個人向け社債ウォッチ!

個人向け社債の起債情報をウォッチするブログ。個人向け社債の購入方法に関する記事や個人向け社債のランキング、個人向け社債の利率などの記事。初心者歓迎。3年物の個人向け国債の金利推移もウォッチ

消費税増税法案可決に思う

株主総会の集中日が続くので、あんまり社債を出すムードじゃないですね。野菜ホールディングスはインサイダー取引の話が先行してしまい、話がどこかに飛んでいってしまいました。こういうあたり、野村は野村なんだなあと思う次第です。こういう遅れた人たちが日本を食いつぶすんですね。

さて、消費税引き上げ法案が衆議院で可決されました。次は参議院なわけですが、とりあえず成立おめでとうございます。日本のソブリン危機はこれで数年先延ばしになりました。安心して5年以上の長期債に投資できますね。

今後は、歳出削減と規制緩和によるプライマリーバランスの黒字化に取り組んでいく必要があるわけですが、利権国家ニッポンではこちらの方が難しそうです。今回、消費税増税に反対する勢力は、シロアリ退治という言葉を使って歳出削減を先行させる必要性を主張していましたが我々日本国民は多かれ少なかれ日本政府から支援を受けるシロアリです。

公務員はもちろんのこと、大企業は大企業で、中小企業は中小企業で税金が投入されており、非営利団体にも当然のように税金が投入されています。500兆円のGDPのうち、50兆円は財政赤字で成り立っています。これを黒字化するためには豊かさの10%を、プライマリーバランスの黒字化に絞っても6%の豊かさを我々は捨てなければいけません。

では、日本人はこれを均等に被るべきなのでしょうか?シロアリ退治とは、国費を受けるに値しない連中から重点的に奪うということです。このターゲットにされた時の人々の反応は比較的単純です。まずは利権団体的発言、つまり、他は知らないがとにかく自分だけには国費を投入すべきだと主張することを始めます。大阪フィルハーモニー交響楽団や文楽協会の態度がこれにあたります。また、特定の集団を攻撃して自分への攻撃をそらし、相対的に自分達への国費投入を増やそうとするという方法も伝統的で、左翼による大企業攻撃や昨今の生活保護叩きがこれに該当します。前者は倫理的に劣勢に立たされやすいですが、表面上は他の誰も傷つけないように見えます。後者は批判を受けやすいものの、他人を攻撃することで自分の倫理的正当性は維持されやすくなります。

民主主義社会では、こういう態度を全員が取ることで借金が膨らんでいくわけです。もっとも、民主的でない社会でもこういうことは起きるわけで、民主主義に原因を求めるのは早計なのかもしれません。いずれにしても、シロアリ退治には相当時間がかかり、そもそも誰がシロアリなのかを決めるだけで人死にが出そうです。決まる頃には日本政府はデフォルトしているでしょう。増税を先行させたのは妥当だとshasaiwatchは考えます。

この問題は、撤退戦の難しさと似ています。損害を最小にとどめるには、犠牲を払いつつまとまって撤退するのが最善ですが、個々の兵士にとっては逃亡兵になって軍から離脱することが生存確率を上げることになります。では撤退戦を行うとき、軍はどうやって逃亡兵の発生を防いでいるのでしょう?このあたりに答えがあるような気がします。全体最適を乱して部分最適を目論む輩にどうやって罰を与えるか。野田首相は、「自分はこれで政治生命が終わってもいい」と思っているフシがありますが、それだけでは不足してるように思います。

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ロイズTSBが個人向け社債発行!

ロイズ・ティーエスビー・バンク・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.00%~2.00%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月4日~平成24年7月18日
格付け:A

さすがロイズ!15社同時格下げでもビクともしないぜ!

今回は日興から発売されるロイズ債です。欧州危機はキプロスやスペインが金融支援を要請して新たなステージに入って来ましたが、資金繰りがヤバい中で銀行に公的資金を突っ込んだら当然、支援が必要になるわけでこの流れは予想がつきます。現在の、機関投資家が恐怖におののいている状態で銀行が潰れたなんて情報が入ってきたら、それが小さな信用金庫だったとしても大げさに報道されるのは目に見えているわけで、それはスペインにとっては一番避けたい事態でしょうし、ドイツにとってもそれは同じことです。

スペインは銀行を救済し、ドイツはスペインを救済するでしょう。ここまでは予定調和な出来事です。投資家の恐怖の結果、欧州金融機関のスプレッドが上がれば、それは我々社債投資家のおいしい獲物として買えばいいわけで、今回の社債も同じことです。ただ、今回の社債はちょっと金利条件に開きがありすぎます。安値で決まったらあんまり買う気は出ませんが、好条件だと欲しい・・・

