個人向け社債ウォッチ!

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shasaiwatch キレる

なんじゃこの9503の終値は!!!

関西電力は放射能漏れを起こしたのでしょうか。原発を爆発させたのでしょうか。放射能で人を殺したのでしょうか。バカ東電の事故とバカな政府とリスクと便益を比較できないバカ左翼のせいでshasaiwatchの資産は大幅に毀損です。

バカ左翼は無責任な事を安全地帯から騒ぐのが仕事なのでこの際免責としても、東電と政府に対しては関電は賠償請求すべきです。これほど明確に因果関係が立証できるものはないです。しかも不法ときたもんだ。

海外脱出する企業の気持ちが本当によく分かります。shasaiwatchが関電の社長だったらとうに停電させています。電気は買いたい奴だけ買え、買えない滋賀県民は琵琶湖にでも浸かってろ大阪府民は道頓堀に飛び込めとか言って。よく我慢してます。あと国内投資はさっさと打ち切ってインドやミャンマーのように停電が社会問題の国に出ていってしまいます。

ま、ここで騒がなくとも長期的にはそうなるんでしょう。自動車産業なんかもはや愛国心だけで国内に残っているような状態だし。いずれ全産業がそうなるでしょう。

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クレディ・アグリコルが個人向け社債発行!

クレディ・アグリコル・コーポーレート・アンド・インベストメント・バンクが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:1.00%~1.60%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年8月10日~平成24年8月22日
格付け:A

日興からCA-CIC債です。

日興って、話題になっている債券を話題の最後の方で多額に引き受けて売れ残りを出す傾向があるように思うのですが、さすがに懲りたのか、今回は100億円だけの引き受けです。前回、マネックスが出してきたのは5年1.60%でしたが、今回も変わらず投資判断は買い非推奨です。

そういえばSBI債、近々またアンケートやりますので、その時にはよろしくお願いします。

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RBSが個人向け社債発行!

ロイヤルバンク・オブ・スコットランド・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年6ヶ月
金利条件:1.00%
発行総額:20億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年7月25日~平成24年8月14日
格付け:A

SBI債のハズレ資金吸収のためのサムライ債来ました☆
条件は最悪で、欧州危機で大型爆弾を抱えている中、3年半で1.00%という低金利。そりゃあ条件はこれが妥当!と言ったとしても、1年1.60%でさっき別の会社が起債したところでこれは買えないよなあという話。こんなの出されたら前回のBNPPにまで疑いの目を向けてしまいます。

投資判断は買い非推奨です。ここは待ちでもいいんじゃないでしょうか。

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SBIホールディングスが個人向け社債発行!

SBIホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.60%
発行総額:200億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年7月24日~平成24年8月2日
格付け:BBB

今月2回目の起債です。BNPパリバ買ってしまった・・・



現時点でSBI証券のサイトで公式発表はありませんが、発行登録追補書類が出ているので間違いはないでしょう。今回もSBI証券の独占販売です。また抽選とかになるんですかね。ちなみに、前回と同じ規模の資金が集まったとすると、当選率は18%になるはずです。理論上は。

前回との違いは募集規模が2倍になったこと、金利が0.06%だけ値切られたことです。詳細な見解は前回の記事を見ていただくこととして、投資判断は買い推奨と変わりありません。前回の起債が好評だったので値切って起債&個人向け国債の償還金狙いでしょう。こういうことがあるから、事前にSBIを含め主要な証券会社には事前に口座開設をしておく必要があるのです。

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クレディ・アグリコルが個人向け社債発行!

クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンクが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.60%
発行総額:25億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年8月6日~平成24年8月21日
格付け:A

クレディ・アグリコルが1年ぶりの個人向けサムライ債の発行です。昨年と比べスプレッドが上がっており、魅力ある社債になっています。LIBOR問題ではクレディ・アグリコルは関与しておらず風評被害を食らっていると言えますが、ここはLIBORではなくEURIBORの方で関与していたということらしく、同じ穴の狢というやつです。なお、マネックス証券から発売されます。今からなら発売までに口座開設が間に合いそうですね。

