個人向け社債ウォッチ!

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4社の個人向け社債情報

ソフトバンクの陰で4社が個人向け社債を発行します。
ソースはEDINET

名古屋鉄道債
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.10%~0.40%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年11月30日~平成27年12月18日
格付け:BBB+

近鉄グループHD債
発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.20%~0.60%
発行総額:150億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年12月7日~平成27年12月17日
格付け:BBB

東海東京HD債
発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.41%
発行総額:19.13億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成27年11月16日~平成27年11月27日
格付け:BBB+

四国電力債
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.20%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年11月10日~平成27年11月24日
格付け:A+

みんなまとめていーらないwww
投資判断は買い非推奨です。ソフトバンク債の発売日が27日なので、口座開設が間に合うかどうか微妙なところですが、口座開設しておきましょう。間に合わなくても次は必ずあります。

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ソフトバンクが個人向け社債発行!

ソフトバンクグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:7年
金利条件:1.75%~2.35%
発行総額:3700億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年11月27日~平成27年12月9日
格付け:A-

久々に来たぞおおおおおおお!!!!!

ソフトバンクの起債です。期間7年と長期ですが、スプレッドはたっぷり乗っており、かなりの期待が持てます。とはいうものの、金利が高いものにはリスクがあります。さっそく最新の財務内容を見てみましょう。今年の中間決算が出ています。

ソフトバンクの中間決算では、ソフトバンクが1兆円のフリー・キャッシュフロー赤字であることが報告されています。中身は、1.1兆円の税引・利息支払前黒字に対し、支払利息が2200億円、法人税が7400億円、固定資産の投資が1.1兆円で、要は、営業利益と減価償却費をそっくりそのまま投資に充てたら金利と税金で金が足りなくなったという構造です。

ソフトバンクは過去3年、儲けた分だけ全ツッパという経営スタイルを過去3年間行っており、正直投資する側としては胃が痛いです。それ以前はというと、営業キャッシュフローは黒字、投資キャッシュフローは少し赤字で、フリー・キャッシュフローは黒字という健全な経営だったのですが、これを孫正義の耄碌とみるか、新たな挑戦とみるかで社債の評価は変わってきます。

また、ソフトバンクの長年の欠点として、自己資本比率が低いことが挙げられます。含み益があるじゃないかと言われていますが、中国株も下がり株式の含み益も相当程度減っているものと見られ、結局のところ元の木阿弥となる可能性も十分にあるわけで、保守的な社債投資家としてはそこを100%信じるわけにはいきません。正直、この自己資本比率の低さは中小企業レベルです。まあ、そんなんだから今回の社債も中小企業融資のような金利になっているわけですが。昨今のタカタやフォルクスワーゲン、杭打ち偽装の例を引くまでもなく、我々にも孫正義にも見えていない爆弾があったりすると、一瞬で資本は毀損し、債務超過となる可能性が十分にある企業です。

shasaiwatchは、現在のソフトバンクの拡大方針は悪いことだとは思いません。現在この国に必要なものは孫正義のようなアニマル・スピリットを持った実業家であり、こうした人物に高いリターンを取って投資し、次なる成長産業を育成していくことが我々投資家の義務です。そうした義務を果たして初めて、我々は金利を受け取る権利が発生するというべきではないでしょうか。

などと都合のいいことを言いましたが、社債投資という観点からはソフトバンクの歩みは危なっかしいです。償還時期もオリンピックの後で不況期であることが予想されます。ただ、金利面で十分な魅力があり、リスクに見合っていること、財務内容は正直、デカい中小企業レベルですが、上記のように我々投資家の社会的責任という観点も踏まえ、中立か買い推奨か悩みましたが、投資判断は買い推奨としたいと思います。社会的責任とかどうでもええねんという人は、自分の資産構成を考えた上で判断した方がいいでしょう。無リスクではないです。

ちなみに主幹事はみずほ証券、取り扱いはみずほの他、日興、大和、三菱、SBI、岡三、岩井コスモ、SMBCフレンド、東海東京、水戸の各証券会社で販売されます。野村は今回外れた模様。



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レセプト債破綻。誰もMRIの悲劇から学んでいない

レセプト債が破綻したとのことで記事をどうしようか考えていましたが、やっぱり書くことにします。

そもそもレセプト債とは?
レセプト債とは、一種の証券化商品です。原債権は診療報酬の国保への請求権であり、要は病院や介護・福祉会社の売掛金です。病院は短期資金が必要な時にこの債権をファクタリング会社に譲渡し、資金調達をするというもので、これ自体は三菱UFJや三井住友も参入しています。

このファクタリングで割り引いた債権を特定目的会社に移し、証券化したものがレセプト債です。これ自体は常識的なものですが、今回問題になっているのは、診療報酬を買い取ったというのが架空だったという疑惑です。

ここからは推測ですが、ファクタリング会社は診療報酬を買い取り、これを証券化した債権を販売すると偽り、証券会社を通じて投資家から資金を集め、第2回債、第3回債などと謳って再度資金を集めて前回債の償還に充て、支えきれなくなったところを資金を持ってドロンしたという形ではないでしょうか。

恐ろしいのは、これらの詐欺ファンドが3%の利回りを称していたということ。金融緩和ここに極まれり。もともと詐欺ファンドというのは高金利を称するものですが、shasaiwatchの知る限り、詐欺ファンドが自称する金利は長期金利が低下するとともに低下してきましたが、外債や仕組債よりも金利が低いのに詐欺とは、開いた口が塞がりません。

さて、当ブログの移転前からの読者ならもうピンときているはず。MRIインターナショナル事件です。当ブログはかつてMRIインターナショナルという詐欺ファンドと戦い、そして敗れ、seesaaからFC2に移転してきたのです。

この辺の経緯については、
【実録!MRIインターナショナルvs個人向け社債ウォッチ! 前編】
【実録!MRIインターナショナルvs個人向け社債ウォッチ! 中編】
【実録!MRIインターナショナルvs個人向け社債ウォッチ! 後編】
に詳しいので、最近の読者の皆さんは是非ともご一読ください。

レセプト債については検討すらしていませんでしたので、中身の妥当性について検討したことはありませんが、この事例がありましたので、買いたいとは思っていなかったでしょう。証券化市場で詐欺が多発する現状は、ソーシャル・ファイナンスがフィンテックなどと呼ばれだし、拡大の兆候を見せる昨今、非常に残念です。詐欺罪は10年以下の懲役ですが、金額次第では死刑または無期懲役も検討すべき犯罪だと思います。こんな現状だから、不動産担保付きのファンドしか買い推奨できないのです。


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