個人向け社債ウォッチ!

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フランス相互信用連合銀行が個人向け社債発行!

フランス相互信用連合銀行が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.60%~1.00%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成24年11月9日~平成24年11月19日
格付け:A+

格付けと金利だけ見ればまあまあかなと思えなくはない本社債ですが、フランス相互信用連合銀行とはそもそも何なんだという点が解決されないと購入するわけにはいきません。というわけで調べてみたところ、昨年、日本の投資家向けに作成したプレゼンテーション資料らしきものが検索でひっかかってきたので、ここから推測していきます。

フランス相互信用連合銀行は、クレディ・ミュチュエル(資料では相互金庫と訳されているが、相互銀行、信用金庫、信用組合のような形態の金融機関だと推測される)の中央銀行の子会社で、中央銀行の流動性管理などの業務を手がけているとのことです。

バランスシートやその位置づけから見て、shasaiwatchは信金中金が銀行子会社を持って預金の受け入れや貸出を行っているようなものだと勝手に認識しました。違うというのなら誰か指摘してください。

総資産額は37兆円、貸出金残高は16兆円と規模はりそな銀行並みです。収益も一応出しており、それなりの銀行とは言えるでしょう。とりあえず、3年で資金繰りがどうこうということはないです。問題は金利で、3年0.8%というのは目線を合わせにくい商品です。

投資判断は中立とします。とりあえず安全でしょうし、他に投資したいものがなければ買ってもいいんじゃないでしょうか。わざわざ突撃するほどの価値はないと思います。野村證券が取り扱うようです。

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SBIソーシャルレンディングが新ファンド募集

SBIソーシャルレンディング第6回コーポラティブハウスローンファンドを募集することが分かりました。

融資期間は1年5ヶ月、年利4%。募集開始は11月1日午前8時から。今回新規に口座開設し、このファンドを購入した投資家には1%のキャッシュバックがあるそうです。

これまで、ファンドの借り手側はSBIソーシャルレンディング、投資家側はSBIソーシャルレンディングサポートが担当するという方式でしたが、先日2社は合併し今後は1社体制でやっていくようです。別会社に分ける意味ってあったんでしょうかね。

毎回、不動産を担保に高利で金を貸すという金融のスキマを見つけてくるSBIソーシャルレンディングですが、今回も不動産を担保に6%で融資し、2%の手数料を抜いて4%を投資家に渡すという商売です。投資家としてはそれでもありがたい投資案件です。

しかし、高金利ということはすなわちそれだけのリスクがあるということ、そのリスクとは、不動産の貸し手が建設組合という非常に脆弱なものだということです。マンションを建てたいという人の意思が集まって初めて成り立つこの組合、誰かが途中で離脱すればたちまち崩壊してしまいます。

そのリスクをヘッジするものが、「組合員個人が全員、連帯債務者」「不動産担保付き」というものなのですが、マンションのローンを組める見込みがある(と自分で思っている)人たちの集まりとはいえ、個人の信用力が開示されているわけではないですし、不動産だって途中で崩壊したら完成途中のマンションが放置されたままの土地を競売しないといけなくなります。

また、不動産担保にしても現時点ではどこにマンションを建てる予定なのか、どこにも見当たりません。公開されたとしても、そこが実際に投資額相応の価値がある土地なのかについては確認する必要があります。しかし過去の同種のファンドでは、不動産のおおよその位置は示されても具体的に場所を特定する情報は出さないので、推測するしかありません。

このように、情報の非対称性がある中で我々は投資しないといけないので、その分は利息で、ということなんでしょうね。ギリギリまで情報公開を待って、それを読み込んで理解した上で投資したいものです。その間に売切れたりしてもそれはそれでしょうがないと思います。


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ソシエテ・ジェネラルが富裕層向け社債発行!

