個人向け社債ウォッチ!

個人向け社債の起債情報をウォッチするブログ。個人向け社債の購入方法に関する記事や個人向け社債のランキング、個人向け社債の利率などの記事。初心者歓迎。3年物の個人向け国債の金利推移もウォッチ

共産党幹部「証券優遇税制廃止しろ」 証券マン「あの・・・(絶句)」

共産党の佐々木憲昭氏がブログ証券優遇税制を廃止しろと吠えたそうです

証券優遇税制は確か2~3年前に今年一杯で廃止ということで決まっています。その代用品としてNISAが登場し、年間100万円、累積500万円までの非課税枠を作れるということで必死になって証券会社が、特にSBI証券等のネット証券が口座作りませんかNISAやりませんかと必死になっているわけです。

この共産党員は小野田少尉のようにジャングルに籠もっていたのでしょうか?「年末の税制改正でやめられるのでしょうか」と発言しているところから見て、少なくともここ数ヶ月のNISA騒ぎは知らなさそうです。ネットに接続していて、証券税制に言及していて、Facebookを使いこなしていて知らないということは、Facebookにはまりこんで個人情報抜かれまくって自分に興味のある広告しか表示されないとか、そういう状態なんでしょうね。新聞も赤旗読んでるかどうかさえもはや微妙なレベル。

共産趣味の血が流れている者として、こういう人達のFacebookに表示される広告がどのようなものなのか非常に興味があります。一度タイムラインを眺めてみたいですね。

一時、社債もNISAの対象になるのではないかということで議論がなされましたが、事実上元金保証だからNISAの対象にはしないという結論に達したそうです。事実上元本保証というもの言いは政府公認か?社債の紹介する時に事実上の元金保証とか言っちゃうぞ?嫌なら普通社債をNISAに入れるんだな(ゲス顔)。


PageTop

アメリカによるシリア攻撃をゲーム理論的に分析する

社債が出ないと当ブログはやることなくて暇です。リアルが忙しくてメールも見れないのもありますが、とはいえ生存報告ぐらいしとかないといけないので、移動中に新聞読みながら考えたことをケータイから書きます。

シリア情勢は、近日中にアメリカがシリア攻撃を開始するという予想が多いですが、shasaiwatchはアメリカによるシリア攻撃は不可避と考えています。また、アサドが化学兵器を使っていることは多分本当でしょう。その理由はゲーム理論的に説明すると理解できます。

理由の説明にあたって時間を少し遡って、シリア内戦が深刻化した時期の事を考えます。オバマとアサドはともに、不確実性の中での決断に迫られていました。オバマはシリアを攻撃するかどうか、アサドは反政府軍に化学兵器を使用するかどうかです。

この時、考えられるシナリオ4つを見てみましょう。

1.オバマはシリアを攻撃し、アサドは化学兵器を使用する
アサド政権は崩壊し、アサドはカダフィやフセインのように死ぬでしょう。オバマは化学兵器使用の証拠を見つけ、大勝利です。そして、アンジェリーナ・ジョリーがシリアの子供たちをダシに一儲けするでしょう。

2.オバマはシリアを攻撃しないが、アサドは化学兵器を使用する
アサドは反政府軍に勝利し、オバマは外交的失態を犯します。アメリカの中東政策は大幅に変更が必要でしょう。そして、アンジェリーナ・ジョリーが化学兵器を浴びせられた子供たちをダシに一儲けするでしょう。

3.オバマはシリアを攻撃し、アサドは化学兵器を使用しない
アサドが悲惨な目に遭うのは先ほど述べた通りですが、オバマも悲惨です。ブッシュと同じ失態をやらかすこととなり、アメリカの中東政策は崩壊するでしょう。そして、アンジェリーナ・ジョリーがオバマを批判し、一儲けするでしょう。

4.オバマはシリアを攻撃せず、アサドも化学兵器を使用しない
何も起こらないパターンです。シリア内戦が継続し、一進一退の攻防が続きます。アサドの立場は変わらず、オバマの立場も変わりません。そして、アンジェリーナ・ジョリーがシリア内戦の非人道性を訴えて一儲けするでしょう。

