個人向け社債ウォッチ!

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2015年の個人向け社債市場の振り返りと2016年の展望

さて、年末ということで今年も個人向け社債市場を振り返るわけですが、今年は当ブログもいよいよお終いかと思うほど個人向け社債市場はひどい有様でした。ソフトバンク債は盛り上がりましたが、他に大きな話題となった債券はなく、SBI債はぶんどり合い、他の社債は様子見と実に悲しくなる一年でした。

そうした中、トヨタ自動車の種類株式発行は社債投資家にとって明るいニュースとなりました。信用リスクと流動性リスクを取りにいくのが社債投資家の本来の役割です。量的緩和で金利が長期債に至るまで潰れる中、今回の種類株式のようなハイブリッド証券は、信用リスクを適切に反映する良い金融商品として定着してくればよいのにと思います。後に続く企業が出てこないのが残念ですが、過去にはソフトバンクも子会社の優先出資証券という形式でハイブリッド証券を発行した実績があり、今後の発展を期待したいです。

ソーシャルファイナンス界隈では、処分を受けた企業がある中で、この業界に「フィンテック」という名前が付き、何かよく分からないけれども最新鋭のことをしている奴らという認識がなされ始めたのは一つの進歩と言えるでしょう。しかしながら、依然として、リスクをまともに見極められない案件ばかりが跋扈しており、質的な面ではまだまだ改善が必要と言えるでしょう。

日本経済の見通しとしては、アベノミクスが息切れする中、失業率と有効求人倍率は好転。一方で給与は伸びておらず、インフレも進んでいません。また。原油価格の低迷は米国の輸出解禁、イランの輸出再開、サウジアラビアの政策動向などを見るに当面続く見通しであり、仮にサウジが減産に踏み切ったとしても、再び100ドルといった相場を形成することはないでしょう。米国では利上げが実施されたことから、円安が進むかどうかは分かりませんが、円高方向には向きにくくなっており自動車の輸出や観光産業にとっては当面、追い風が吹き続けることになりそうです。一方、輸入食品に関しては高値が続きそうな状況であり、国産食品は競争力を増すでしょう。

アベノミクスの総括としては、社会の最上位層と最下位層が大きく恩恵を受け、中流層には恩恵のない政策だったと言えます。今後の経済政策に意見するとすれば、恩恵を受けた最上位層と最下位層からは税金を取り、中流層にばらまく政策が望ましいと考えられます。具体的には消費税の増税、資産課税の強化、中産層をターゲットとした所得税減税などが挙げられるでしょう。消費税の軽減税率はこうした観点からは絶対に行ってはならない政策です。自民党は経済オンチの公明党とはこの際関係を切り、大阪維新の会や民主党と連立を組むのがより好ましい選択肢でしょう。

少し話題が逸れますが、近年の経済論争の中で、1998年に日本経済に大きな落ち込みがあったのは消費税増税のせいなのか金融危機のせいなのかという論争がありましたが、再増税に伴い日本経済に大きな落ち込みはなく、金融危機も起きなかったため、本件については金融危機が単独で影響を与えたとするのが正しいと結論付けられました。消費税増税が原因と主張してきた論者は全員転向するか、ゴミ箱ほどの穴を掘って自分の頭を突っ込み、手で穴を埋めてセルフ坑儒すべきです。

さて、国際情勢はというと、中国ショックもとりあえず国内で吸収されたようで、中所得国の罠にひっかかったとしても当面、現状並みの経済水準は保ちそうであり、テロリズムも世界経済に影響を与えるには至らないでしょう。最も大きな懸念は、中東~東欧にかかるロシアと米国・EUとの間の軋轢が戦争に発展することと、中国が東シナ海~南シナ海でやらかし、戦争に発展することです。ロシアは経済危機の状態にあり、活路を見出すためのギャンブルに出る可能性がありますし、中国はアメリカがアジアの平和に完全にコミットしている限り動けません。

中国はここのところ外交でアメリカにいいようにやられており、尖閣諸島では日米安保の対象となる旨明言され、南シナ海ではイージス艦を派遣され、台湾に行けば武器を売却されるという有様で、最近は再び尖閣諸島に戻ってきたようで迷走という言葉がピッタリです。こちらも追い詰められて瀬戸際戦略に走る可能性があります。