ソシエテ・ジェネラルが富裕層向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:7年(4年後以降、期限前償還の可能性あり)
金利条件:0.50%~1.50%
発行総額:50億円
社債額面:1000万円以上100万円単位
募集期間:平成24年11月21日~平成24年11月26日
格付け:A
その他:ラスト3年は金利が0.50%アップ

ソシエテ・ジェネラルの富裕層向け社債ですが、どう見ても4年で償還する気満々です。逆に4年で償還されない場合、それは不利な条件を押し付けられているということなのでしょう。ソシエテ・ジェネラルにすれば7年で調達しておいて、4年後の金利条件を見て得なら償還、不利なら返さないという条件であり、当初の金利条件が悪いこともあり、魅力的には思えません。

投資判断は買い非推奨とします。三菱UFJメリルリンチPB証券が取り扱うようです。

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ゴールドマン・サックスが個人向け社債発行!

ゴールドマン・サックスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:7年
金利条件:0.80%~1.30%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成24年10月30日~平成24年11月13日
格付け:A-

日興が発売し、三井住友銀行で窓販されるGS債です。

しっかし7年債でA-格で金利の中央値が1.05%です。ここ最近の新発債の中では最も条件が悪い社債といえます。年寄りを騙して売りつけるつもりなんでしょうか。わざわざ個人向けに発行せずとも機関投資家向けに発行すれば足りる社債ではないでしょうか。

投資判断は買い非推奨です。外債は当面ダメかなあ・・・

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今月の個人向け3年国債の金利


今月の個人向け3年国債の利率は0.070%となりました。先月に比べ変動ありません。

MMFとの逆転現象が完全に定着した感じですね。金融緩和の悪影響が出ているのが良く分かります。日本経済は現在、一般的な金融政策も財政政策も無効という不思議な世界にはまり込んでいるため、実際の景気回復のために政治に何かを期待するというのはムダです。せいぜい株や為替を一時的に動かす程度の能力しか持ち合わせていません。

現状を動かすとすれば、あらゆる業種の規制緩和によって人々のアニマル・スピリットを刺激し、創業支援を強化してどんどん人を起業に向かわせる方法がベストでしょう。法人税を引き下げて起業と投資を呼び込み、資産課税強化と消費増税で稼ぐ人を支援する一方、人的資源や資本を有効活用出来ない輩は退場させるという政策も有効でしょう。また、政府の歳出を抑制し国家破綻を遠のかせ、ハイパーインフレは起きないという安心感をもたらすことも重要です。

それはさておき、もうすぐドラフト会議ですね。今年は結構豊作だそうで、各球団とも神経戦でしょう。昨年日本ハムを拒否した菅野クンの行き先が気になります。あんまりワガママ言ってると入団後に報復死球とか食らっちゃうかもよ。

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社債投資初心者が知っておくべきこと

個人向け社債ブームは依然として衰えがないようで、当ブログの読者も徐々に増えていますが、今日は個人向け社債の初心者が知っておくべきことを、定期預金との違いを中心に少しまとめてみました。

1.個人向け社債は預金保険の対象にならない
個人向け社債は預金保険で守られることがありません。例えば、三菱東京UFJ銀行の社債と定期預金であれば、三菱東京UFJ銀行が倒産しても定期預金は国が預金保険によって1,000万円とその利息までを保護してくれます。しかし、社債は保護されないので三菱東京UFJ銀行が倒産すると1,000万円未満でも返ってきません。社債は発行している企業が倒産すると紙屑になることもあるので、注意したいですね。

2.個人向け社債は中途解約できない
定期預金は基本的に中途解約が可能ですが、個人向け社債は絶対に中途解約が出来ません。定期預金は「預ける」ものですが、社債は「買う」ものだからです。個人向け社債を買ったら最後、償還期日まで何があろうともっている覚悟が必要です。もっとも、「売却する」ことは出来るのですが、売却した時の市場環境次第では買った値段よりも低い値段でしか売れないということも多々あります。大体の場合証券会社に言えば買ってくれますが、証券会社の言い値で売らざるを得ず、しかも手数料をとられます。期間の長い社債を買う時には、償還まで塩漬けを前提にして良く考えないといけないですね。