こうしたどう転んでもアンジェリーナ・ジョリーが儲かる状況下、アサド側から見ると、アメリカが攻めてきた場合はどうやっても逃れようがないため無差別、アメリカが攻めてこない場合は化学兵器を使った方が有利なので、アメリカが攻めてこない事を祈りつつ化学兵器を使用することになるでしょう。一方オバマ側から見ると、アサドは化学兵器を使用するということが既述の通り明らかなので、より有利な選択肢であるシリア攻撃を選択します。

実に雑な分析ですが、実態もおよそこんなところではないでしょうか。今回のナッシュ均衡のもとでは、アサドはアメリカの攻撃を避けるため、化学兵器の使用が発覚しないよう可能な限りの隠蔽や責任転嫁を行おうとするでしょうし、オバマは万一の可能性を考え、ギリギリまで攻撃を引き延ばし証拠を集めようとするでしょう。現実に起きていることとだいたい整合的です。

ゲーム理論は不確実な状況下で意思決定をするのに向いている理論です。社債投資に向いているかというとどうかと思いますが、楽しい理論ですよ~

PageTop

宮崎駿『風立ちぬ』と中江兆民

宮崎駿の新作映画が話題です。読者の皆さんはもうこの手の映画評論には食傷気味でしょうが、世の評論家気取りブロガーがど右からど左までこの映画に言及しているところを見るに、やっぱりパヤオはすごい監督だと思います。

今回の映画に関する評論のなかでなるほどと思ったのが一つありまして、宮崎駿は分裂した自己を持っており、それを映画に表現することで名作が生まれているという議論です。

宮崎駿はよくロリコンだと言われていますが、周囲の人の発言では、かなりのマザコンだとか。また、左翼的な発言が目立ちますが彼は戦争と武器、特に航空機を描くのが大好きで、しかも上手い。強い女性を描く一方、男に従順な女性も大好きで、漢のたしなみと思っているのか、喫煙にも寛容で、本人も喫煙者です。こうした家父長主義と個人主義、男性中心主義とフェミニズムの分裂も見られるようです。日本人が持っている分裂、相剋を宮崎駿はひととおり持っていると。

こうした分裂を隠さず、臆さず描くから宮崎駿は凄いんだと。過去のジブリの名作を思い起こす限り、納得感のある説明です。

日本人の分裂ということでふと思い出したのは中江兆民の『三酔人経綸問答』です。これも分裂した日本人を描いています。

仙人のような酒飲みの南海先生のところに、紳士君と呼ばれる男と豪傑君と呼ばれる男がやって来て、酒を飲みながら政治を語るという19世紀の作品です。

紳士君は反戦主義、非武装中立主義、共和主義などを唱える、典型的なお花畑左翼です。現代の福島みずほとの違いは、もしも敵が攻めてきたらという質問に対し、紳士君は高潔な理想のために反撃せず死ねと言っているところです。

これに対し豪傑君は、紳士君は狂せりと猛批判。国家の目的は民族の栄光を増すことにあり、そのためには文明の発達、軍備の強化、植民地の確保が必要だと説き、中朝に対する武力行使を主張します。

一見話が噛み合っていませんが、国家の目的を理想社会の実現と考える紳士君と、国民生活の改善や国際社会での地位向上と考える豪傑君、より良い完成された社会のためには国益や国民生活を犠牲にしてよいと考える紳士君と、国益や国民生活のためなら社会制度など意に介さない豪傑君と見ると、分裂した日本人が見えてきます。

中江兆民は、この二人に好き放題しゃべらせた後、南海先生に次のように語らせています。

「二人の意見は極端で採用するに値しない。漸進的に進めていくことが重要で、立憲君主制を敷き、二院制とし、専守防衛を貫き、税金はなるべく安くして国民生活を改善していくべきだ」

紳士君と豪傑君は、この意見を当たり前過ぎて詰まらないと笑いますが、南海先生は、大事なことは奇抜な策ではなく、当たり前の策を用いなくてはならないとたしなめます。

この紳士君と豪傑君は、現代もいまだに続くウヨサヨの形であり、南海先生はそのなかで実際に日本が(主に戦後に)採用してきた政策です。本人たちの望む望まないに関わらず、分裂したウヨサヨ対立の中で南海先生の考える道が止揚され、採用され、現代日本を作って来たのです。