閑話休題、社債動向ですが、こうしたことを踏まえると来年は軍事的に好ましくないことが起きない限り、依然として閑散としそうです。こうしたシナリオ以外でありうるとすれば、自民党が公明党のおかしな経済政策に怒って手を切り、通常の経済政策を実施した場合には、それが大きな政府路線であれ、小さな政府路線であれ、適切に景気を刺激し、金利を押し上げる可能性があります。ただまあ正直期待薄。高金利の定期預金キャンペーンをはしごする1年になりそうです。

2016年が我々社債投資家にとっていい年でありますように。


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日本クラウド証券、ひっそりと営業再開

日本クラウド証券が、ひっそりと営業を再開していたことが分かりました。

過去の記事で取り上げましたが、分別管理が出来ていなかったということで営業停止処分を受けていた日本クラウド証券。問題の解決はしたのでしょうか。日本のフィンテック企業は常に金融詐欺との境目を歩かざるを得ません。ことソーシャルファイナンスに関しては多くの資金を預かり、被害額も膨らみやすいため、特に透明性が求められます。

果たしてここもこれからどうなることやら。しばらくは生暖かく見守ろうと思います。




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SBISLがサービサーズローンファンド1号の発売

SBIソーシャルレンディングがサービサーズローンファンドの募集を開始するようです
ソースはSBISL

募集要項
償還期限:2年10ヶ月
目標収益:6.00%
募集総額:14億円(予定)
出資単位:5万円
募集期間:平成27年12月24日午前9時~平成28年1月20日午後3時

今回の募集の超やわらかいまとめ
サービサー「不良債権を安く買って一杯回収したら儲かりまっせ、ついては不良債権を買うためのカネ、貸してくださいやSBISLさん」
SBISL「分かった、でもな、一応ウチも個人投資家から金集めとんねん、キッチリ特定目的会社を作って分別管理するんやで。ほな募集かけるさかいに、切り取りはキッチリやるんやで。あ、あと言い忘れてたけど、ウチの投資家に迷惑かけたらケツは拭いてもらうさかいな」

普通の解説
・借り手は複数のサービサー(債権回収業者)が設立する複数の特定目的会社
サービサーとは、債権回収業者のことであり、法務大臣から許可を得て債権回収を行う企業です。資本金5億円以上、取締役に弁護士など、許可にはきびしい要件が必要です。そのため、多くのサービサーは銀行、信販、サラ金などの系列に属しています。今回のファンドは、サービサーが購入した不良債権を保有する特定目的会社に融資するものです。

・償還原資はサービサーが回収してくる不良債権
特定目的会社は、自ら債権回収を行うわけではなく、特定目的会社を設立したサービサーに実際の業務は丸投げします。サービサーは特定目的会社から手数料をもらって債権回収を行い、回収してきた資金を特定目的会社に渡し、その資金が我々投資家に元金+収益となって分配されます。

・担保は不良債権そのもの。連帯保証人はサービサー
今回のファンドでは、特定目的会社が購入する不良債権そのものに質権が設定され、我々の担保となります。また、債権回収を行うサービサーは今回のファンドの連帯保証人になります。場合によっては、サービサーの親会社が連帯保証人になることもあるようです。

・返済は「元金均等型」
今回のファンドの特徴は、元金均等返済を実施するところです。毎月分配型というと怪しさがグッと増すのですが、要は、不良債権の回収は随時行われていくので、その回収した資金を徐々に返済に充てていきたいというもので、今回については怪しさはありません。具体的には、順調にいけばファンドの運用開始から3か月後から償還が始まり、償還されるにしたがって貰える金利も当然、減っていきます。

★ファンドの問題点
購入する不良債権の中身が分からないため、不良債権の回収可能性、そして担保としての価値が不明であること。
連帯保証人となるサービサーの信用状況が不明のため、連帯保証人からの回収についてもリスクを取らざるを得ないこと。

