個人向け社債ウォッチ!

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イーサリアムは登記制度をハックするのか

ビットコインの記事を書いていた時に気づいたのですが、最近、金融機関をクラックしてIDとパスワードをぶっこ抜くレベルのパソオタの間では、イーサリアムとかいうのが流行してるらしいです。

イーサリアムとは何かというと、ビットコインと同じように電子取引や電子契約を承認していくことで電子上に一種の登記制度を構築しようというプロジェクトのようです。例えば不動産登記で言えば、所有権がAからBに移転し、その際にCが抵当権を設定し、BとDの間で土地の賃貸借契約が締結され(賃借権)、Dが建物を建築し所有権を保存、DがE,F、G,H,I,Jにそれぞれ一部を賃貸した、なんてのがそれぞれブロックチェーンとして記録され、それを例の数学クイズを解いた人が承認するというシステムらしいです。

解説記事などを読んでいると、信託が登記できるぜヒャッハーと言ってる人を見かけたりするわけですが、shasaiwatchの理解だと別に信託に限らず、商業登記だろうと不動産登記だろうと、広く考えればあらゆる契約を放り込めるわけで、広がりはいくらでも考えられそうです。

ただ、ぱっと思いつくだけでもやはり大きな問題がいくつか。

1.報酬
このシステムに参加して数学クイズを解くと、イーサと呼ばれる報酬をもらえるらしいのですが、これはなんなんでしょうか。ビットコインと同じような通貨的なものなのでしょうか、それともイーサの利用に使える登記印紙のようなものなのでしょうか。

2.少数の採掘者が独占する問題
51%リスクと呼ばれる問題が依然としてビットコインにもあるわけで、まあそちらは解決するとしても、もう一つ問題があります。それは、ビットコインの方では今や、専用のスパコンがないと事実上採掘が出来ない状態であり、もしもイーサリアムが広がった時、自宅のパソコンでイーサの採掘が出来ないとなると、これは実質「多くの人が参加して取引の正しさを証明する」ではなく、「スパコンを持っている少数の人間が取引の正しさを証明する」という世界が現れます。ビットコインも今やその状態になりつつある現在、「多数の参加者」という建前が崩れた場合、そのシステムを誰が信じるのでしょうか?政府や、法務局や、公証人役場の方が信用できるのではないでしょうか?また、国家権力からの自由を目指して作られたはずの世界で、少数のスパコン保有者が事実上権力を持つ世界に納得できるのでしょうか?

3.採掘者が少なすぎる場合の問題
採掘者が少なすぎる場合、または過大な登記要求があった場合にも問題が起きます。現在のビットコインの仕組みでは、取引をしたい人よりも数学クイズを解きたい人の方が多いため、問題はないのですが、もしもイーサを誰も欲しがらないような状態になった時に過大な登記申請がなされた場合、申請が放置されるということは起きないのでしょうか。また、その時には数学クイズが易しくなるなどの修正がなされる場合、そのタイミングで51%リスクが顕在化したりする可能性はどうなんでしょう?

4.非公開契約の存在
世の中には、非公開の契約があったり、また登記義務のない契約があります。例えば冒頭の不動産登記の例で言うと、所有権や抵当権は登記する必要がありますが、賃借権は登記する必要がありません。また、小作権などのマイナーな権利になると、土地の引渡しをもって効力発生となり紙ベースの契約書すら必要ありません。また、所有権の移転にしても現実には相続登記をサボる輩は非常に多いわけで、イーサリアムの仕組みでは「こういう契約があった」ということを登記することは出来ても、「その後こうしたことがあった」とか「契約上はこうなっているが実態はこうである」といったことは現在と同様に発生します。

人類が社会を人為的に変革しユートピアを作ろうとして起こしたロシア革命からもうすぐ100年ですが、ビットコインだイーサリアムだと言っているパソオタ達からは、100年前の共産主義者と同じニオイを感じます。共産主義は彼らが見落としていた人間の本性や人間の悪意によって自壊しましたが、ビットコインやイーサリアムも人間の集団的な悪意や近視眼的行動の挑戦を受けることになると思います。人間が作ったものは必ず人間が壊せる。日本の脱獄王白鳥由栄の言葉を置いて、このシステムに悲観的な感想を述べておくこととします。


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ノルウェー輸出金融公社債、デフォルトしてなかった

ずいぶん前に記事にしたのですが、悪名高き仕組み債をやたら発行することで有名なノルウェー輸出金融公社がデフォルトしたのしないのという事件があったのですが、今年の3月28日に東京地裁で判決があり、デフォルトしていないということになり、そのまま控訴もなく確定したという報道がありました。

ノルウェー輸出金融公社デフォルト問題 ここまでの経緯まとめ
2011年にノルウェー輸出金融公社が「金融規制の強化で融資業務が出来なくなったからやめる」と発表、事業の8割を占める融資業務がパーになり、金融市場大パニック。投機的等級に格下げされる。