宮崎駿もまた、相反する自分自身を止揚することで名作を作ってきたのではないでしょうか。もののけ姫は自然と人間、運命と選択との相剋を描いており、好戦と反戦の相剋は紅の豚を産み、そしてロリコンとマザコンを止揚するとナウシカになります。

話があらぬ方向に行きそうになりましたが、『三酔人経綸問答』では、中江兆民は三人のうちどの思想の持ち主だったのかというのがしばしば話題になります。しかし、これを考えるのは個人の信仰告白でしかありません。

shasaiwatchが思うに、中江兆民はこの本を予言書として書いたのではないかと。紳士君と豪傑君が競り合い、止揚されることで最終的には南海先生が支配する時代が来ることを予想したのではないか。事実、『三酔人経綸問答』では、この議論(あるいは宴会)が終わった後、紳士君は北米へ行き、豪傑君は上海に渡り、二度と来ることはなかった、そして南海先生は相変わらず酒を飲むのみと。末尾のこの短い文が、shasaiwatchには現代日本を予言しているように思えるのです。

豪傑君と彼の思想は、上海を征服しようとして1945年に潰えました。紳士君と彼の思想は、アメリカを征服しようとして1990年に潰えました。そして今、日本人の多くは南海先生の教えを守って暮らしています。南海先生を否定する言論は逆賊であるかのように罵られます。中江兆民は日本人の思想がやがて南海先生に収束するであろうことを、明治憲法ができる前に予測していたのです。恐ろしい人物です。

つらつら書いたのであんまりまとまりがないですが、この夏『風立ちぬ』を観た人は是非とも、『三酔人経綸問答』も読んでほしいと思う次第です。そして忘れないでいてください。ロリコンとマザコンを止揚するとナウシカになるということを。

PageTop

ふくおかフィナンシャルグループが個人向け社債発行!

ふくおかフィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.25%~0.65%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成25年8月26日~平成25年9月6日
格付け:A

福岡銀行、親和銀行、熊本銀行などを傘下に持つふくおかフィナンシャルグループの社債です。リスク商品であるにも関わらず、定期預金のキャンペーン程度の金利で起債してくるという行為には殺意を感じます。

思えば、去年もこの程度の金利で起債していた記憶があります。昨今の金利情勢下、この金利では投資するに値しません。投資判断は買い非推奨です。

お盆期間の日経平均の乱高下を見ても、ここ最近の社債の発行状況を見ても、夏は投資するには不向きな季節なのかもしれません。

PageTop

大和証券グループ本社が個人向け社債発行!

大和証券グループ本社が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.60%
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成25年8月19日~平成25年8月29日
格付け:A

最近絶好調の大和証券から、自社債券の募集です。大和証券は最近、好条件の社債引受を次々と獲得しており、あとは社債のネット販売を充実させればSBIに勝てる勢いなのですが、宣伝材料である自社債券を市場価格で売っていては資金を集めることは出来ません。

自社債券は、短期・高金利・ネット販売が大原則です。金利の差額は広告宣伝費として割り切り、資金を集めて滞留させ、そこから他社債券や投信、株式へと移行させていくのが基本戦略。こうした基本戦略を理解していないとすると、大和証券の勢いというのはたまたま最近好調なだけ、と判断することになってしまいます。

投資判断は買い非推奨です。今回は見送り、次の案件を待ちましょう。

PageTop

韓国輸出入銀行が個人向け社債発行!

韓国輸出入銀行が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:7年
金利条件:0.50%~0.90%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成25年8月21日~平成25年8月29日
格付け:A+

さて、お盆も終わったのでそろそろ社債の話もしていきましょうか。韓国輸出入銀行債です。

・・・と思ったのですが、この条件では買う気になりません。投資判断は買い非推奨です。しょうがないので社債とは関係ない韓国ネタで盆明けスタートです。

現在、韓国司法当局では、日韓基本条約を無視するような判決が下りています。政府はもっと日本に圧力をかけろという判決だとか、日本企業は戦時徴用者に賠償金を払えだとか。これは非常に面白い問題です。

判決の論点は4つあり、韓国司法の判断はそれぞれ次の通りです。

①原告の請求を棄却した日本の判決を認めるか
→日本の判決は国家総動員法が韓国国内にも適用されることを前提としているが、日韓併合は違法な占領に過ぎず、そもそも無効。
②三菱重工と新日鉄は戦前の三菱重工と日本製鉄と同一か
→財閥解体でバラされてても同一。
③日韓基本条約で解決済み
→日韓基本条約は国家間の債権債務を政治的合意で解決したもので、損害賠償請求権は有効
④時効
→日韓基本条約で解決済みと信じられてきたので、そんなの関係ない。