こういう世界のトレーダーって銀行を渡り歩くから腐ったミカンが1つ紛れ込むと瞬く間に全銀行が腐り、不正をやったトレーダー本人はその頃には高額の退職金をもらってカリブ海あたりで引退生活してるという事態になりやすく、結局やったもん勝ちの世界になるんですね。個人的には、LIBORは入札で資金供給側に決めさせるというやり方を取ればとりあえず不正はなくなるんではないかなと思います。その結果信用不安の時にLIBORが跳ね上がってもそれはそれでしょうがないじゃないと思います。入札結果が不満なら調達しないというオプションを銀行側に与えておけばよいだけのことです。

まあそんなわけで、クレディ・アグリコルが逝ってしまうリスクを有価証券報告書を見ながら考えようと思ったのですが、中身が大変残念なことになっていました。収益は黒字ですが、金融商品の評価損益が税引前よりも大きく、収益性が完全に有価証券の評価益に依存しています。こういう企業は風が吹くと収益などとんでいってしまいます。

財務内容も自己資本が薄く、負債過多です。収益とともに資本も吹き飛びそうです。まあもちろん、ヘッジしてるとか、国債ばっか買ってるとか、中身を精査すれば分かることもあるんでしょうが、そこまで調べる義理はないし、欧州では国債の方がむしろ危険だったりするので、正直なところ今回の投資判断は買い非推奨です。

欧州の銀行は大なり小なり金利をいじくるだとか不良国債を買い込むだとかやっているのですが、それでもなお生き残る銀行、政治的に生き残らせないといけない銀行というのは、預金者が非常に多い銀行だとshasaiwatchは考えます。フランスで言えば、預金者を多く抱えるBNPパリバは生き残らせる必要があるでしょう。しかし、ギリギリの決断を迫られる事態となった時、投資銀行に過ぎないクレディ・アグリコルをフランス当局者は生き残らせる決断をするでしょうか?too big to failの一角でもです。

金利はいいのですが、そういうリスクを取るという選択肢であることであることも忘れないようにしたいものです。

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ゴールドマン・サックスが富裕層向け社債発行!

ゴールドマン・サックスが富裕層向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.00%~2.00%
発行総額:未定
社債額面:1000万円以上100万円単位
募集期間:平成24年8月9日~平成24年8月13日
格付け:A-
その他:毎年金利が0.1%ずつステップアップ

三菱UFJメリルリンチPB証券が販売するゴールドマン・サックスの社債です。5年1.5%でステップアップがついて早期償還条項がありません。条件は文句なしですが、これを買える人はそれほど多くないです。

まず、三菱UFJメリルリンチPB証券に富裕層と認めてもらわなければいけません。これがまた曲者で、明確な基準がないようです。三菱UFJ証券に多額の預かり資産を積んだ上、手数料という名のお布施をいっぱい払うと声がかかるらしいというのは聞いたことがありますが、shasaiwatchのごとき貧民にはそんな真似は出来ません。

投資判断は買い推奨です。眠たいので今日は分析は適当で寝ます。おやすみなさい。

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明治安田生命2012基金特定目的会社が個人向け社債発行!

明治安田生命2012基金特定目的会社が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.65%~1.25%
発行総額:400億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月27日~平成24年8月8日
格付け:A

これは明治安田生命の社債ではありません。明治安田生命が設立した子会社が発行する社債です。

仕組みを説明します。
明治安田生命は増資をしたいのですが、同社は相互会社なので増資をすることが出来ません。また相互会社の資本は「株式」ではなく「基金」なので、そうそう出したところで引き受けてくれる人もいません。上場も出来ないし。そこで、基金を引き受ける特定目的会社「明治安田生命2012基金特定目的会社」を作り、その特定目的会社に社債を発行させることで資金調達をして基金を引受させ、親会社である明治安田生命の資本増強を図るという仕組みです。子会社の資本金はわずか10万円というペーパー会社です。我々はこのペーパー会社の社債を買うわけです。

上記の仕組みが理解できない人は、この社債は買ってはいけません。理解できないものへの投資は損失への最短距離です。

なお、「基金」は株式と違い、償還方法や利息を任意で定めることが出来ます。そのため基金を引き受ける特定目的会社の社債は、社債や株式というよりも、劣後債や優先出資証券に近い金融商品になります。明治安田生命の劣後債だと考えればいいと思います。

明治安田生命の財政状態から見て、5年以内に倒産することはないでしょうが、問題は金利です。現状では金利は1%を切る見込みです。ただ、明治安田生命が特定目的会社債を個人向けに発行するのは非常に珍しく、偏ったポートフォリオを分散するには向いていると思います。投資判断は中立とします。初心者よりもある程度社債を買っている人が、資金の分散を図るためのものとしてどうぞ。こういう証券化商品は嫌いじゃないです。

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ユナイテッド・アーバン投資法人が個人向け社債発行!