社債の約款に「主たる事業を停止した時は期限の利益喪失、繰上償還」と書いてあったのを見つけたファンドが社債が暴落したのを見て買いに走り、繰上償還を要求。

ノルウェー輸出金融公社が「うっせー残り2割はやってんだよ」と拒否。合意管轄で東京地裁に裁判が持ち込まれる

(そして3年)

2014年3月28日に東京地裁が「ちゃんと2割やってるからセーフ」と判決。ファンド側も控訴せず確定。

正直、この騒ぎはなんだったんだと言いたいです。shasaiwatchもこのニュース聞いた時は「あ、コレあかんやつや」と思いましたし。ノルウェー輸出金融公社も事前に自社が発行してる社債の約款ぐらい確認し、今回のはデフォルトじゃないと同時に発表するぐらいの慎重さが欲しいです。

まあ、もしも公社側が負けていたら結構大きな事件になっていたはずなので、その辺の配慮も東京地裁にあったのかななどと思ったり。なんだか気が抜けちゃいますね。

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shasaiwatch、原子力ムラから圧力を受けて記事削除

タイトルでもう分かると思うんですが、日本原子力研究開発機構から削除依頼来ました。エイプリルフールのネタに対して明らかに過剰反応です。こんなことしてるから「アイツらはネットを監視して不都合な情報を検閲してる!」なんて放射脳が沸くんだと思います。もっとも、していたとしても不思議ではないと思われる組織だということは自覚した方がいいと思います。

原子力業界と世論のディスコミュニケーションをどうするかという課題は依然としてあると思うんで、削除依頼を出す前に記事の日付ぐらい確認して欲しいものです。まさか外部委託で丸投げしてないだろうな?

まあとはいえ、ジョーク記事で難癖付けられて追い出されるとまた面倒なので記事は消しますが、一応魚拓だけ残しておきます。無念。詐欺ファンドの時と違って今回は戦いません。記事の重さが全く違うんで。

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いい社債も出ないことだしゴールデンウィークの予定でも考えようか

個人向け社債市場は最近、本当に穏やかで何も書くことがなく、ほとほと困り果てています。どうしようもないのでゴールデンウィークの予定を考えるぐらいしかないわけですが、今年は休日の並びが悪く、海外旅行等長期の外出はしにくい状況ですね。

となると、日帰りで行けるところというのがベストでしょうか。個人的には、幕張のイオンに行ってみたいと考えています。

イオンモール幕張新都心は、イオンの旗艦店として位置づけられており、地元のイオンとは違い、かなり実験的な試みもなされていると聞いています。イオンは日本国内における新しいビジネスの展開やサービス業の高付加価値化といった課題に対しかなり挑戦的に取り組んでおり、shasaiwatchがイオン信者であるのもその点を評価してのことです。その中枢である幕張新都心店に一度行ってみたい、そして、楽しみながらビジネスのヒントを掴んできたい、そんなことを考えています。なお、アンチイオン派の人に一言弁解するとすれば、コンビニはミニストップではなくセブンイレブンが好きです。

投資は地合が悪い時はしないのが吉。その分消費をして日本経済に貢献していきましょう。


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あかつきフィナンシャルグループが個人向け社債発行!

あかつきフィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.85%
発行総額:10億円
社債額面:100万円
募集期間:平成26年4月16日~平成26年4月28日
格付け:なし

業績好調なあかつきフィナンシャルグループが起債して来ました。毎度おなじみの無格付け社債で、リスクは不透明です。財務内容を見ると、第3四半期までに経常利益が14億である一方、短期社債(要は前回までに起債した社債のことです)が35億あり、借りて返しての自転車操業になっていることが明らかです。また、集めた資金は預託金やのれんに回っており、前向きな目的に使ったのかな、それとも預託金積み増しの要求があって仕方なくやったのかななど、色々と考えが浮かんできます。

資産額を兆単位で数えた方が早いような証券会社だと、資金調達にさほど不安もないのですが、ここは非常に小さな証券会社です。市場インフラに半ば組み込まれたような金融機関ではなく、あくまで株屋と考えるべき。そう考えると、現在の収益力が今後も続くのかとか、その時償還にはどのくらいの時間がかかりそうなのか、検討を加えた結果、依然本社債はババ抜きの段階にとどまっていると考えるのが適当だと思います。

投資判断は買い非推奨とします。投資したいなら捨ててもいい資金でやりましょう。

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東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債発行!

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.45%
発行総額:10億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成26年4月7日~平成26年4月17日
格付け:BBB

またお前か

今年のエイプリルフールも楽しんでいただけたようで、非常にうれしく思っています。ようやく個人向け社債も出てきたことですので、通常モードに戻ります。さて、東海東京が起債してきました。2月、3月、4月と連続起債であり、人気を反映してのことでしょうか、金利が前回債よりも下がっています。

今回の投資判断は買い非推奨です。社債がどんどん出てくれることは嬉しいのですが、あまりに起債ペースが早いのは警戒サインです。足元の業績に不安があるわけではないのですが、そこまで好条件の社債でもないので今回は見送りでもいいのではないでしょうか。

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この記事は諸般の事情により削除されました

タイトルの通りです。

諸般の事情はこちらです。ファック

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