判決内容については、日韓両政府とも困惑といった感じで、今後の展開が面白そうなのですが、法律や条約を遵守しようとする(当然、司法の判決も律儀に守ろうとする)韓国政府に対し、法も理屈もヘッタクレもなく、感情のままに判決を出す司法という、どちらかといえば日本とは逆の事態が発生しています。医薬品ネット販売解禁に関する最高裁判決すら無視しようとする日本の行政府に比べると、韓国の行政府は本当にまともで真面目です。

この判決の大きな問題は、日韓併合条約がそもそも当初から無効であったとする説に立っている点、財閥解体(要はアメリカの対日占領政策)を否定している点、日韓基本条約を否定している点、そして、自分で日韓基本条約を否定しておいて、それが有効だと信じられていたという理由で時効の利益を認めている点です。

まず、日韓併合条約が当初から無効だったという説は韓国の公式見解ですが、じゃあ李氏朝鮮(大韓帝国)はどこに行ったんだということです。韓国国内では成り立つ学説かもしれませんが、国際的には理解を得られない説です。自国が20世紀の初めから半ばにかけて滅亡していたという現実を受け入れる努力が必要です。

次に、財閥解体によって財閥や法人の同一性は失われないという話ですが、これは珍説の域を出ません。資産や従業員を引き継いでいるからとのことですが、じゃあ旧JALの債権者は会社更生によって設立された現JALに金を請求してもいいのかという話ですし、そもそも同一性を認めるのでは財閥解体の意義がありません。アメリカの占領政策の重要点である経済民主化を認めないというのですから、戦後史を否定しているとしか思えません。

日韓基本条約の否定云々も通常、戦後処理として国家間で賠償云々の処理が行われる時は、個人や企業の請求権まで含めて一括で処理するものです。そうでなければ戦後、延々と両国家・個人・企業の間で請求権を行使しあうこととなり、戦後処理にならないからです。そもそも、個人の請求を認めるというのなら、日本人や日本企業の財産を韓国人、韓国政府、ないし韓国企業が使用していた場合、当然に日本から請求できるものです。植民地朝鮮への投資は日本政府のみが行ったわけではないのです。

結局、日韓基本条約も日本が朝鮮半島に投資した財産が多すぎ、まともに処理すれば韓国が日本に支払うことになるためでした。なお、北朝鮮における日本の投資も、北朝鮮を認めないとするならば、韓国が払う必要があるでしょう。その他、従軍慰安婦についても議論になったようですが、証拠不十分ということでこの際ここで手を打つかエイヤッとばかりに決まったのが日韓基本条約です。当時韓国は世界の最貧国でお金が必要でした。経済状態は北朝鮮とドッコイドッコイでした。一方日本は共産主義の防波堤を築くとともに、東アジア外交に復帰する必要がありました。こうした両国の外交認識のもと、戦後処理をまとめて行ったものでお互い不満があるものです(例えば、日本は韓国への賠償金の支払い名目にかなり困り、「独立祝い金」という苦しい言葉を考え出しています。韓国では賠償金)。

なお、時効の件はありえないでしょう。時効を知りえない状況では時効が進行しないなんて話は普通は通じません。日本で通じるのは相続法関係ぐらいでしょうか?

戦時徴用者や従軍慰安婦への賠償金は、漢江の奇跡によって既に朴正煕が払っているとも言えます。彼が条約を締結し、日本から5億ドルを獲得したため、最貧国だった韓国は1970年代に北朝鮮との経済戦争に遂に勝利し、大発展を遂げ、先進国の仲間となりました。これがあってこそ戦時徴用者や従軍慰安婦の痛みにも心が向けられるのであり、北朝鮮並みの経済が今も続いていれば、彼らの痛みは目の前の飢えや痛みにかき消されてしまうことでしょう。