ユナイテッド・アーバン投資法人が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.55%~1.15%(7月20日条件決定)
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月23日~平成24年8月2日
格付け:A3(発行体格付け)

大和証券から発売される、ユナイテッド・アーバンの社債です。ユナイテッド・アーバン投資法人はREITであり、賃貸用不動産の取得、売却とその運用を行う企業です。

確か半年ぐらい前、3年1.00%で募集していたような気がするなあ(すっとぼけ)
その時確か、投資判断が中立だったような気がするなあ(すっとぼけ)
あの時から不動産市況ってよくなったんだろうか(すっとぼけ)
別に1%越えの社債なんて一杯あるしなあ(すっとぼけ)

投資判断は買い非推奨とします。倒産を心配する必要はないでしょうが、他にいい社債も出ている中、あえて買いにいく必然性がないです。

後日・・・
原「あれは…ユナイテッド・アーバン投資法人第8回無担保投資法人債?!」
ユナイテッド・アーバン「アナタハ…ジャイアンツ ノ ハラサン」
原「こんな所で何をしているんだ!」
ユナイテッド・アーバン「ボク、モウイラナイッテ…サイタマリソナ ガ イルカラ イラナイッテ…」
原「そんな…!君が社債投資家にどれだけ貢献したと思ってるんだ!」
ユナイテッド・アーバン「ショウガナイヨ…」
原「ユナイテッドアーバン、いやアバちゃん。ウチに来ないか」
ユナイテッド・アーバン「エッ」
原「shasaiwatchを見返してやろうじゃないか!」
ラミレス「ハ、ハラサン…」

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今月の個人向け3年国債の金利


今月の個人向け3年国債の金利は0.07%となりました。先月に比べ変動ありません。

MMFとの逆転現象が発生して以降、長期金利も下がってきているしこの逆転現象も収まっていくのかなと思ったら、収まっていません。明らかに異常事態です。

最近、信金中央金庫の優先出資証券を買い煽りするコメントが多いので調べてみたのですが、調べているうちについつい9503を調べてしまい、そして激怒。関西電力がここまで株を下げているのは、経営陣がリスク・コミュニケーションを怠った結果です。関西電力がコミュニケートすべき相手は、デモを主導する中核派等の極左暴力集団でも、再稼動を推進しようとする官邸でもなく、市民と大衆でした。マスコミやソーシャル・ネットワークを通じ、情報を正しく発信し、粘り強く自分達の正義を訴えるべきでした。shasaiwatchが関西電力の経営陣であれば、揉めた時点で即座に社長名義のtwitterアカウントを取ります。たとえ中身は広報担当が書くにせよです。

現在、世の中の様々な圧力に対して自分の正義を主張しようと思った時、マスコミが相手にしないとなればネット以外に方法はありません。ネットで情報発信することは、自分で情報をコントロールしながら生の情報を発信できるという意味で極めて威力の高いツールです。特にtwitterは短文ながら発信力が高いため、話題のテーマについて語る場合には非常に有用です。

こういうことすら出来ないとは、正直ここまで頭の悪い会社だったとは思いませんでした。信じる正義は発信すべきです。もともと反原発派と称する連中は陰謀論に走る傾向があり、そういう陰謀論を真に受ける人間も世の中には多いので、発信しないことそのものが敵に塩を送る行為です。それはすなわち、デモの裏にいる過激派を増長させる行為であり、電力不足を通じて国益を損ねる行為であり、自社の株主利益まで損ねる行為です。

というわけでついでに任天堂の株価まで調べてしまったshasaiwatchは怒り心頭なわけです。信金中金とか知らんのです。終わり!

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ソシエテ・ジェネラルが個人向け社債発行!