そういうわけで、投資判断は中立とします。好条件で決まれば買ってもいいのではないでしょうか。個人的にはスペイン開発金融公庫債が無事償還されるかどうかの方が気になるんですがwww

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1週間起債がないだけで何だか寂しくなる男のひとって・・・

最近起債ないなあ~と思っていたら1週間しか空いてなかったんですね。個人向け社債の起債ペースってそもそもリーマン・ショック後も週1本ぐらいのペースだったのに今年は既に60本以上出ています。

まあもっとも、起債が多いほうが当ブログも賑わっていいのですが、欧州金融機関も一斉に格下げされたことですし、国内企業の起債が予測されているわけでもありませんし、とりあえずしばらくは様子見でもいいのかなと思う次第です。株主総会の集中日もあるので、投資家の皆さんは今週予定も多いことでしょう。是非とも株主総会に出席し、株価の低迷を怒り、経営陣に和式便所で踏ん張らせてやるべきです。

政治方面では、小沢が50集めただの何だのという話が進められていますが、眺めていると軽くてパーが総理になり、自民党の長老が意思決定し(野田内閣はもはや自民党のサポートがないと意思決定できない)、小沢がぶち壊すという、失われた20年間に続けられてきた構造がまた顔を出していることが分かります。ウンザリとはこのことです。

じゃあ代わりがいるのか?と言われれば、老害と化した石原、無能極まりない河村、足元の定まらない橋下とこれまた短期的には厳しい。みんなの党はポピュリズムに堕したし、日本が崩壊しないよう日々頑張りつつ、橋下などの若手が育ってくるのを待つしかないでしょうね。でも今の日本で出来るかな。横粂とか今はともかく、将来楽しみな人材なんですが育つまで待てないだろうなあ。日本の若手議員には優秀なのがほかにもいるので、腐らせないよう大事に育てていきたいものです。

fc2のアクセスランキングで、本日時点で株式・投資・マネージャンルで8位に入りました。7位はS氏の相場観wwwwwwwww

えらい有名ブログと接近してもうたwwwwwww 前々から思ってたんですが、このS氏の相場観の「日本株第1号」って何なんでしょうね。shasaiwatchもそろそろ「日本社債第1号 カリスマブロガー」とか名乗っちゃっていいんですかねwwwwwwwwwww

とりあえず、今後も頑張って更新していきます。

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RBSが個人向け社債発行!

ロイヤルバンク・オブ・スコットランド・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.50%
発行総額:25億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年6月14日~平成24年7月5日
格付け:A

RBS債は久しぶりだなあと思いましたが、実は先月出ていました。時間感覚が完全に狂ってますね。移転とかあったし、最近各社とも起債のペースが速いから流れちゃうんでしょうねえ。ちなみに今回のRBS債はSBI証券の独占販売です。SBIに口座を持っていない人はこれを機会に口座開設しておきましょう。SBI証券は個人向け社債のネット販売をしばしば行います。口座を持って情報に注意しておけば今回時間切れで買えなくとも、いい社債が出てくるチャンスに巡り合えるでしょう。

RBSはロイズと同様、英国政府による公的資金注入行であり、政府により支えられているという安心感、そしてtoo big to failに挙げられるほどの規模が信用力の源泉となっている銀行です。収益力はそこそこで、非常に優良というわけではないものの、とりあえずみんな普通に利用しているという、日本で言えばりそな銀行的なポジションを確立している銀行です。

投資判断は買い推奨ですが、全財産をRBSとロイズTSBに突っ込むようなことはやめましょうね。ポートフォリオの中に組み込む感じでうまく使っていきましょう。


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今日の小ネタ

Q.さだまさしと井上ひさしの違いを教えて下さい。
A.関白宣言するのがさだまさし、実際に殴るのが井上ひさし。

Q.武富士とエルピーダメモリの違いを教えて下さい。
A.国策に潰されたのが武富士、国策にも関わらず潰れたのがエルピーダ。

あのソウルコスモホールディングスが、クラウンホールディングスなる別会社を立ち上げ金集め中。いよいよか。天下乱れるなら乱れよ、我が身さえ富貴なれば。

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今月の個人向け3年国債の金利

201206
今月の個人向け3年国債の利率は0.07%となりました。先月に比べ0.03%の下落です。

まさかというかなんと言うか、3年国債のレートが野村MMFを割り込んでしまいました。3年塩漬けにするよりもMMFに入れておいたほうがマシ、あるいは生で国債を買うより国債で運用するMMFの方が成績がいいという矛盾というか、奇妙というか、とりあえず野村MMFが猛烈な勢いで買い推奨であることは間違いないようです。