長々と述べて来ましたが、こうした判決が出ることは日韓関係を悪化させ、東アジア情勢を悪化させることです。社債とは関係ない話ですが、残念に思います。

PageTop

今月の個人向け3年国債の金利


今月の個人向け3年国債の利率は0.12%となりました。先月に比べ0.02%の下落です。

社債とは何の関係もないので読み飛ばして頂いて構わないのですが、2chのまとめブログってそろそろどうにかならないですかね。メディア級に成長してきているにも関わらず、メディア性よりも収入確保に汲々としている感があります。そして、手っ取り早くPVを稼げる嫌韓に走ると。

韓国という国が大概アレな国だというのは十分承知の上ですが、国家間紛争が起きる理由として、メディアが馬鹿な国民を煽り、国民が政府やその他の機関にエスノセントリズムを強要させることで政府が後に退けなくなるということが非常に多いわけです。

メディアは、視聴率やPV等の影響力に直結する指標に非常に弱いため、どうしても数字を出しやすいエスノセントリズムに傾きがちです。韓国のネット界隈では、こういうエスノセントリズムを煽り、他人に強要する輩のことを「無条件愛国主義者」と呼び馬鹿にしているそうです。

こうした動きは、政治によって抑えられることが多いのですが、韓国では既に司法府がエスノセントリズムに巻き込まれており、中国でもエスノセントリズムを中心とした「民意」に政府が逆らえなくなってきています。自分で煽ったせいなんですけど。日本では現状、政府はエスノセントリズムから距離をとることが出来ていますが、在特会等の暴力組織が極左暴力集団と抗争を起こすなど、等閑視は禁物です。

欧州では法的規制により、米国では二大政党(主に共和党)への取り込みによってこうした動きを封じていますが、言論の自由の悲しさ、法的規制は残念なことにあまり機能しておらず、エスノセントリズム政党が議席を伸ばすなどの動きが見られます。アメリカの二大政党制は機能していますが、日本では二大政党制は失敗に終わりました。

エスノセントリズムに限らず、極端な事を言う輩が政治力を持つとろくなことはないわけで、極右や極左やナントカ原理主義というのをどうにかして排除し、中庸的な秩序に取り込む必要があります。

こうした動きを世界的に導入できれば、もう少し世界は静かになるのですが、どうすればいいのでしょう?せめて日本とその周辺国ぐらいはなんとかしたいですね。とりあえず嫌韓まとめブログはもうお腹一杯。

PageTop

【特集】ワタミは逝ってしまうのか



先日、リアル友人とワタミの労働環境の話になり、あれはまずいよね~という話をしていたのですが、その時に友人が言った「経営やばいからああいうことしてんじゃない?」という一言が気になりました。そして調べてみたところ、ワタミ面白そうじゃんということで、この記事が出来上がりました。亡くなった彼女も期待してくれていると信じています。

EDINETとワタミのIRから取ってきた過去5年間のワタミの経営指標の推移はこんな感じです。

2009/32010/32011/32012/32013/3
売上高111,291115,420123,877140,197157,765
経常利益6,1066,3496,7087,8088,021
当期純利益2,5613,2572,8283,4183,540
当座資産8,98010,73111,05514,87413,197
リース債務5,54412,12923,26236,00147,266
有利子負債13,69419,10718,43413,1919,617
純資産額22,79425,34027,33329,35032,046
総資産額70,22977,79593,534111,425124,680
ROE11.2%12.9%10.3%11.6%11.0%
ROA3.6%4.2%3.0%3.1%2.8%
当座資産月商倍率0.97ヶ月1.12ヶ月1.07ヶ月1.27ヶ月1.00ヶ月

あまり良くないなという印象です。ROAが低く、かつ下落傾向にあります。売上は5年間で40%増加していますが、経常利益の増え方はそれほどでなく、限界収益逓減の法則にはまり込んでいるのか、あるいは既存店舗の落ち込みが新規出店や新規事業の利益を食ってしまっているのかブルー・オーシャン的な成長企業というよりも、成熟・衰退市場でシェアを拡大する戦略を取りながらもがくレッド・オーシャン企業という印象です。

踠く者といえばベルセルクの主人公の称号?ですが、踠く企業は勘弁して欲しいものです。ベルセルクとハンターハンターはいつ連載再開するのでしょう。 どちらも作者の才能が枯渇したけど人気が下がらないので逃亡という説を信じています。