ソシエテ・ジェネラルが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:6年(5年で期限前償還の可能性あり)
金利条件:1.40%
発行総額:24.25億円
社債額面:500万円
募集期間:平成24年7月10日~平成24年7月27日
格付け:A

新生証券が引き受け、新生銀行が発売するソシエテ・ジェネラル債です。6年債ですが、5年で早期償還の可能性があるほか、投資単位が500万円単位であるというところも特徴です。早期償還するかどうかは発行会社が決めます。

これまで、三菱系のPB証券を通じて富裕層向けに販売していたソシエテ・ジェネラルですが、今回は投資単位を500万円に減らし、一応個人でも種銭さえあれば買えるようにしたようです。いい傾向です。全ての人が全ての金融商品にアクセスできるようになるのが理想です。

ところで、外銀に投資する時、今最も気をつけなければならないのはLIBOR不正問題です。要は、リーマンショック前夜ごろから銀行間の調達金利が跳ね上がり、日本ではシティ24回債が発行されて当ブログ誕生の原因となったわけですが、その時に外銀の多くがLIBORの報告をする際、自行の調達する金利を正直に報告すると「こんな高い金利で調達してるヤベえ」と思われると判断し、実際の金利よりも安い金利を報告していたという問題があったということです。

今、槍玉に挙げられているのはバークレイズですが、ロイターのこの記事を見る限り、ソシエテ・ジェネラルを含め他の銀行も無事では済まない様子。とはいえ、どうやら罰金でシャンシャンにしてしまうようで、罰金の額も当期利益の一部(最大3分の1、最低2%)を持っていかれるのみで社債にまで影響が及ぶような事態は考えにくいです。罰金の額をこれっぽっちと思うか、総額140億ドルもの大金と見るか、評価は分かれるでしょうね。

また、ソシエテ・ジェネラルの昨年の決算内容は一定の純利益を確保しながらとにかく手元流動性を抱え込むというデフォルトだけは絶対にしないという意思が感じられる決算内容で、我々社債投資家からすれば大変評価できる決算内容です。とりあえず潰れはしないでしょう。

となると、5年ないし6年で1.40%の金利ってどうなのという話になるわけですが、昨今の金利情勢を考えればまあまあいい方で、投資判断は買い推奨としていいのかなあと思います。500万円単位というのが貧乏人にはネックですね。

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最近話題の社債について

ネットの調子が悪くなり、携帯までおかしくなり、しょうがないのでwi-fi spotで記事を書いているshasaiwatchです。色々調べたけどパソコンから無料でwifi使ってネット出来る場所って結構少ない。マクドナルドで月額210円とか意外と金取るんですね。月額課金とかしたくないのでソフトバンクの24時間490円ってやつを今は使っています。これがノマドか・・・

最近、関西電力の社債が話題になっていますね。1000億円で5年0.821%だとか。残念ながら機関投資家向けのようですが、関電株のアホルダーとしては、増資に走られなくて本当によかったと思っています。原発の安全性についても、原発危険度ランキングなるものを原発ゼロの会が公表していましたが、よくよく読んでみると大飯原発3,4号機は第三世代原発で安全性が非常に高いことが分かります。

shasaiwatch「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」

第三世代原発というのは、最新型の原発で旧型のものよりも配管が少ないため安全性が高いほか、受動冷却という全電源が停止すると何もしなくとも炉心の冷却が始まり、数日間はもつというシステムを持っているものです。中国が今必死で輸入しているのがこの第三世代原発です。これならば原発事故が起きた時にshasaiwatchが首相で、現地視察をすると言って聞かなかったり、電力会社の幹部を怒鳴りつけたり、海水を入れろと言ってみたり入れるなといってみたりという事態に陥っても、メルトダウンすることはありません。

また、大飯の後、さらに再稼動させる原発として噂されているのが北海道の泊原発だったり九州の玄海原発だったり四国の伊方原発だったりと聞いていますが、この原発ゼロの会のデータだと全部第三世代の原発があります。誰が再稼動の順番を決めているのか分かりませんが、原発再稼動の方向性はかなり妥当なところを突いています。たぶん次に出てくるのは、老朽化した原発の廃炉ではないでしょうか。

ちなみに、原発ゼロの会が発表したデータは河野太郎のブログにあります(配点表のところ)。

電力債なのに原発の話ばかりになりましたが、現状しょうがないですね。関西電力の原発依存度は50%超です。自然エネルギーの普及も今後課題となっていくでしょうが、それは別のお話。FIT狙いのファンドが勢いよく立ち上がりつつあります。SBIソーシャルレンディングサポートやミュージックセキュリティーズに頑張ってもらいたいところです。金は余ってるんやで!