ちなみに、今月は6月ということで、夏の個人向け国債キャンペーンが各社行われているようですが、どうやらキャンペーンでのキャッシュバックを金利とみなしてもなお、野村MMFの方が有利になるようです。日銀が既に死ぬほど金融緩和をやりまくっている証拠でもあるわけですが、いったいこの国はどうなってしまったんだろう・・・

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【毎度】ロイズTSBが個人向け社債発行!【おなじみ】

ロイズ・ティーエスビー・バンク・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.70%~0.90%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月6日~平成24年7月19日
格付け:A
その他:毎年0.2%ずつ金利がステップアップ

今度は中銀証券から、ロイズ債が発売です。正直ロイズ・ティーエスビー・バンク・ピーエルシーって打つのそろそろ疲れてきたんですけど。毎回打ち間違うし。

一時のRBS以上の乱れ打ちっぷりを見せ付けてくれるロイズですが、毎回ちょっとずつ条件を変えてきてるあたり面白いですね。人は金利以外の何に反応するのかというのを体を張ってマーケティングしてるみたいです。そのうちとんでもなく条件が悪いのにとんでもなく買いたくなる普通社債が開発されたりして。

ところでオカルトネタなのであまり信用しないようにしていますが、今年はロンドンオリンピックです。オリンピックをすると公共投資が増え、観光客が増え、その国の経済にプラスの影響を及ぼします。しかし、オリンピックから10年経つと、なぜかその国の経済は崩壊するらしいです。ということは中国は2018年、イギリスは2022年頃、危機を迎えるというわけですね。なんか実現しそうな時期ですwww まあ、それまでには今回の社債は返ってくるわけで、それはそれでOKと言えるでしょう。

もっとも、今回の社債は条件面で先行するネット証券各社に劣っており、投資判断は買い非推奨とします。この記事を書いている時点ではマネックス証券でもまだ買えるみたいだし。

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【2本建】モルガン・スタンレーが個人向け社債発行!

モルガン・スタンレーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

【3年債】
発行要項
償還期限:3年
金利条件:1.30%~2.30%
発行総額:未定
社債額面:1000万円以上100万円単位
募集期間:平成24年6月29日~平成24年7月3日
格付け:A-
その他:毎年0.1%ずつ金利がステップアップ

【4年債】
発行要項
償還期限:4年
金利条件:1.60%~1.90%
発行総額:未定
社債額面:50万円
募集期間:平成24年7月2日~平成24年7月5日
格付け:A-
その他:毎年0.1%ずつ金利がステップアップ

3年債の方は富裕層向けで、三菱UFJメリルリンチPB証券から発売されます。4年債の方は今村、播陽、高木、明和の各証券会社から発売されます。

なんといいますか、最近のモルスタはえらい高金利でお金集めしますね。Facebook上場の際にやらかしたことで相当本国での資金調達環境が厳しくなっているみたいですね。三菱UFJも持て余しているというか、そのうちどっかに売り飛ばすんじゃないかとも思ったりする次第です。まあもっとも、モルスタ自体の決算見通しはそこそこ良好のようで、とりあえず去年と比べて実質的に格下げするような内容じゃないなという印象を持っています。

こういう外部環境の変化により資金調達に苦慮する企業というのは我々社債投資家にとっておいしい案件になりがちです。今日もどこかのアホが「個人向け社債はね、機関投資家に引き受けてもらえないゴミ企業が発行するものなんだよ」とか妄言を垂れ流すのでしょうが、その結果おいしい社債が回ってくるのなら飛びつくべきです。実際、日本国内での個人向け社債のデフォルトは過去3件(アルゼンチン国債、マイカル債、ギリシャ国債)しかなく、リスクとリターンの関係は明らかにプラスです。

3年債、4年債とも投資判断は買い推奨です。しかしこれらの社債、販売する証券会社に口座を持っている人は限定されそうですね。その点は残念なところです。

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東北電力の個人向け社債金利決定0.72%

東北電力が発行する個人向け社債の詳細条件が決まりました5年0.72%です。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.72%
発行総額:200億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年6月7日~平成24年6月22日
格付け:A+