ありがちな、評価不能なファンドです。こういう時には売る側の誠意として劣後債を発行して自ら引き受けるとか、そういうことをするべきなのですが、わが国のフィンテック企業はリーマン・ショック前の米国にすら追いついていないということなのでしょう。ただ、連帯保証人がサービサーということは、この中のどれかであることは確実であり、いずれもそれなりの信用力を持っていますので、6%(改正前の商事法定利率)で運用できるのであれば、投資してもよいかもしれません。ただ、社債ではないし、過去にはサービサーが破綻した例もキッチリありますので、ノーリスクではありません。虎の子を預けるのではなく、捨て金で投資するのがよいでしょう

今回は募集開始まで少し時間があるため、今から投資家登録しても募集開始に間に合うかもしれません。今回のファンドに限らず、時々お宝ファンドを提供するSBISL。投資家登録しておくことは無駄ではないと思います。

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毎年恒例、年末ジャンボの話題

年末ジャンボ、買ってきました。例年どおり連番で10枚です。

この話題をすると必ず、愚か者への課税とか期待値が云々という話をする輩が現れるのですが、ギャンブルは投資ではありません。ギャンブルは消費です。

ギャンブル関連の話題では、最近パチンコで機材がインチキだったという話が出ています。この話題もまた、パチンコはギャンブルではなく云々という話をする輩が現れて実に盛り上がるわけですが、法的な位置づけはともかく、実態としてギャンブルとして機能している以上、ギャンブルというべきです。

ギャンブル関連でさらに話題を広げると、阪神タイガースの選手で賭博関与容疑のオ・スンファンは来期どうなるのでしょう。これも複雑な話で、韓国の法律では、海外でギャンブルをすることが違法らしいのです。また、海外への資金の持ち出しが1万ドルに制限されており、オ・スンファンはこれにも抵触するとか。ちなみに日本では、海外でギャンブルをすることは違法ではありませんし、外貨の持ち出しも、申告義務があるだけで持ち出し自体は無制限です。それにしても海外でギャンブルをするのが違法って、じゃあ福岡に飛行機でやっていてパチンコしてる韓国人旅行者ってなんなんでしょうね・・・

そういえばカジノリゾートの話題って最近聞かなくなりましたね。沖縄しかり、大阪しかり、声を上げていた自治体は結構あったと思うのですが、あれからどうなったんでしょうね。よく分からないまま今年も終わっていくのでしょうか。

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電力3社が起債

北海道電力、北陸電力、九州電力の3社が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

北海道電力
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.31%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年12月3日~平成27年12月24日
格付け:A

北陸電力
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.26%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年12月7日~平成27年12月24日
格付け:A+

九州電力
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.25%~0.45%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年12月14日~平成27年12月24日
格付け:A

電力3社が横並びで社債発行です。今回の起債が面白いのは、同じ業種で、同じ時期に、同じ期間の社債を発行し、それぞれの金利条件が若干ずつ異なることです。最安値の北陸電力は0.26%で格付けA+、最高値になりそうな九州電力は中央値が0.35%で格付けA、真ん中の北海道電力は0.31%で格付けAと、それぞれ微妙に条件が違います。全て投資判断は買い非推奨ですが、研究材料としては面白い起債です。時間があるときにじっくり吟味して市場のリスクの見方について研究したいですね。


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SBISLがコーポラティブハウスローンファンドを募集していたけどもう締め切りという話

師走ということでリアルが忙しく、見逃してしまいました。

残念ながら募集金額到達ということで、今回は紹介が出来ません。

面白い話がソフバン債ぐらいしかなく、投資から少し距離を置いているため感度が鈍ったというべきでしょう。反省です。


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ソフトバンク債は若干売れ行き悪そう

先日から話題のソフトバンク債ですが、それほど売れ行きが良くないようで、本日shasaiwatchのもとに売れ残りっぽいソフトバンク債の勧奨が届きました。条件決定日に連絡よこせと伝えていたのに放置しておいて、この日になって連絡してくるというのは、明らかにキャンセルが出たか、売れ残ったかです。

ま、買ったんですけどね。我ながらいいカモです・・・

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