間違いなく前者の側で、中国がポルトガル国債を買い込むという情報もありますし、これだけヤバいヤバいと言われていて、今これから金融市場が大混乱をきたすということにはならないんじゃないでしょうか。

次に、この社債によって前回起債のステップアップ債の償還時期が何となく読めるということです。今回の起債は1.55%が中間値なので、RBSは「ウチの信用力は4年1.55%」と判断しているということです。ということは、これを上回る金利になった場合、さっさと繰上償還してしまう可能性が高いわけで、となると前回の社債はかなり早期に償還されるだろうなあということです。

また、今回は販売方法にも注目です。購入するには日興コーディアル証券が独占販売するため、日興コーディアルに口座が必要ですが、何と今回、日興コーディアル証券がネット販売します!(11日~19日)

これまで社債のネット販売といえばSBI証券の独壇場でしたが、日興もいよいよ影響力を無視できなくなったのでしょうか、はたまた当ブログでネットで売れと騒いでいたのが功を奏したのでしょうか。いずれにしても、日興コーディアル証券にとっては大きな一歩であり、SBI証券にとっては大きな脅威の始まりです。今回の起債がうまくいくかについては大注目です。

そういうことを総合的に判断すると、投資判断は買い推奨です。証券会社からなかなか個人向け社債を案内してもらえないビンボー投資家でも参加できるネット販売、今後の展開に目が離せません。

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【投票】2010年の個人向け社債ベストディールを決めよう

2010年の個人向け社債市場は起債規模が1兆2000億円程度と昨年の半分以下となる見通しです。2009年に我々を大きく潤わせてくれたメガバンクの劣後債が全く起債されなかったのが原因で、起債された個人向け社債の本数はさほど変わっていません。

そんな中ではありますが、2010年の個人向け社債ベストディールを皆さんの投票で選びたいと思います。2010年に起債された個人向け社債の中からshasaiwatchが独断と偏見で10本を選びました。年明けを目途に結果を公表いたします。皆さんの投票お待ちしております。

(投票は締め切りました。たくさんの投票ありがとうございました。結果はこちら)





なお、IP1つにつき1日1票しか投票できません。よろしくお願いします。

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【時すでに】SBIホールディングスが個人向け社債を発行していた【遅し】

SBIホールディングスが個人向け社債を発行していたことが分かりました。

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.86%
発行総額:200億円
社債額面:10万円以上、1万円単位
募集期間:平成22年12月9日~平成22年12月21日(既に完売)
格付け:BBB

みなさんおはようございます。
1週間ほどネットのない生活をしていましたら、SBIが起債していて売り切れていました。当ブログは久しぶりの起債に沸き返り、史上最多のアクセスを記録し、多くの方からのコメントをいただきましたが、ブログを更新することが出来ず、大変申し訳ございませんでした。投資判断は買い推奨です。

といっても、瞬間蒸発してしまい、もう買う事はできないと思います。SBI債を購入するためには、SBI証券にあらかじめ口座を開設しておき、口座に買いたい金額を入金しておき、起債の情報があれば即座に購入するという用意周到さが必要ということが再確認されました。shasaiwatchも1年前に購入し、最近償還されたSBI債の資金があったので再投資したかったのですが、出来ませんでした。

パソコンのない環境でどうやってSBIの起債情報を掴むことが出来るかと考えています。そろそろガラケーを捨ててスマホに換えるべき時なのかもしれません。とにかく反省です・・・


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ユナイテッド・アーバン投資法人の個人向け投資法人債金利決定1.38%

ユナイテッド・アーバン投資法人が発行する個人向け社債の利率が決定しました。1.38%です。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:1.38%
発行総額:150億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年12月6日~平成22年12月15日
格付け:A+

J-REITであるユナイテッド・アーバン投資法人が個人向け社債発行です。今年の個人向け社債市場では一番の変わり種の発行体ではないでしょうか。昨年のように「中小企業向け貸出の証券化案件の特別目的会社」が個人向けに起債したほどのインパクトはありませんが、色んな発行体が個人向けに起債するのはいいことです。

投資判断は前回と変わらず買い推奨です。大和証券が独占販売するようです。

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クレディセゾンの個人向け社債金利決定0.89%

クレディセゾンが発行する個人向け社債の利率が決定しました。0.89%です。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.89%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成22年12月6日~平成22年12月20日
格付け:A+

ほう。通常、個人向け社債の社債額面は100万円であることが多く、例外はSBIと電力債ぐらいだったのですが、分かってきたじゃないですか。そう、少額からでも投資できる社債が必要なんです。もっと裾野を広げるべきなんです。時代はロングテールでBOPなんです

