個人向け社債ウォッチ!

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ギリシャが危機だけどCDSは全然動かなくて残念

ギリシャが明日をも知れぬ状態になっています。正直、再度のデフォルト回避は相当に厳しく、既に預金が封鎖されるなど完全にデフォルトを織り込む事態となりました。

公務員が非常に多く、地下経済の規模も非常に大きなギリシャ。税収はろくにないのに支払いだけは死ぬほど多い。余っている公務員を税務署に回してもっと徴税を強化していれば、今日の有様はなかったかもしれません。

shasaiwatchが思うのは、これで金融が多少なりとも混乱してくれれば、いい社債が出てくる機会があるのにということです。しかし今回は既にほとんどの金融機関はデフォルトに備えており、影響は限定的になりそうです。だからこそECBが強気で交渉に臨んだとも言えるわけですが。

今後の展開を予想するに、ギリシャはユーロから脱退せず、結局は緊縮財政を呑むことになるでしょう。チプラス首相はロシアや中国と交渉を開始しており、これらの非民主主義国が今後影響力を高めるという危険性もあるのですが、おそらくこれはECBから譲歩を引き出すための当て馬であり、結果的にギリシャはEUに残留し、常時綱渡りのような状態でなんとなく、デフォルトするようなしないような状態で進んでいくでしょう。当面、経済の回復は望むべくもありません。

それにしても、欧州の銀行でどこか、高金利で社債出すとこないですかね・・・

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東京建物が個人向け社債発行!

東京建物が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:6年
金利条件:0.40%~0.80%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年7月1日~平成27年7月14日
格付け:A-

最近、少し金利が上がってきたせいか、社債発行が増えてきたように思います。東京建物が個人向け社債発行です。初の個人向け社債発行ということでお祝い申し上げます。取り扱い証券会社はみずほです。

さて、財務内容はというと、直近の決算では経常利益が173億円に対して有利子負債が7400億円とまともな水準ではありません。全うに弁済するというよりも、連結に含まれるSPCも含めて不動産の価値を背景に資金調達している企業です。この背景というのが、土地、建物、在庫不動産8500億円程度になるわけですが、これが減損して純資産3000億円を割り込むかどうかです。償還日がオリンピックを超えてしまうのも懸念事項。

投資判断は買い推奨とします。不動産市況もまあ大丈夫でしょうし、さすがに債務超過になるまで不動産価格が暴落する事態も考えにくいですし、オリンピックの翌年償還なのでどうにかなるでしょうし、何より初物というのが大きいです。個人向け社債市場の拡大のためには新たな発行体が増えてほしいと心から願います。金利は安いですがご祝儀込みの評価とします。


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天下の愚策、プレミアム商品券を上限一杯まで申込予定

最近の話題といえば、公明党が盛んに宣伝するプレミアム商品券ですが、どうしてこの党は経済に無策だということを必死でアピールするのでしょう。単に政府から家計に資金が移転するだけじゃないですか。EM菌に投資したほうがよほどマシ。戦艦大和を引き揚げたほうがよほどマシ。マグネシウム電池に投資した方がよほどマシ。

正直気に入らない政策ですが、今回shasaiwatchは上限一杯までいきます。その理由はパソコンを買い換えるから。近くの家電量販店で券が使えることを確認したので、上乗せ分だけ安く買える計算になるからです。何しろ、ここまで書くのに30分かかっているのです。リカバリも試した、最適化も試した、不要なデータは全部消した。それでも動かないし、ハードディスクからは変な音が出るし、メモ帳開くだけで5分かかるし。

というわけで、既に買いたいものが決まっている人は、政府からの補助金だと思って使えば意義があると思います。あと、決まった店でしか日常の買い物をしない人も。


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休眠預金の活用に反対です

さて、いよいよ休眠預金活用法制化に向けて法制化が始まりそうですが、shasaiwatchは反対です。

休眠預金の活用とは、10年以上資金の出し入れがなく、預金者とも連絡がつかない預金を政府が召し上げ、「請求があれば返済するから」という名目で適当にばら撒くというものです。

そもそも、銀行は私企業であり、預金者は私人です。私企業と私人の取引に政府が介入し、挙句その資産を召し上げるというのは、憲法に定められた財産権とどう整合性をつけるのでしょう。違憲立法の疑いがあります。預金の良いところは、たとえその存在を忘れていても銀行が資産を守ってくれることです。もしもこの法律が通った場合、預金者はどう行動するでしょうか。まずは自分の取引銀行に資産がいくらあるかを調べます。そして、忘れていた預金があればただちに払い戻しを要求するでしょう。

つまり、休眠預金を勝手に使うという法律は、これに伴い流出する資金を通じ金融を引き締める効果があります。現在の日本で金融の引き締めが行われることは、決して好ましい結果を生まないでしょう。