3.個人向け社債はいつでも買えるわけではない
定期預金はいつでも預け入れが出来るのが普通ですが、個人向け社債はいつでも売っているわけではありません。社債を発行したいと思っている企業が売っている期間だけ買うことが出来ます。そのため、人気のある社債は一瞬で売切れてしまうこともあり、日ごろから情報を仕入れておくことが重要です。当ブログも頑張って更新していますが、公式の情報は証券会社のHPやEDINETに掲載されます。

4.個人向け社債には特約が付くこともある
最近は定期預金にも特約付きのものが増えてきていますが、定期預金には基本的に特約はないのが普通です。しかし個人向け社債には「劣後特約」「期限前償還特約」「日経平均などの市場指標に連動して元本の償還額が変わる特約」「事前に取り決めた他社の株式で償還してもよい特約」などの特約が付くことがあり、特約の中身によっては「含み損を多額に抱えた南アフリカランド」「下がりまくった企業の株式」などで償還され、大損をこくことがあります。特約の中身は必ずチェックする必要があります。

5.詐欺のものもある
個人向け社債がブームになるにつれ、それを利用した詐欺も増えてきました。特に多いのが「証券会社の社員を名乗る人物が「未上場企業の新株予約権つき社債を超高値で引き取る」などと電話をかけてきて、別の人物(グル)がその会社のその社債を売りにくる」というものです。こういうケースは即、警察へ。絶対に金を出さないこと。

6.個人向け社債はまともな証券会社で買うのが基本
最近は銀行の窓口で社債を売るというのも増えてきましたが、依然、証券会社で買うのが基本です。それも大手の証券会社で買うのが基本。野村、大和、日興、三菱、みずほといった旧来の大手証券会社のほか、最近はネット証券での販売も増えてきています。もしもこの記事を読んでいる人の中に個人向け社債への投資を考えている人がいるのであれば、こうした証券会社に口座を開設しておきましょう。ちなみに、口座開設の際にはキャンペーンのタイミングを狙うとお得です。例えばSBI証券だと現在、新規口座開設キャンペーンとして最大で18,300円の現金がプレゼントされるキャンペーンを行っているようです。

個人向け社債は決して大きく儲かる取引ではありませんが、他の金融商品に比べリスクが低く、堅実な投資です。より多くの人が個人向け社債の魅力を知り、そしてより多くの企業が個人向け社債という資金調達手段を選んでくれればと思います。

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大光銀行が個人向け社債発行!

大光銀行が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年(5年で期限前償還の可能性あり)
金利条件:1.00%~1.60%
発行総額:30億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年10月25日~平成24年11月5日
格付け:A-
その他:劣後特約付き

最近、猛烈に睡眠不足が続いており、更新する体力が全くありませんでした。土曜日に死ぬほど寝て睡眠負債を償還し、焼肉を食べて風呂に入って土曜の夜にもう一度たっぷり寝て、ようやく体調が落ち着いたので更新再開です。

さて、大光銀行(たいこうぎんこう)の劣後債が出てきました。大光銀行は過去に発行した劣後債の期限前償還を既に決めており、借換社債としての発行ということになります。19年に劣後債を発行して金融危機を無風で過ごし、24年に再度劣後債発行とはこの銀行、なんと運のよいことかwww

大光銀行は新潟県に地盤を持つ第二地銀で、預金額は1兆2000億円しかない、小規模な銀行です。不良債権比率が比較的高く、かつ増加傾向にある一方、自己資本比率は連結12.37%と健全な水準にあります。しかし、その他要注意先に分類される債権のうち、金融円滑化法に基づく要注意先がどれだけあるのかは不透明です。

最も気になるのは、大光銀行が今回劣後債を借り替えすると、30億円の資金調達に対し80億円の償還なので自己資本比率を0.8%ほど押し下げてしまうことです。まあ、それでも自己資本の充実という観点から言えばまだ若干の余裕があるわけですが・・・

とはいうものの、いわゆるバーゼルⅢ対応債ではないですし、小規模ながら地元密着でそこそこ地道にやっている金融機関という印象を受けますので、とりあえず期限前償還は大丈夫だと思います。投資判断は買い推奨とします。