さて、生臭い話からは少し離れて、バークレイズのソニー株価連動社債ですが、ソニー株が当初から40%以上下落すると、ソニー株の株価に元本が連動するという仕組み債で、当ブログでは元金に影響が及ぶ仕組み債を原則として採り上げず、買うべきではない社債としています。

理由は簡単で、社債というのはその性質からして、可能な限り損失を抑えたいという人のためにあるものだからです。過去に個人向け社債がデフォルトした歴史がないわけではないですが、概ね全ての社債が満期に元利違わず償還される中、仕組み債は元金が大幅に減額される危険性があり、かつその危険を覆い隠すために「社債」という名前をつけているに過ぎないものだからです。

仕組み債の高い金利は「オプションの売り」というデリバティブを組み込んでいることがほとんどですが、これは安定していい収益が出る代わり、何かあれば全財産が吹き飛ぶという、取り扱いに極めて慎重であるべき投資商品です。一方、個人向け社債は投資初心者向けの商品です。収益はそれほど出ないが、リスクも低いという安全性の高いものです。いわば、個人向け社債は市販薬、オプションの売りは劇薬です。仕組み債とは、市販薬に劇薬を混ぜて飲むようなもので、素人が絶対に手を出すべきものではありません。

とまあそんなわけで、仕組み債を絶対に買うなとまでは言いませんが、当ブログの主要な読者には仕組み債は向かないです。もっとリスクテイカーな人向けだといったところで今日はここまでとします。いい三連休をお過ごしください。

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中京銀行が個人向け劣後債発行!

中京銀行が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年(5年で早期償還の可能性アリ)
金利条件:1.04%~1.64%
発行総額:50億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月23日~平成24年8月2日
格付け:A-
その他:劣後特約付き

名古屋の第二地銀である中京銀行が劣後債を起債です。三菱系で三菱東京UFJ銀行が40%近い議決権を持っていますが、残念なことに財務内容があまりよくありません。Tier1が7%台で近年推移しており、劣後債を定期的に発行して自己資本比率を補っている状態です。不良債権比率も依然として高く、優良企業が比較的多い名古屋地区なのにどうして?と思ったらどうやらこの銀行、もともと三重県の銀行で、合併を繰り返す過程で名古屋に本社をおくようになったらしい。なんか納得

まあ、第二地銀なんてこんなもんといえばこんなもんなんでしょうが、それならそれでそれ相応の金利を提示すべきではないでしょうか。この金利は中京銀行の財務内容や規模、社会に与えるインパクト等から見て低すぎます。

ただ、投資判断は中立とします。あまり起債してこない地方銀行の劣後債で、分散効果があるといえなくもないためです。三菱UFJの社債を持っていない人で、ポートフォリオを考える上で分散が必要だという結構限られた人なら買ってもいいかも。

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クレディセゾンが個人向け社債発行!

クレディセゾンが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.40%~1.00%
発行総額:100億円
社債額面:未定
募集期間:平成24年7月17日~平成24年7月30日
格付け:A+

久しぶりにノンバンクが起債です。有価証券報告書を見る限り、過払い金問題は沈静化しており、引当金を既に積んでいることを考えるとこれによる倒産という危機は去ったようです。しかしながら問題は、過払い金問題と総量規制以降この業界に定着した超長期不況です。

クレディセゾンも今や2兆円の資産を持っていながら純利益は100億円程度にとどまり、ROAは0.5%を割り込んでいます。会社畳んでその資金で個人向け社債に投資した方がマシなレベル。いやまあ、個人向け社債と企業の収益力は一緒にしちゃいかんのですが、産業一個潰して多重債務問題がなくなったのかといえばなくなっていません。

自己破産件数はグレーゾーン金利に関する最高裁判決以降、平成22年度まで減少し続けていますが、それまでも減少傾向にあったことや、金融円滑化法を受けた返済猶予による自己破産の減少も考慮に入れる必要があります。何度も言いますが、金利を規制するべきではなく、取立てを規制するべきなのです。萬田銀次郎がミナミの帝王なのは、鬼のキリトリをするからであり、トイチの金貸しだからではありません。