賛成派からはこんな反論があるかもしれません。休眠預金は銀行の利益として計上されており、不当な収益であると。しかし、そもそも私企業と私人の関係です。銀行側は請求があれば払い戻しをすると言っていますが、たとえ時効の概念が存在し、銀行のものになって預金者に払い戻し請求権がなくなったとしても、それを政府が召し上げる理屈にはなりません。だったら、時効になった売掛金も使ったらどうです?休眠預金とは、たまたま銀行が時効の利益を主張しないことにつけこんだ各種利益団体の予算獲得策に過ぎません。自分が銀行の頭取だったら、法案成立見通しとなったらその段階で自分のポケットマネーから休眠預金の口座に1円ずつ振込みします。そうすれば休眠預金の期間はリセットされ、再度カウントが始まりますから。

現在、パブリックコメントが募集されています。匿名でもメアドなしでもいいので、反対意見をガンガン送り付けましょう。

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トヨタ自動車第1回AA型種類株式は危ないか?

既に報道のとおり、トヨタ自動車がAA型種類株式を発行することが分かりました。これへの投資を検討している方もいらっしゃるかと思います。今回はこの商品の是非について考えてみたいと思います。

EDINETより発行要項を調査しました。
発行株数:3,000万株~5,000万株
単元株式:100株
発行価格:未定(発行価格決定日の終値の1.26~1.30倍)
償還期限:なし(ただし、平成33年4月2日以降、会社による強制買取あり)
配当年率:1年目が0.5%。以後毎年0.5%ずつステップアップ(上限2.5%)。発行価格に対して利率がかかる
申込期間:平成27年7月8日~平成27年7月22日
譲渡制限:譲渡には原則、取締役会の承認が必要(自由に売却できない)
販売元:野村證券
その他:平成32年9月1日以降、買取請求可能(四半期に1回)。平成32年10月1日以降、普通株式への転換可能(半年に1回)。NISAへの組み入れ不可

盛りだくさん(^^)

さすが自由度の高い種類株式です。社債では考えられないほどフリーダムな条項がついています。順番に見ていきましょう。

まず、この金融商品は優先株式だということです。優先株式とは、倒産時に社債よりは配当順位が劣後するものの、普通株式よりは優先的に弁済を受けられるというものです。

次に、株価の変動に関わらず、トヨタによって元金、そして配当金までもが保障されているということです。5年後にトヨタは今回の種類株を強制的に買い取る権利が発生しますが、放置すると普通株式に転換されてしまい希薄化が生じてしまうので、おそらく早期に買い取りに来るでしょう。もっとも、5年後に数%以上の金利上昇が起きていたら放置されるかもしれませんが、その時はその時で普通株に転換すればいいので、事実上の元本保証です。

類似する金融商品でいうと、劣後債が該当します。劣後債も株式よりは優先的に弁済を受けることができるものの、普通社債よりも劣後します。償還期限は定められていないものの、事実上、トヨタ自動車による5年の劣後債のようなものです。しかも償還寸前には株式に転換も可能です。

金利はというと、当初0.5%ながら、最終年度には2.5%となり、平均金利は1.5%です。また、肝心の財務内容は、純資産17.6兆円。最近、ジンバブエ政府は17.5京ジンバブエドルを5ドルと交換し自国通貨を廃止すると発表しましたが、全くもって財務の厚さが違います。3兆円の赤字を6年続けてようやく債務超過になるレベル。スイスの国家予算並みの純資産を持っています。株主資本比率も35%と分厚く、健全そのものです。倒産は考えにくいでしょう。

投資判断は買い推奨とします。社債への投資が厳しくなる昨今、久々に全力すべき金融商品といえるのではないでしょうか。発行価格は、今日の終値で考えると10,750円ぐらいになりそうですかね。1口107万5000円程度。発行総額は5,000億円程度になりそうです。

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ファッキューマイPC

もう限界。

安く済まそうと思ってofficeすら入ってない格安PCを買って2年。今や調子が悪いと変換キー押しただけで15分。メモ帳すら立ち上がらない。まともに記事が書けない。もう無理。買い換えする。

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東海東京FHが個人向け社債発行!

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.41%
発行総額:28.31億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成27年6月1日~平成27年6月24日
格付け:BBB+

いつものアレやで。投資判断は中立です。正直、このクラスでも神社債と言わざるを得ない状況なので、残念ながら買い非推奨とは言えません。ただわざわざ買いに行く価値はあるのかなと。まあ、よほど資金が余っていて運用への強迫観念があるなら。

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ANAが個人向け社債発行!

ANAホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.20%~0.60%
発行総額:300億円
社債額面:未定
募集期間:平成27年6月8日~平成27年6月19日
格付け:BBB+

なんというか、BBB格が4年0.4%で資金調達する時代なんですね。ANAといえば、震災の時に起債しようとしていて募集が中止になった思い出があります。今回の起債の理由はなんなんでしょうね。スカイマークのスポンサーとして払い込む資金でしょうか。

投資判断は買い非推奨です。市場環境全体の流れから見て、今は社債投資を抑制すべき時期です。この程度の利率では投資する価値なし。銘柄は厳選したいですね。

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