みずほ証券と野村證券で各々15億円ずつの取り扱いということで、すぐなくなってしまうでしょうね。

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東京電力の社債を買いたいという神経が分からない

原発事故以降、東京電力の社債についての分析をコメントで要請されることが増えてきました。結論から言うと、現在の金利条件で東電債を買うなどありえないです。

三菱UFJ証券のサイトで現在、既発債として東電債が上がっていますが、利回りは残存期間2.04年のものが2.056%、残存期間7.61年のものが3.843%(いずれも税引き前)となっています。格付けは国内2社からA格とBBB格を得ていますが、海外2社は当然のように投機的格付けを付与しています

まあ正直、それでも財務内容と今後のキャッシュフロー次第では償還される見通しが立つこともあるのでしょうが、財務内容はボロボロです。平成24年6月の第一四半期時点で、連結総資産14.5兆円に対し純資産は5000億円しかありません。

余談ですが、一時期反原発派が「東電の隠し財産15兆円!」などと吠えていましたが、どうやらこの連結総資産が根拠のようだったようです。確かに23年6月時点で東電の総資産は15.5兆円あったわけですが、その中には核燃料とかも8500億円ぐらい含まれてるんですが、いいんですかねえw

閑話休題、東電の財務内容の問題点は原子力関連の「不透明な資産計上」にあります。実態としては大幅な債務超過の状態にあり、しかも赤字が止まる見込みがありません。

東電の固定資産には、「原子力発電設備」「固定資産仮勘定」「核燃料」「使用済核燃料再処理等積立金」「未収原子力損害賠償支援機構資金交付金」といった原子力関係の不透明な資産が多額にあり、その総額は5兆円にも及びます。これらの資産は、事故前であれば十分な資産価値があると認められたものかもしれませんが、事故後においては価値のあるものとみなしうるかどうか疑問があります。

柏崎刈羽は再稼動が前提になっているようですので、そっちの資産性は認めるとして、福島第一、福島第二の資産は減損ないし災害損失で全て費用にしたのでしょうか?過去の決算を見る限り、事故後に計上した災害損失等では到底足りているとは思えません。

原子力損害賠償支援機構資金交付金も、支援が決まった時に2.8兆円以上を一度に利益計上し、お金が入るたびに未収入金を取り崩すという処理をしていますが、その処理は適正と言えるのでしょうか。東電を債務超過にしないという政治判断が働いたとはいえ、政治が「東電潰せ」の方向に動いた時、未収入金に回収見込みはあるのでしょうか。

というわけで、5兆円全てが吹き飛ぶことは考えられないものの、そのうちのわずか10%が吹き飛ぶと東電は債務超過に転落しますし、福島第一原発関連の固定資産が減損されているとは考えにくいことから、その可能性は極めて高いものとshasaiwatchは判断します。廃炉費用も足りないでしょうし。

なお、負債側では東京電力は、原子力損害賠償費として平成24年3月期に約2兆5000億円を計上しました(もっとも、ほとんどはこの引当金に計上されているようで、実際に支払った額はキャッシュフロー計算書にある通り、5662億円です)。その後も費用は継続的に計上されているようですが、とりあえず残りの損害賠償予定額は1兆8000億円であると考えているようです。この額の合理性については色々と意見があるでしょうが、とりあえず計上しておく額としては妥当だと思います。ただし、除染費用についてはまだ東電が払う額が分からないのことで未計上です。アカン。

こうしたボロボロの財務内容の中、東電は赤字を垂れ流しています。四半期経常損失は1240億円、通期予想でも4250億円の赤字を予想しており、値上げをしないと倒産は必至でした。なんとか「柏崎刈羽の再稼動を前提に」8.47%の値上げを認可してもらったらしいですが、これではほとんど利益が出ず、再稼動したとしても賠償金を支払う原資がありません。

何十年かかってでも賠償金を払うべきだという考えはもちろんあるんでしょうが、こういう解決法を選んだ場合、従業員のモチベーションと設備の老朽化という問題が襲ってきます。従業員は何のために働くのでしょう?彼らは賃金カットを受けています。職業選択の自由がある社会で、会社の不始末の責任を従業員の給料から出させるのは最悪の解決法です。従業員の多くは、同業他社への転職を考えたり、技術を持って海外へ逃げたり、あるいは雇用が継続されていることのみを働き甲斐にするでしょう。また、新卒採用等の新規採用も困難になります。かつて自衛隊の子息を差別したような人たちが東電の従業員を、職業を理由に差別しています。そうした逆境の中でなぜ人はその会社にあえて入って働くのでしょう?