閑話休題、クレディセゾンの個人向け社債についてでした。前回、1口10万円で販売したクレディセゾンですが、今回はまだ詳細が決まっていません。一応、大和とみずほで販売する予定のようですが・・・

なお、投資判断は買い非推奨とします。収益力がさほど高くない中、財務的には結構色々と動かしている会社で、資金調達力が脆弱になっている可能性があります。小さな可能性なのでしょうが、この金利でわざわざ小さな可能性に突っ込んでいく必要はないとshasaiwatchは考えます。

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埼玉りそな銀行が個人向け社債発行!

埼玉りそな銀行が個人向け劣後債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年(5年で期限前償還の可能性あり)
金利条件:1.10%~1.60%
発行総額:250億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月17日~平成24年7月26日
格付け:A
その他:劣後特約付き

埼玉りそな銀行の劣後特約付き社債です。埼玉りそな銀行が逝ってしまった日には紙屑になる確率が普通の社債に比べて高い代わりに金利が高いという商品です。なお、バーゼルⅢには非対応のため、公的資金注入で保護される確率がバーゼルⅢ対応社債に比べ高いといえます。もっとも、個人向け劣後債でバーゼルⅢ対応のものなんて野村證券しか出したことないけど・・・

事実上5年で償還されるとはいえ、中央値1.35%という金利は昨今の情勢から見てどうなんでしょう。まあ、SBのサムライ債よりは国内銀行の劣後債の方が安心感はあると言えるわけで。遠くの親戚より近くの他人なんて言葉もあるわけで、何言ってんのか分かんないですけれども、とりあえず投資判断は買い推奨です。

ただ、shasaiwatchはSBIのステマに乗っかってBNPパリバ債に突っ込む予定なので、買うかどうかは金利を見てから判断したいですね。高めに決まればどうにか資金を捻出してくるかも。大和、日興、みずほ、三菱の各証券会社のほか、むさし証券でも取り扱うようです。

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バークレイズが個人向け社債発行!

バークレイズ・バンク・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.66%
発行総額:105億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月10日~平成24年7月25日
格付け:A+

日興から発売されるバークレイズ債です。バークレイズが高格付け債だった頃には安全資産として低利率でもバークレイズ買っておいた方がいいかもという判断があったのかもしれませんが、今や格下げの時代、バークレイズはRBSやロイズといったカネコマ銀行と一緒くたに扱われ、同列に比較されることを我慢しなければならなくなりました。

というわけで、投資判断は買い非推奨です。高格付けの頃でも定期預金よりはレートが良かったのに、格下げされても定期預金並みのレートしか提示しないのでは買う必要性が感じられません。

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丸紅が個人向け社債発行!

丸紅が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.40%~0.70%
発行総額:400億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月12日~平成24年7月25日
格付け:BBB

やってしまいましたなあ。これは教育やろなあ

なぜ、財務リスクのある企業の5年債を5年定期と大して変わらない金利で投資しなければならないのでしょう?ましてや最近は円債ブーム、世界中の優良大企業がこれよりいい金利で資金調達をしています。BBB格で買ってもらいたかったら1年1.66%とかそういう気概が必要なわけで、ましてやクレジットウォッチがネガティブという状況、つまりは投機的格付に近々陥る危険性がある企業の社債をこの金利では買えません。

投資判断は買い非推奨です。ちなみに、投機的格付を付けられているにも関わらず個人向け社債を起債した企業というのはあります(ソフトバンクなど)。さらに言うと、投機的格付けで起債し、デフォルトした企業もあります(マイカル)。

リーマン・ショック以降、格付けは信用などと言われていますが、依然として注目すべき指標であることは変わりありません。低格付け債を買う時は、じっくり調べて、リスクを分かって、かつ高金利で損失が出ても納得できる範囲で買うべきです。今回の丸紅債はいくらなんでもありえないです。これは大変なことやと思うよ。

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小田急電鉄が個人向け社債発行!