で、クレディセゾン債ですが、前回書いたとおり過払い金返還債務がどれだけあるのは不明です。業態から見て武富士レベルとは思いませんが、それでも簿外になっているものが相当あるはずです。しかも、今後10年以上にわたってこの問題はのしかかるというのですから、非常にタチの悪い問題です。資本主義の仕組みは法律を超越して行動します。サラ金であれカード業者であれ、「リスクに見合った金利」を顧客に対して提示します。リスクに見合った金利を呑めない顧客には融資をしません。その顧客が東京湾に沈もうが飛田に売られようが知ったことではありません。となると、金融業者の不当な利得とは、暴力的取り立て行為や親族等への第三者弁済の要求などの不法行為(金利よりもこちらの方が問題)によって生じるものであって、金利によって生じるものではありません。

まあ、そんなことを言ってもクレディセゾンの過払い金が減るわけではないです。我々投資家はそうした国家の暴力をもリスクに含めて投資をしなければいけません。投資判断は前回と変わらず中立です。金利はリスクに比べると安いですが、10万円と小口で買えるところを評価します。日興コーディアル証券とSMBCフレンド証券で購入できるようです。

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今月の個人向け3年国債の利率

201012.jpg
今月の個人向け3年国債の金利は0.21%となりました。先月に比べ0.08%の上昇です。

個人向け国債の金利は4ヶ月続けて上昇です。そろそろ買ってみたくなる水準に来たのではと財務省の役人たちは思っているかもしれませんが、その分個人向け社債の金利が上昇し、おいしい社債が増えているため相変わらず買うほどのものではないです。

ベンチマークとして使う指標だと思います。

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【来るか?】シティグループが5000億円の社債発行登録【25回債】

シティグループが5000億円の社債発行登録を行っていたことが分かりました。
ソースはEDINET

当ブログのそもそもの発祥はシティグループの第24回サムライ債(個人向け)が金融危機でえらいことになり、潰れる、いや潰れないという議論が2chで沸騰した結果、隔離ブログを作って価格をヲチしようという趣旨で作られたものです。当時、シティ債ホルダーはシティ厨と呼ばれ、紙屑を買ってしまった可哀想な(頭が)人と思われていました

しかし、シティに公的資金が入り準国営化され、金融市場が徐々に落ち着きを取り戻すに連れてシティ債の価格は上昇し、ついに価格は100円の大台を取り戻し、以後安定した価格動向となり、償還まであと7ヶ月となりました。シティ厨は勝利したのです。その頃にはもうみんなシティの社債のことなんか忘れていましたが

そんな中、騒ぎを大きくしていたものに、シティグループ第25回サムライ債の存在がありました。こちらも個人向け社債で、2.66%だった24回債を上回る3.22%という高金利で売り出されて注目を集めました。しかし、世間は既にサブプライム・バブルの崩壊を悟っており、さすがにシティの先行きに不透明感が漂い、社債の売れ行きは悪く、売り出し中にリーマン・ブラザーズの倒産が発生し、結局発行中止となりました。シティは「ワコビアを買収することになったから発行は中止した。だってその影響をディスクロしないといけないでしょ?」と言い訳していましたが、多額の売れ残りを出したからなのは明らかでした。その後、シティ25回債は再び売り出されることなく現在に至ります。米本国では既に社債を発行できるようになっていますが、日本での社債発行はドル建て、円建てを問わず行っていません。

しかし、24回債の償還を7ヶ月後に控え、そろそろ円が欲しくなってきたのでしょうか?シティが5000億円の社債発行登録をしてきました。サムライ債の発行が増えている中、是非とも幻となった25回債を起債して欲しいものです。その際は当然、個人向けでお願いしますよ!

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ゴールドマン・サックスが個人向け社債発行!

ゴールドマン・サックスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはSBI証券

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.20%
発行総額:30億円
社債額面:10万円
募集期間:平成22年12月1日~平成22年12月14日
格付け:A(発行体格付け)

どうやってこんな大物を捕まえてきたのでしょうか。SBIがGS債の引き受けに成功しました。

ゴールドマン・サックスは言わずと知れたアメリカ最大級の証券会社です。前回の金融危機では公的資金で賞与を払うなどして全米が怒った曰くつきの企業です。また、嵌め込み営業を積極的に行っており、下がりそうな銘柄を買い推奨をしておいて自分は売るという行為をしているという噂も絶えません。

しかし、GSに投資する側としてはそれがいいという考え方もあります。次に何か想定外の事態が起こった際、アメリカ政府がGSを救済するとは思えませんが、少なくとも次回の金融危機までは持ちこたえるでしょうし、きっと、次回の金融危機もえげつないやり方で乗り切ってくれることかと思います。

しかし、5年という期間はどうなんでしょう。普通に買い推奨してもいい社債だと思いますが、GSという銘柄だけに心配です。自分たちの賞与のためならばアメリカ政府ですら踏み台にするような連中です。我々債権者も彼らの踏み台にされるのでは?そういうモラルの崩壊した連中に、5年という期間を与えるのは考えどころです

投資判断は中立とします。shasaiwatchは買いますが、少額にしておきます。SBI証券が独占販売します。

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ユナイテッド・アーバン投資法人が個人向け社債発行!