低賃金の上、所属する誇りも得られない組織では、人は真面目に働こうとしません。そのうち設備が古くなってきて、レベルの低い人間と旧式でボロボロになった設備で関東地方の電力供給が支えられるという図式が出来上がるわけです。胸熱。やっぱり賠償金を優先債権にして一度倒産させるべきでした。

だいぶ話がずれましたが、こういう状況なので東京電力は政府が生かしているゾンビ企業と言ってもいいです。社債投資家としては社債が償還されればそんなことはどうでもいいわけですが、生きるか死ぬかがそもそも政治リスクの企業は、政治や世論の動きが変われば一瞬で倒産します。かつて武富士の悲劇を見た我々は、あれと同じレベルの政治リスクに晒されている東京電力の社債を買うべきではありません。少なくとも、それ相応の(ジャンク債にふさわしいレベルの)金利をつけるべきではないでしょうか。

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住信SBIネット銀行が個人向け社債発行!

住信SBIネット銀行が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年(5年で期限前償還の可能性あり)
金利条件:1.10%~1.70%
発行総額:150億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年10月18日~平成24年11月1日
格付け:A-
その他:劣後特約付き

SBIハズレ残念債ということで発行される今回の劣後債ですが、発行体にとっては初めての劣後債発行で、ネット銀行が個人向けに劣後債を発行するのもそもそも業界初かもしれません。とにかく、これまでは投資できなかったネット銀行の劣後債に投資できる大チャンスです。これまで情報はありましたが、金利条件が決まらないということで待機していましたが、仮条件が公開されたので検討を開始します。

というわけで住信SBIネット銀行の有価証券報告書をと思ったのですが、当社は住友信託とSBIの合弁会社で非上場。今回の有価証券届出書に有価証券報告書を添付していました。

ちなみに、ここのディスクロージャー誌はなかなか読み応えがあります。今回の分析にあたって参考にしましたので興味のある方は住信SBIネット銀行のウェブサイトに掲載されているのでぜひ読んでみてください。

住信SBIネット銀行は従業員わずか245名の銀行ですが、預金総額2.3兆円、経常利益58億円、純資産430億円という規模を持っています。なお、預金のほとんどは住宅ローンと国債と地方債で運用されている模様。分散されているとは言いがたいものの、そこそこ固くやっています。

資金調達は完全に預金に依存しており、しかも預金の残存期間もほとんどが半年未満。何らかの理由で大量の預金流出が起きた場合(他のネット銀行が大々的な預金乗り換えキャンペーンをやった場合など)、一時的な資金流出に対処する必要はあると考えられます。預金流出に伴う国債大量売却なんて事態になると、それをきっかけに日本国債信用不安なんて事態にもなりかねないですしね。今回の資金調達には一応の意味があるとshasaiwatchは考えます。

また、自己資本比率が8.36%と決して高くない中でおそらく預金残高などは増加を続けていると思われる中、資本増強をしなければ自己資本比率が8%を割り込むことも考えられます。ここでTier2を150億円積み増せば、自己資本比率は11~12%ぐらいになり、当面自己資本比率を気にする必要もなくなるわけで、そういう意味での起債とも言えるのかなとも思います。

経営内容は、正直債券と住宅ローンに傾斜しすぎじゃない?という気もしないではないんですが、健全経営ですし収益力もあるわけで、5年後の期限前償還がなくなるということを懸念する債権ではないと思います。利率については色々な意見があるかと思いますが、ネット銀行債を買う機会はこれまで無かったわけですから、資産の分散という観点からも、投資判断は買い推奨とします。

SBI証券と大和証券から発売されるようです。


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【2本建て】モルガン・スタンレーが個人向け社債発行!