今、別の意味で話題の電力債です。今回は東京電力でも関西電力でもなく、東北電力の社債です。

東北電力は、東日本大震災の被災地であるにも関わらず、所有する原発が事故を起こさなかったという立派な電力会社です。女川原発は一時、避難所として使われる等で被災地に貢献するなど、今回の地震で株を上げた組織のひとつです(株価は下がったけど・・・)。

もっとも、福島第一原発の事故は、他の電力会社が相応に地震対策を行う中、東京電力だけが地震対策費をケチって脆弱なまま放置したという点を指摘する声もあるようで、東北電力だから事故を起こさなかったというわけではないのかもしれませんし、そもそも原子力発電という巨大な「オプションの売り」を社会にビルトインしてしまった我々日本人は、ノックインした時のリスクに真剣に向き合い、低減し、回避する努力を惜しんではいけません。震災前の東京電力は財務体質が他の電力会社と比べ弱く、有利子負債が多いという特徴がありました。震災の半年ほど前に東京電力は巨額増資を行いましたが、これはその財務体質を改善するためでした。しかしそれすらもインサイダー取引で食い潰され、最近まで放置されるというこの日本社会の脆弱さ。我々はそろそろ旧き良き社会から卒業する必要があるのではないでしょうか。

閑話休題、東北電力債の話でした。正直、5年0.72%でA+というのは利率と格付けのバランスから見て寂しい気もします。しかし、東北電力の格下げ理由の多くは原発再稼動がなされないことであり、その再稼動も関西電力大飯原発を嚆矢として順次再稼動していく見込みであるほか、今回の社債は東京電力の破綻処理を困難にしたあの悪名高い一般担保がついておりますので、いざという時の保全も十分担保されているのかなと思います。

投資判断は中立とします。あえてわざわざ買う必要はないと思いますが、東北地方の人は買って東北電力を支援しましょう。

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りそな銀行が個人向けのような気がする社債を発行

りそな銀行が個人向けのような劣後債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年(5年で期限前償還の可能性あり)
金利条件:1.10%~1.60%
発行総額:未定
社債額面:1000万円
募集期間:平成24年6月14日~平成24年6月20日
格付け:A
その他:劣後特約付き

りそな銀行がずいぶん前に公開していた情報でしたが、これは機関投資家向けだろうと思って放置していた社債が、ここに来て募集期間が複数日設けられるなど突如として個人向け社債の様相を帯びてきたのでお伝えします。

1000万円単位なのでいわゆる個人向けではなく、一部富裕層に向けて販売されるものなのかもしれません。ちなみに大和証券と野村證券が販売するそうなので、一部富裕層の方は報告よろしくお願いいたします。

条件面は、いわゆるいつもの劣後債というやつで、倒産するとまず返ってくる見込みがなくなる社債ですが、バーゼルⅢ非対応で倒産前の公的資金注入により救済される可能性があるものです。よほどのことがない限り5年で期限前償還されます。期間、金利とも妥当で、素直に投資判断は買い推奨としていい社債だと思います。問題は、本当に一般販売するものなのかどうかという点です。

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SBIソーシャルレンディングがコーポラティブハウスファンドをまたやるらしい

明日からSBIソーシャルレンディングサポートがコーポラティブハウスローンファンドを募集だそうです。今回は期間が約1年4ヶ月、利率は4.4%、募集金額は5700万円だそうです。投資単位は5万円以上1万円単位なので、それほど多くの人が投資できるわけではないみたいですね。

相変わらずですが、こういう案件を組成してノーリスクで2%抜いていくSBIってなんなんでしょう。まあ、発展途上の業界ですから、利幅が大きくないとやってられないってのはあるんでしょうし、実額ベースで言えば本当に利益出てるのかとも思います。

個人的には、FIT制度を利用した太陽光発電ファンドとか面白いんじゃね?と思ったりしますが、どうやらサラ金の借換ファンドとか、信用取引の信用部分のバックファイナンスだとか、最近のSBIソーシャルレンディングサポートは投資対象がアレというか、金融臭いというか。ソーシャルファイナンスなんだから、もっとソーシャルな感じのする投資対象を見つけて来いと思います。

閑話休題、コーポラティブハウスローンですが、現時点では買い推奨とも非推奨とも言えないです。どこに家を建てるのかも分かってないですし、いざという時の担保がどのようになっているのかも現時点では公開されていないです。どうにも判断のしようがないのですが、まあ、建設組合の組合員全員が連帯債務者で、銀行の事前審査も受けているらしいので、いざいざどうにでもなるかなとは思います。となると問題は営業者であるSBIソーシャルレンディングサポート自身の信用力かwww まあ、気にするほどではないでしょう。

販売開始は明日らしいので、一応資金投入する前提で準備はしておきます。一応これまで、人柱になりにいった案件で手数料を除けば損失を出したことはないので、敗北を知りたいです(ドヤッ)

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三菱UFJ信託銀行が個人向け劣後債発行!