閑話休題、ワタミの財務分析ですが、他企業との比較をしようということでモンテローザをベンチマーク対象にしようとしたのですが、モンテローザは非上場で有価証券報告書がないということに今さら気づきました。同じ業態で同じぐらいの規模ということで使いやすいと思ったのですが・・・しょうがないのでコロワイドと大庄を使って比較してみます。 なお、ワタミとコロワイドは平成25年3月決算、大庄は平成24年8月決算を使います。

ワタミコロワイド大庄
売上高157,765128,38878,014
経常利益8,0213,4452,059
当期純利益3,5401,608884
当座資産13,19720,43813,749
リース債務47,2663,5741,610
有利子負債9,61773,50912,294
純資産額32,04623,42426,397
総資産額124,680135,47750,547
ROE11.0%6.9%3.3%
ROA2.8%1.2%1.7%
当座資産月商倍率1.00ヶ月1.91ヶ月2.11ヶ月

先ほど、あまり良くないなと言いましたが、収益性について言えば、ワタミはまだマシです。コロワイドはもっと悪いし、大庄よりもワタミの方が収益性がいい。さらに分析を進めます。営業利益までの費用を原価率、人件費率、店舗・管理費率に経費を分解。

ワタミコロワイド大庄
売上高157,765128,38878,014
売上原価70,88447,81327,697
原価率44.9%37.2%35.5%
人件費28,73728,45025,443
対売上高人件費率18.2%22.2%32.6%
人件費を除く販管費48,93447,69122,643
対売上高販管費率(除人件費)31.0%37.1%29.0%
営業利益9,2593,4452,230
売上高営業利益率5.9%2.7%2.9%
非正規含む人員数21,39511,0187,733
1人あたり売上高(千円)7,37411,65310,088

あっ(察し)

同業他社と比べたワタミの特徴は、大量の人を雇い、売上の割に低賃金で働かせ、その売上も大して上がっていないという悲惨な状況が挙げられます。ちなみに、ワタミは介護事業と宅食事業があり、売上の半分が介護と宅食ですが、セグメント別で見ると外食事業はさらに利益率が低くなります。ちなみに、介護事業も宅食事業も人件費がかなりの割合を占めることが多い事業なので、ワタミ系列の居酒屋の現場は想像以上に大変なことになっているものと思われます。コロワイドだって大庄だって決して労務管理がいい方の企業じゃねーぞ。

詳細を解説していきます。
ワタミの原価率が高いという点は、値段の割にいいものを出している、モノの割に値段が取れていない、外食・宅食事業のセントラルキッチン等のコストが高い、業務委託社員の人件費を原価に計上しているなどの理由が考えられます。人件費率が驚きの低さなので、人件費の原価算入が最も疑われます。なお、業務委託社員がワタミの従業員数に含まれておらず、原価に算入されているとした場合、1人あたり売上高がさらに減ることとなり、なおも末期的な状況になります。1人あたり売上高の低さは異常な数字です。なお、本当は人時売上高を出したいのですが、そこまでのデータがないのでそれは割愛。

ちなみに、外食産業の収支構造としては、原価・人件費・その他経費を1:1:1とするのが基本で、そのバランスを敢えて崩すことで差別化を図ることが一般的です。その意味では大庄は平均的。コロワイドは店舗にお金をかけ、人にはお金をかけないのかなという印象。ワタミの数字は色々とおかしい。

一方、介護事業や宅食事業は外食事業よりも収益性が高く、ワタミの今後が決して暗くないことを示しています。しかし、この分野の特徴は外食なんて比べ物にならないほど人件費がかかること。さらに肉体労働の割合が多く、かつ低賃金であるため従業員の離職率が高いことでも有名です。今後、ワタミには人材育成や人的資源管理が一層要求されるわけですが、こんな有様で大丈夫なのでしょうか・・・?