モルガン・スタンレーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項【岡三】
償還期限:5年
金利条件:0.80%
発行総額:10億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年10月2日~平成24年10月12日
格付け:baa1
その他:毎年0.1%ずつ金利がステップアップ

発行要項【モルガン・スタンレーMUFG】
償還期限:5年
金利条件:1.50%
発行総額:1.35億円
社債額面:1000万円以上、100万円単位
募集期間:平成24年10月9日~平成24年10月11日
格付け:baa1
その他:日経平均が当初水準を割り込むと金利は0.50%になる

モルスタ債2本を見逃していました。もっとも、岡三の方は金利安すぎ、富裕層向けの方は日経平均のノックイン水準が100%とどうしようもない社債なのでいずれも投資判断は買い非推奨です。モルスタ債は利息部分にこうしたノックイン条件をつけたものが最近出ていましたが、人気が出たとみるやもの凄い勢いで条件を悪くしていき、今となっては買う価値がないものばかりという有様で、個人投資家なめんじゃねーぞという感じです。

秋ということで、プロ野球の引退・戦力外通告が盛り上がっていますが、今年は代打や守備固めの職人的選手がもう?という引退宣言をすることが多いですね。新しい風が必要とはいえ、寂しい気もします。

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【アンケート】SBI債当たった?【2012年10月】

皆さん、体育の日ということでSBI債の抽選を終えていかがお過ごしでしょうか。shasaiwatchはまたしても買えませんでした。おかしい、こんなことは許されない。

というわけで恒例のアンケートです。今回の選択肢はシンプルに「当たった」「外れた」「申し込まなかった」の3つです。ハズレ残念債の住信SBI債に切り替えていくところですが、条件はどうなるんでしょうね。とりあえず資金は移動させずにおいてあるんですが・・・

投票は1日1票まで可能です。たくさんの投票をお待ちしております。

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【3本建て】クレディ・アグリコルが個人向け社債発行!

クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンクが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項【岩井コスモ&マネックス】
償還期限:4年
金利条件:1.05%
発行総額:35億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年10月2日~平成24年10月25日
格付け:A

発行要項【SMBC日興】
償還期限:5年
金利条件:1.00%~1.60%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成24年10月15日~平成24年10月29日
格付け:A

発行要項【中銀】
償還期限:4年
金利条件:0.70%~1.00%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成24年10月24日~平成24年11月1日
格付け:A
その他:毎年金利が0.1%ずつステップアップ

条件も売り出しの証券会社も違うCA-CIB債が3本続けて起債です。とはいうものの、中央値0.85%と考えると中銀のCA-CIB債は岩井コスモ&マネックスのそれと比べて明らかに条件が劣ります。とりあえず中銀の分について投資判断を買い非推奨とします。絶対劣位にある社債を買う必要性はゼロです。

残りの2社なのですが、これがまた悩ましい。CDSから見ると明らかに不利なわけですが、これまで発行、即CDSでヘッジして差益が抜ける社債なんてあったのでしょうか。もっとも、そういう社債があったところで個人投資家はCDSを買うなんて出来ないわけですが。

条件はそこそこですし、考えるのがしんどくなってきたので投資判断は中立とします。他に投資対象がなければ少額買ってもいいかなと思います。


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SBIホールディングスが個人向け社債発行!

SBIホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはSBI証券

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.60%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成24年10月2日~平成24年10月9日
格付け:BBB

また今回も抽選のSBI債です。抽選は3日12時から4日17時までです。また今回も当たった外れたの狂騒曲となるのでしょう。shasaiwatchも今回こそはと思っています。

さて、今回は既にハズレ残念債も決まっており、住信SBIネット銀行の劣後債が該当しています。住信SBIネット銀行が劣後債を発行するのは今回が初めてなのでこれも条件を見極めたいところです。

ちなみに、先月と同じく投資判断は買い推奨です。先月から特段動きもないようですし、何かあっても現在の経済情勢ならば償還までは持つでしょう。

ところで、新生銀行が今月末に5年の劣後債を発行予定であり、金利は3.40%~4.40%が仮条件だそうです。こちらも格付けはBBB格ということで久々に熱くなれそうな社債なのですが、残念なことに機関投資家向けです。我々はSBI債で我慢しましょう。