三菱UFJ信託銀行が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年
金利条件:1.00%~1.70%
発行総額:800億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年6月11日~平成24年6月26日
格付け:AA-
その他:劣後特約付き

すでに記事書いたと思ってたwww 三菱UFJ信託銀行の劣後債です。10年債で、5年期限前弁済特約やバーゼルⅢ条項は入っていないため、10年間塩漬け前提の劣後債となります。

格付けはAA-と最近出る社債の中ではトップクラスですが、JCRの格付けは甘めに出ることが多いので幾分割り引く必要があるかもしれません。もっとも、潰れにくさという意味では日本トップクラスであり、日本国債のデフォルトにも耐え切る可能性が高い銀行です。

しかしながら、この社債が償還される10年後というと2022年です。現在の放漫財政が2022年まで続くと政府の債務残高は1500兆円に達し、国富の半分を占め、国債の国内消化はありえず、対外信用を食いつぶしている状態でしょう。日本国債のデフォルトが見えてくる段階です。日本政府には財政ファイナンスにより日銀に国債を引き受けさせて国債を償還するという必殺技が残されているものの、それをやった暁には超円安と悪性のハイパーインフレが発生し国民の金融資産は泡と消え、下手をすると日本人の平均所得がドル建てで中国人に抜かれるかもしれません。今でも沖縄と青森は北京と上海に抜かれているという推測もあるらしいですが。

そうなった時、三菱UFJ信託から社債が満期償還されたとして、何かうれしいことがあるでしょうか?はっきり言ってそんなもの紙屑です。日本経済は長期的にはハイパーインフレのリスクがあり、満期償還が前提である個人向け社債を買う時には、償還前にハイパーインフレに襲われてはいまいかということを考えなければなりません。3~5年ではまだ大丈夫だとは思いますが、10年となると分かりません。

発行体の信用力が高く金利もまあまあですが、現在の日本の財政状態では10年後の外部環境が予測できません。ここは安全側に倒して、投資判断は買い非推奨とします。三菱・野村・日興・大和等各証券会社で販売されますが、今回は見送りです。社債投資には見合わないリスクがあります。

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【ぐぬぬ】ロイズTSBが個人向け社債発行!【げえっ】

ロイズ・ティーエスビー・バンク・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.60%
発行総額:20億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年6月4日~平成24年6月19日
格付け:A

SBIで買ってしもたがな・・・

今度は5年1.60%の社債がマネックス証券から発売です。条件が前回よりも半年償還が遅く、利率がいい社債です。投資判断は買い推奨と前回と変更しませんが、そういうことが分かっているなら早めに教えてくれよ・・・

こういう発行総額がさほど多くなく、いきなり条件を決めて発行してくる社債は販売する証券会社の都合という側面が大きく、発行体の都合というのはあまりなかったりするのですが、それにしてもこのタイミングはないと思います。最近マネックスは個人向け社債の引受がなく、SBIに差をつけられていたので焦りもあったのでしょうが・・・

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ここから先は雑談ですが、野村ホールディングスに向けられた株主提案が話題を呼んでいます。既にご存知の方もいらっしゃるかと思うのですが、原文(PDF)拾ってきたので読んでください。なんとなくですが、犯人は切込隊長なんじゃないか?と思いました。文体が切込隊長っぽいですし、センスもこの人っぽい。

野村株はここ数年、到底買える状態ではなくまた当然のように下落してきたわけですが、こういうことがあるなら1株ぐらい買っておけばよかったかなと思う次第です。株主提案の中の提案理由については総じてふざけているという印象を受けますが、提案そのものは近年の株価下落に対して怒りを覚える株主として当然の内容であり、またその一方で文体からは強烈な野村愛を感じます。暗黒時代を信じ続けた阪神ファンのような文章です。この株主提案を読んで何も感じない取締役であれば、居る必要はないでしょうね。和式便所に放り込んでどっかのホルムアルデヒドよろしくジャーと流してしまえばいいです。