ユナイテッド・アーバン投資法人が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:1.00%~1.80%(12月3日条件決定)
発行総額:150億円
社債額面:100万円
募集期間:平成22年12月6日~平成22年12月15日
格付け:baa1(発行体格付け)

投資法人債です。個人向けに発行されたという記憶はありませんが、過去に例はあるのでしょうか。

それはさておき、REIT(リート)が個人向け社債発行です。リートの運営会社とかそういうわけではなく、実際のリートです。直でリート買えばいいじゃんとかそういう批判は受け付けません。リートの個人向け社債です。

リートなので、やっていることは不動産の取得・売却・運用のみで、実際の運営も外部に丸投げ、利益のほとんどを配当するというちょっと普通の会社では考えられないことをやります。もっとも、そういう条件を満たさないとリートとして認められず、税制優遇が受けられないのでやむを得ないといえばやむを得ないのですが。

中低格付け債ということで、決算内容の分析と今後の見通しをしっかり見据えることが重要なのですが、残念なことに、日本コマーシャル投資法人と12月1日に合併したため、決算の連続性は不明だわ借入金に対する銀行の態度も不明だわ現在の財務内容も不明だわで正直なところ推奨しにくい社債です。ちょうど合併によって財務内容が不透明になり、ディスクロージャーによって透明性が担保されるちょうど端境期にあるというわけです。

その点はやはり当社も気にしているのか、負債比率に対する当社の考え方や合併による負ののれんの活用についてなど、プレスリリース欄にかなりの情報があります。情報開示はしっかりしています。今後の方針は、合併によって膨らんだ有利子負債を削減していくそうです

利益を全て配当しながら借入金の削減をするとなると、減価償却費を再投資しないか、物件売却をするか、増資をするかといったあたりになります。個人の不動産投資であれば減価償却費で銀行への返済を・・・ということになるのですが、この規模となるとさすがにそれは非現実的ですので、物件売却か増資によるほかありません。おそらく、NCIから承継した不動産の中で収益性の低い物件を売り飛ばし、負ののれんを活用して損失を低減するのでしょう。

こうしたことを総合的に考えると、たぶん、3年で経営破綻するということはないでしょう。しかし、リートの場合はその投資判断は「REIT買った方がマシじゃね?」という観点からも見なければいけません。ユナイテッド・アーバンは利益を上回る分配金の支払、いわゆるタコ配をしないそうなので、現状並み程度の配当が続くとして、今後3年間で期待できる配当は7~10%です。つまり、元金が今後3年間で5%程度以上下落しなければ、わざわざガラパゴス証券会社に頭下げて個人向け社債を買う必要はないです。

というわけで、直近の都道府県地価調査の結果を見てみたところ、ユナイテッド・アーバンが大量に物件を持つ首都圏の不動産価格は対前年比マイナス3%でした。当社の資産は約半分が土地で占められているので、現状の勢いだと3年間で4.5%ほど基準価額が下がる見通しです。なるほど

投資判断は買い推奨とします。不動産価格が下落する中、不動産関連への投資で確定利回り、かつ一定の健全性と収益性があるのは魅力です。低金利の中、年末にこういう社債が出るのはありがたいですね。ガラパゴス証券会社にも喜んで頭を下げにいきましょう。

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クレディセゾンが個人向け社債発行!

クレディセゾンが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.60%~1.20%(12月3日条件決定)
発行総額:100億円
社債額面:未定
募集期間:平成22年12月6日~平成22年12月20日
格付け:A+(発行体格付け)

珍しい、カード・消費者金融業界からの個人向け社債です。発行体はサラ金と言うよりカード会社のイメージが強いクレディセゾン。分散という観点からはむしろ好ましいかもしれません。

しかし、問題はこの金利とリスクが見合うかどうかです。特にこの業界は過払い金問題という本来存在しないはずの債務を遡及的に背負わされており、各社、収支・財務とも極端に傷んでいます。一応、各社とも過払い金対策として引当金を積んでいますが、武富士の例で明らかになったように、引当金は実際の過払い金に比べ過少に計上されています

クレディセゾンはというと、平成22年9月中間決算で約350億円の引当金を積んでいます。一方、この半年で追加的に100億円の引当金を積み増していることを考えると、本当の過払い金はこの程度ではないのでしょう。武富士の場合は過払い金が引当金の10倍ほどありました。同じ基準がクレディセゾンに適用できるかどうかは不明ですが、下手をすれば3400億円の自己資本が吹き飛ぶかもしれません。

一気に引き当てが出来ないからこそ、収益を出してその範囲で引き当てを積んでいるのでしょうが、そんなところの社債を買わされる方はたまったものではありません。潰れるかどうかはともかく、4年は長いように思います。金利も0.9%が予想されるとなると魅力がないかもしれません。

投資判断は中立とします。1%超えたら考えるかも。

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