今回もSBI証券が独占販売します。SBI証券に口座を持っていないと購入できません。持っていない人は、今回は残念ながら見送りとなるでしょうが、次回に備えて今のうちに口座開設をしておきましょう。


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雑談とか

台風、皆さん大丈夫でしたか?幸いshasaiwatchは何事もなく無事でした。

尖閣問題、中国外務省は「法の支配」について論じる国連の演説で尖閣諸島の領有権を主張。これは日本の勝利です。中国は法の支配によらない方法で尖閣諸島を奪うことが出来なくなりました。最悪、この演説を持ち出してきて日本から国際司法裁判所に持ち込めば、中国は拒否できません。

iphone5、出来がアレだということで話題になっていますね。最新のものに飛びつくというのは人柱になりにいくということと同義です。人柱になってもいいやと考えられる人でなければ、不具合が一巡してから飛びつくべきでしょう。ちなみにshasaiwatchは泥使いなので今回の騒動は完全に他人事です。

今やすっかり過去のものにされてしまった福島原発事故ですが、これまでの調査だと「検査されたものを食べている限り、内部被曝の心配はない」と結論付けてよさそうです。問題は外部に絞られることになりましたが、そちらについても池田信夫とかの主張はトンデモとしても、事故前に考えられていたよりも放射性物質による人体への影響は小さいようです。

阪神タイガースが高額年俸の選手を次々と引退させたり解雇したりFA放出したりと話題になっています。既に来季、15億円ほどの資金が余ってくるとか。イチローでも買う気か。それはそれで見てみたい気もしますが。

維新の会、現時点で国会議員が衆参合計で9人だそうですが、これは民主、自民、小沢新党、公明、みんな、共産、社民に次ぐ第8党ということになります。ちなみに新党きづなも9人の国会議員を抱えて同順位です。今の勢いだと総選挙が行われた場合第3党までは行きそうですが、shasaiwatchが言いたいのはその点ではなく、維新の会よりも下に国民新党、新党大地、たちあがれ日本などの党がいるということ。なんというか、せめて小政党はポジショニングをはっきりさせて欲しいです。

年末に向けていい個人向け社債がたくさん出ますように。

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【キャッシュバック実施中】SBIソーシャルレンディングサポートの新ファンドを解説

SBIソーシャルレンディングサポートが、またしても何やら分かりにくいファンドを組成しています。今回のファンド名は「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」。全く意味が分からない。不動産担保ローンへの投資と見せかけようとしていると取られても文句は言えないですね。

今回のファンドは、「マチ金に対する融資」を原債権とします。我々がファンドに投資した資金は、マチ金が借りていきます。そして、その金を借りたマチ金が金を返さなければこのファンドは元本割れを起こすという仕組みです。

元本割れを回避する仕組みとして、担保を取っています。その担保とは、マチ金がその顧客に融資した貸出債権のうち、担保付きのものだそうです。担保付きの債権に質権を設定し、それを登記することで債権保全を図らんとしています。債権質なので、マチ金の顧客が返済を実施するとそれが直接ファンドへの返済に回ります。これによって健全性を確保しているという寸法です。

しかし果たしてどうしたものでしょう。マチ金が抵当権付きで融資をするような顧客というと銀行などからの借入はまず困難な顧客で、抵当権の順位も後ろの方ということが多いものです。また、マチ金自体も最近は数が減ってきている上、過払い金訴訟は落ち着きつつあるというものの、依然残っています。マチ金の信用状態を見たいですねえ。

マチ金の顧客とマチ金自体の2者から回収が可能でファンドの性質としては面白いものの、健全性には正直言って欠けています。期間が14ヶ月で目標利回りが3%、早期償還あり、0.5%キャッシュバック。全財産をぶち込むのは危険ですが、リスクマネーとしてなくなってもいい資金なら投資するのもありかもと思わせる水準です。あんまり信用はしていませんが、少しだけ買ってみようかなと思っています。

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