色々と述べて来ましたが結論としては、ワタミの収益力の高さは介護事業、宅食事業の収益力の高さに依存しており、外食事業においては同業他社と比べ、収益力は並み程度、労働環境は極端に悲惨ということが分析できます。外食事業は売却または抜本的改革が不可避であり、売却も改革もしないとなると、今後企業の足を引っ張るお荷物になっていくことが予想されます。しかし、外食事業はワタミの創業分野なので、そうなる可能性は高いといえるでしょう。

財務面では、リース債務の多さが目を引きます。これは、ほとんどが介護事業に関するものです。

推測になりますが、ワタミの介護事業は現在うまくいっているものの、もともとワタミ自身、成功する見込みが高いと見て始めた事業ではなく、またその不確実性の高さが銀行筋からも嫌われたのではないでしょうか。結果として資産の多くをリース調達せざるを得なかった。そして、その時のままリース調達を続けている、つまり、ワタミ自身が今後の見通しは不透明であり、自社で資産を抱えるのではなく、リース調達で撤退しやすい環境を作っているということです。

介護事業は収入の多くが介護保険によるもので、これは制度がコロコロ変わる代物です。銀行から資金調達を行うことに及び腰になってもおかしくはありません。労働問題で危険企業扱いされて銀行から借りられないからリースというわけではない模様。銀行とはコミットメントライン契約を締結しているようで、残枠が100億円ほどあるようです。平均月商130億の企業にしては心許ない水準ですが、いざという時に効いてくるでしょう。

ワタミの財務面での問題点は、流動性が低いという点です。何か大きな事件が発生し売上が急減するような事態が発生すると、数ヶ月で資金繰りが詰まる可能性があります。その間に何らかの手を打てればどうにかなるのでしょうが、これだけ叩かれている昨今、食中毒や介護施設での虐待、不正受給等の問題が発生すると、全てが逆回転になる可能性があります。投資するには踏み越えなければならないリスクが結構多い企業だと言えるでしょう。

今回は、話題の企業ということでワタミを取り上げてみましたが、残念ながら?ワタミが今すぐ逝ってしまいそうな気配はありませんでした。しかし、上場企業の割に経営面、財務面での脆弱性が高いことも判明。創業者が参議院に行ってしまった今、果たしてこうした問題を解決してレッド・オーシャンから抜け出し、ブラック企業の汚名を返上できるのでしょうか?

PageTop

あかつきフィナンシャルグループが個人向け社債発行!

あかつきフィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.85%
発行総額:20億円
社債額面:100万円
募集期間:平成25年8月11日~平成25年8月27日
格付け:なし

とうとうあかつき債も3本目か・・・ギャンブル社債だと思うんだが、よほど金余りなんだろうな・・・

A-Bondと称して売っているあかつきフィナンシャルグループ債ですが、こういう無格付債券が3回も起債され、そして消化されてしまうところが恐ろしい。営業収益が37億しかない会社が35億も起債して、それでどうやって返済するのか聞いてみたいです。グループの投融資に使うならなおさら、1年債の意味が分からない。年商規模の投資して、1年で返ってくるって正直聞いたことがない。

投資判断は買い非推奨です。これを売り切ったらさらにあと15億おかわりするらしいですが、今後どうやって償還していくのか本当に懸念しています。信用力が決して高くないのに、社債で社債を償還するなんて話にならなければいいのですが・・・

PageTop

ゴールドマン・サックスが個人向け社債発行!

ゴールドマン・サックスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

今回は3年債と7年債の2本建てです。

【3年債】
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.33%
発行総額:203億円
社債額面:100万円
募集期間:平成25年8月6日~平成25年8月21日
格付け:A-

【7年債】
発行要項
償還期限:7年
金利条件:1.00%
発行総額:136億円
社債額面:100万円
募集期間:平成25年8月6日~平成25年8月21日
格付け:A-

ま  た  日  興  か

最近、日興は社債の引受に関し大和に負けっぱなしです。この時期にこんな社債を引き受けるなんてどうかしています。大和はいい社債をどんどん引っ張ってきて我々に満足と投資機会を与えてくれるというのに、日興はゴミ社債とうるさい勧誘を我々に与えてくれます。

今回の社債も日興が単独販売です。無理無理無理無理かたつむりです。日興の営業マンは夏休み返上で電話営業となるでしょう。shasaiwatchはどちらかというと日興が好きなので、頑張って欲しいのですが、投資判断は買い非推奨です。金利が低すぎてどうにもこうにも。

PageTop

SBIソーシャルレンディングがキャッシュバックキャンペーン中



SBIソーシャルレンディングがキャッシュバックキャンペーンを実施しています。

対象となるのは、SBISL不動産担保ローン事業者ファンドへの出資です。キャッシュバック率は0.5%。なお、1,000万円以上の出資者は1%のキャッシュバック。1,000万円を超える部分について、ではなく、1,000万円を超えると全額に対し1%のキャッシュバックだそうです。ちなみに1人あたり3,000万円まで。