小田急電鉄が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.24%
発行総額:150億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年7月9日~平成24年7月26日
格付け:AA-
その他:抽選で宿泊券または商品券が当たる

小田急箱根あじさいボンドの起債です。毎度のことながら、宿泊券が当たってようやくペイする社債であり、商品券が当たっても赤字という悲しくなる案件です。しかしですね。最近たしかに金融緩和が行き過ぎて3年物のスプレッドまで潰れてきているという事情は分かります。しかしですね。東京スター銀行の1週間定期にすら金利で負けているというのは年単位の債券としてさすがにどうなのかと思います。

投資判断は買い非推奨とします。これも毎度のことですが、東京電力のあの有様を見せられた以上、鉄道債だろうと電力債だろうと無リスク扱いは出来ません。

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BNPパリバが個人向け社債発行!

ビー・エヌ・ピー・パリバが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.45%
発行総額:35億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年7月5日~平成24年7月24日
格付け:A2

SBI証券から発売されるSBI債ハズレ残念賞の社債です。事実上、こちらに誘導したいんじゃないかという説もあるわけですが、BNPパリバの社債は初めてのような気がするので、真面目に検討してみたいと思います。

BNPパリバは、フランスの大手金融機関です。FSB公認の「too big to fail」入りもしており、2011年度末の総資産201兆円、純資産8.8兆円、純利益7000億円という世界的メガバンクです。ちなみに、三菱UFJフィナンシャル・グループは2012年3月決算で総資産218兆円、純資産11.7兆円、純利益が9800億円です。三菱UFJよりも不健全で収益性も低いですが、規模は同レベルです。なお、一時期公的資金を突っ込まれていた様子ですが、既に完済しているようです。最近はイタリア国債を大量購入してヤバいと噂が立ったりと欧州危機で色々と翻弄されていますが、規模と昨今の収益力、また劣後債も2兆円発行しているという事実などを踏まえると、SBホルダーにまで損失が及ぶような事態に至ることは避けられると思います。

投資判断は買い推奨とします。5年でこの金利ならRBSやロイズよりもいいのではないでしょうか。

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【アンケート】SBI債当たった?

SBI債、大人気だったようで、shasaiwatchはまたしても外れました。そろそろ当てたいものですが、運ばっかりはどうしようもないです。コメント欄でも悲喜こもごもという感じですが、ここで皆さんにアンケートをとりたいと思います。

回答対象者:2012年7月発行のSBI債に申し込んだ人
回答内容:抽選は当たりましたか?外れましたか?
回答方法:投票フォームを押して回答してください。





よろしくお願いします。

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SBIホールディングスが個人向け社債発行!

SBIホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはSBI証券

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.66%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年7月3日~平成24年7月11日
格付け:BBB

戦いの始まりです。我らの希望SBI債が久しぶりに起債されました。今回も祭りとなることでしょう。もちろん、SBI証券の独占販売です。購入するためにはSBI証券の口座を持っている必要があります。



とはいえ、無リスク資産ではありません。きっちり会社の中身を見て、その上で判断する必要があります。先月28日に公開された有価証券報告書を眺めるとしましょう。SBIの直近連結決算は、総資産額1兆6600億、純資産額4685億円です。一応増収で、経常利益も増益ですが、メインのSBI証券は口座数と預かり資産は増加したものの、取引代金が減少。小口化が進んでいます。SBI損保とモーニングスターが売上を伸ばさなければ増収はありえませんでした。その他の事業も一進一退ないしやや後退気味で、将来の見通しが見えず経営陣も頭が痛いのではないでしょうか。典型的な悩めるニッポン企業と化しています。また注目すべきは大株主。オービス・インベストメント(中長期投資型投資ファンド)が20%以上の株をゲット。一躍筆頭株主に躍り出ており、下手をすれば役員まで送り込まれてしまいます。北尾氏はFACTAよりもこっちの方が怖いでしょうね。

一方バランスシートは健全で、今後FACTA問題等で経営環境が変化した場合には株価が吹っ飛ぶ可能性は十分にあるものの、自己資本が吹き飛び債務超過になることはないと思われます。その意味で、債権者にとってはプラスの決算内容でしょう。ただし、社債投資の場合、最も重要なことは資金繰りです。いくら健全な企業であっても資金繰りが破綻すれば経営資源は安く買い叩かれてしまいます。

今後のキャッシュフローの見通しを見ると、当面1年間の社債と借入金の返済が1800億円ある一方、現預金は1600億円です。銀行から資金調達できなくなれば、たちまち資金繰りに窮することが分かります。いざいざSBI債を大量発行すれば乗り切れるのでしょうが、一定のリスクとして日本国内の金融機関から資金調達できない時のリスクは認識しておくべきでしょう。