ちなみに、この株主提案をするには最低でも800万円内外が必要とのことですが、ここ数年のチャートを見る限り、この株主が野村に突っ込んだ資金はその程度では済まないでしょう・・・ shasaiwatchはこの切込隊長とおぼしき面白個人株主を全面的に応援します。株を持ってれば株主総会で「異議なし!」ぐらいの声は張り上げてやるのに、残念です。

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【また】ロイズTSBが個人向け社債発行!【お前か】

ロイズ・ティーエスビー・バンク・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.50%~1.50%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成24年6月20日~平成24年6月27日
格付け:A

飽きた。

正直ロイズTSBの発行ばっかでさすがに疲れてきました。詳細は前回の記事を読んでいただくとして、投資判断は中立です。前回との違いは期間が短いのはいいけれども、金利がえらい安いこと。やはりオフライン証券は販売コストが高いのか。

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東北電力が個人向け社債発行!

東北電力が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはロイター

発行要項
償還期限:5年
金利条件:未定
発行総額:未定
社債額面:未定
募集期間:未定

いやあ~出てきましたねえ個人向け電力債。まだロイターに出ているだけでEDINETには情報がない社債です。6月に大和証券を幹事として発行だとか。これまでなら老人を騙して嵌め込みだとか低金利過ぎて泣けてくるとかそういうコメントしか出来ませんでしたが、今回はきっちりコメントできそうですね。

ちなみに、現在イオン銀行が3ヶ月0.50%の定期預金キャンペーン実施中です。店頭までいかなければ預け入れ出来ませんが、これを下回る金利なんてお笑いはやめてほしいものです。

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モルガン・スタンレーが個人向け社債発行!

モルガン・スタンレーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.60%~3.60%(1.00%のこともある。6月8日条件決定)
発行総額:未定
社債額面:1000万円以上、100万円単位
募集期間:平成24年6月11日~平成24年6月15日
格付け:A-
その他:後述

三菱が販売するモルガン・スタンレー債ですが、これは面白い社債です。分類としては仕組み債に入りますが、元金部分に毀損が及ばないことから、当ブログでも採り上げたいと思います。

この社債の特徴は、今年の6月18日の日経平均株価の終値の85%と、各利払い日の10営業日前(約2週間前)の日経平均株価の終値を比べ、前者の方が高ければ金利は1.00%で、後者の方が高ければ金利は1.60%~3.60%となるというものです。やっていることは完全に仕組み債ですが、元金部分にデリバティブを組み込むのではなく、利息部分にデリバティブを組み込むことで損失がないように見せる社債です。

ちなみに、最も直近のモルスタ債の起債は、4年1.15%でした。今の相場だと日経平均が7200円程度になると不利な社債を抱え込まされることになりますね。ちなみに、中央値で決まったとして5年2.60%であればお宝社債です。

shasaiwatchは、本社債について、2.60%と1.00%の間をとって期待値1.80%の社債を買うんだと考えます。日経平均の行く末なんて誰にも分かりません。どちらかといえば下がっていくんじゃないでしょうか。モルスタの5年後や、その時のインフレ率だって正直どうだか。しかし、そうしたリスクや不確実性を飲み込んだ上で、三菱グループに属する企業の社債で5年1.80%はおいしいです。最悪、1.00%で5年塩漬けになってしまったとしても、そうなった時には現時点で日経平均を買っているよりよほどいい結果が出ていることになります。

投資判断は買い推奨とします。デリバが仕込んであるので正直騙されてるかもしれないですが、こうした新しい金融商品への挑戦はとりあえず応援してみるのがshasaiwatchの性分です。しかし1000万からじゃ貧乏人は買えないなあ・・・

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オリックスが個人向け社債発行!

オリックスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.902%
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年6月4日~平成24年6月15日
格付け:A

毎度おなじみのオリックス債です。今回は日興のほか、大和証券と、地方の中小証券の一部、あとSBI証券でも扱うようです。

業績はさほど良くも悪くもなく、昨年と比べて大きく変わったところもありません。ただ、一時期のような社債に資金繰りを頼らなければ金を貸すところがないという事態からは脱却し、普通に資金調達が出来ているようです。もっとも、その結果金利がこのザマなわけで、我々社債投資家にとっては痛し痒しのところがあります。

条件としてはまあまあ、格付けと期間、そして財務内容から見て妥当なところなんでしょう。しかしながら最近、プチ起債ラッシュという感じで国内外の企業が個人向け社債を相次いで起債している中、そこまでして買うほどの社債なのかなという気はします。投資判断は中立とします。他の社債を買い損ねた方はどうぞ。

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