SBISL不動産担保ローン事業者ファンドについては過去に説明した気もするのですが、もう一度説明しておきます。

このファンドは、不動産担保ローンを取り扱う業者に対する融資で、その融資の担保としてその業者が業者の顧客から提供を受けた担保物件の抵当権に質権を設定するというものです。もしも業者がSBISLから借りた金を返さない時は、その業者の顧客の担保不動産を競売して回収するか、業者の顧客から直接返済を受けることによって回収を図るというスキームです。

このスキームが理解できない人は、そもそもキャッシュバックがいくらあろうともこのファンドに出資すべきではありません。証券化商品は無リスク商品ではありませんし、証券化商品が安全だの買い推奨だの言いまくった連中がリーマン・ショックを引き起こしたことを忘れるべきではありません。

このファンドの肝は、不動産担保ローン事業者の信用力、そして顧客の担保不動産の価値の2点です。なお、この2点は非公開です。しかし、どうにか想像を膨らますに、予定利回りが3%で、手数料が2.5%であるという点が手がかりになるでしょう。ということはこの事業者は5.5%かそれ以上の金利で資金調達をしているわけで、まあ、それ相応のリスクはあるんだろうなと考えるのが自然です。

というわけで、あまり大金をつぎ込むのはオススメしません。虎の子を突っ込むよりもむしろ遊んでみたい資金を入れるべきでしょう。ソーシャルファイナンス市場はきっと将来拡大してくれるものと信じていますが、その時自分に金がないのは困るのです。少額投資でいきましょう。


PageTop

イオン銀行で3ヶ月0.5%定期預金キャンペーン実施中

イオン銀行がイオンカードセレクト会員限定ですが、3ヶ月0.5%の定期預金キャンペーンをやっています。
ソースはイオン銀行

既存のイオンカードセレクト会員だけでなく、その場で申し込んでも対象になるようです。なお、100万円以上の定期預金を新規に預け入れると、2,000円のイオンギフトカードがもらえるようです。

100万円を新規に預け入れてギフトカードをゲットし、さらに3ヵ月後の利息を得た場合、年利で税引き後1.2%弱になりますね。税引き前だと1.5%ぐらいです。これはでかい。なお、500万円預け入れしてもギフトカードを5枚もらえるとかそういうわけではなさそう。くれよ。

待機組の短期資金の置き所としてはかなり有利だと思います。


イオンカード会員募集中

PageTop

SBI債のアンケートから統計作ってみた

個人向け社債の中で、圧倒的な人気を誇るのがSBI証券から販売されているSBI債です。

不定期募集のため、口座をあらかじめ持っておき、発売を待たなければならないのですが、それは個人向け社債全般に言えること。最近は抽選による販売も定着し、当ブログでは当選率を調べるためにアンケートを取っていましたが、今般、そのデータを公開し、SBI債の当選率はいくらなのか?そしてSBI証券は起債するたびにどれくらいの資金を集めているのかについて調べてみることにしました。

過去に当ブログでアンケートを取って集計した2011年12月起債分から、直近の2013年7月起債分までのアンケート結果をまとめ、推定当選率と推定集金額を出してみました。青のグラフが募集額、オレンジのグラフが推定集金額、折れ線グラフが当選率です。

SBIが集めた資金推計

最も当選率が高かったのは、当選率37.3%だった前回2013年7月起債分でした。この時は200億円の起債額があったため、当選率も高くなったものと推定されます。最も集金額が多かったと見られるのは2012年7月の1回目の起債で、この時は推定1075億円がSBI債の抽選に注ぎ込まれました。当選率は9.3%と非常に狭き門でした。

しかし、全体の傾向としては、500億円前後の資金が抽選に注ぎ込まれ、起債額に合わせて当選率が上下するといった印象です。お祭り社債が起債された時、SBI証券が引き受けられる金額はこのあたりが目安になるのではないかと思います。なお、最も投入された資金が少なかったのは2012年11月起債の時で、推定427億円でした。

何かの参考になるかどうか分かりませんが、手持ちのデータの中で面白そうなデータだったので書きました。


PageTop