このリスクが顕在化する事態としては、ギリシャ危機が日本ソブリン危機に発展し、国内金融機関が軒並み死ぬケースと、FACTAとのバトルで銀行から反社会的勢力と関わりのある企業と認定され、一斉に資金を引き上げられるケースですが、消費税増税法案が衆院を通過しソブリンリスクがしばらく去ったことや、オリンパスの件で分かったように、邦銀は大口融資先には優しいことを考えれば、いずれも償還までには顕在化はしないものとshasaiwatchは考えます。

投資判断は買い推奨とします。SBIに対する否定的な見解が多くなっている今は競争相手が減ってやりやすいでしょう。shasaiwatchも買い参戦します

なお、今回は抽選での受付になるようですね。前回、早い者勝ちでゃ売り出したら5分経たずに売り切れてしまったので、さすがに抽選の方がいいと判断したのでしょう。色々と言われる抽選ですが、現状しゃーないです。申し込みは明後日からです。なお大口優良顧客には裏口があることがリリースからは窺えます。裏口から入れるような大金持ちになりたいなあ。

今回、SBI証券に口座を持っていないため参戦できないという人は、これを機会に口座開設しておきましょう。最近のSBIはSBI債の完売後にサムライ債(外国企業が円建てで発行する社債)を発売することが多い(w ですし、今回買えなくとも次回もそのうちあるでしょう。

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いい社債が出ないからデフレでも分析しようか

サラリーマン投資家の皆さんはこれからボーナスを何に投資するか考える時期が来ましたね。しかし社債市場はひとときの休息タイムです。今後またいい社債も出るでしょうが、デフレの昨今、日本国債に投資するのが最良だという意見もあり、なかなかお金って増えないんだなあと思う次第です。

ところで、久しぶりに消費者物価指数の統計をいじくりまわしていたところ、面白い傾向を発見しました。20年前の物価と現在の物価は総合で2%ぐらいしか上がっておらず、日銀の中の人なら見ただけで絶頂に達するようなインフレコントロールがなされているのですが、その中でさらに見ていくと、教育娯楽用耐久財が15分の1に値下がりしています。教育娯楽用耐久財って要はテレビとかパソコンとか、そういうものなんですけれども、こういったものが極端に値崩れしています。ちなみに、家庭用耐久財(冷蔵庫とか、電子レンジとか)も価格が20年前の3分の1以下になっており、ソニー松下日立東芝あたりが得意だった製品は軒並み大暴落です。また、教養娯楽費(カメラ・CDなど)も値下がり上位であり、かつての日本の得意分野の落日がうかがえます。

一方、過去20年で最も値上がりしたのはタバコらしいです。愛煙家涙目www 他には保健医療サービスだとか教育だとかが値上がり上位に来ており、最近の産業動向から見て納得感があります。保険産業と教育産業はまだまだ延びる余地がありそうですね。また、ここ10年ベースで見ると、生鮮食品や肉類の値上がりもあり、生活保護費が多いのは食料品価格が下がらないからでは?とも思ったり。

細かいところでは、身の回り用品やその他の雑費が値上がりしているのも気になります。過去のカテゴリに当てはまらないサービス産業が増えてきているのかも。

そんなこんなで統計をいじくりまわしているうちに、デフレだ、デフレだと言ってる人って、結局不況業種に居る人なんじゃないの?と思えてきました。不況業種から撤退したり、事業のあり方を抜本的に変えたり、成長業種をフォローしたりして自ら成長する気がない人、でも政治力だけはある人。こういう人たちがエコポイントだとかエコカー減税だとか言って自分を変えようとせず政府に依存するからこそ、財政赤字はバカみたいに増えるし生活保護費も増える。でも物価の流れは止められない上、政府支援がついて名目の競争力がつくからますます安売り競争してデフレが進む。そして始まる悪循環・・・

こういう人たちの目を覚まさせるためには、やっぱり1回デフォルトした方がいいんですかね。政府の支援はないんだと体で分からせて成長産業に向かわせるために。なーんて考えた次第です。物価上昇中の産業に居る人たち頑張れー!

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