個人向け社債ウォッチ!

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ゴールドマンサックスが個人向け社債発行!

ゴールドマン・サックスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

2本建てで、発行体が異なる社債が発行されます。

発行要項
発行体:ゴールドマン・サックス・インターナショナル
償還期限:10年
金利条件:0.25%~0.35%
発行総額:10億円
社債額面:500万円
募集期間:平成30年7月31日~平成30年8月13日
格付け:A
その他:1年ごとに金利が0.05%ずつステップアップ。任意早期償還条項付き

発行体:ゴールドマン・サックス・グループ・インク
償還期限:10年
金利条件:0.60%
発行総額:30.35億円
社債額面:300万円以上100万円単位
募集期間:平成30年7月26日~平成30年8月16日
格付け:BBB+
その他:任意早期償還条項付き

前者の社債は新生証券、後者の社債はちばぎん証券から発売されます。

同じゴールドマン・サックスのグループ内の企業が発行体となっており、実質的なリスクは同じであると考えていますが、ちばぎん証券から発行される方が有利な条件ですね。通常であれば後者を買うと思います。問題はちばぎん証券でしか発売されないことですが・・・

投資判断は中立とします。米国の利上げが続いている中で日本と欧州が金融緩和政策を変更する可能性が10年のスパンで見れば存在し、その解消はゆっくりとしたものであったとしても、金利が上がり始めた場合、この社債は不利な社債になる可能性があります。一方で、金融危機の芽(例えばアジア通貨の急落など)も見えているものの、金融危機時の処理・再生手法は前回危機時に確立されており、安全性はそれなりに高いものと推測されます。

shasaiwatchは買いませんが、GS債を持っておらずカネ余りが続いているなどの事情がある方は分散の意味もこめてどうぞ。

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近鉄グループHDが個人向け社債発行!

近鉄グループホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.20%
発行総額:200億円
社債額面:100万円
募集期間:平成30年7月23日~平成30年8月2日
格付け:BBB
その他:近畿日本鉄道による保証付き、財務制限条項「利益の維持」付き

近鉄の社債が出てきました。BBB格の分際で5年0.20%とかガチでふざけんなって感じの社債であり、投資判断は買い非推奨なのですが、利益の維持条項がついているので、一応説明しておきます。

今回の社債には、「利益の維持」という条項がついています。3年連続経常赤字となった場合に繰上償還をしなければならないという条項ですが、黒字だった時の純資産額を30%以上毀損しなければ3期連続赤字になってもセーフ!という条項です。投資家保護のための条項ですが、頓死する場合には何の価値もなく、3期連続赤字制限を5年債につけても3期目に黒字を何とか出してしまえば他の4期で大赤字を出してもどうにかなるという今回の社債では無意味な条項です。

SBISLに懲りてなますを吹きたい人はどうぞ。

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SBIソーシャルレンディング、延滞発生

最近あんまりブログに構ってられない日々が続いてるshasaiwatchです。

さて、話題のSBISL延滞事件ですが、SBIソーシャルレンディングの「不動産バイヤーズローンファンド」の一部ファンド(16号~22号)が延滞し、通常の回収が困難になっているようです。現時点でのshasaiwatchの認識を書きます

現状、どうなっているのか
・不動産バイヤーズローンファンドの貸付先が事実上、経営破綻したものと見られます。
・今後は、担保となっている不動産を競売して回収し、回収した金額を我々投資家に出資額に応じて配分するものと思われます。
・もし破産配当的なものがあれば、貸付先からの回収も多少はあると推測されます。

来るべきものが来た、という感想を持っています。不動産バイヤーズローンファンドについては、貸付先の財務内容が不明で、担保不動産の価値もこちらで把握できないことから、投資には適さないという判断をしていたように思います。過去、不動産の価値がおおよそでも判明した際は買い推奨をしてましたが、特に最近は社債市場からも足が遠のきがちなところもあり、評価は行っておりませんでした。

ノーリスクだと思っていた人は猛省すべきです。東京都内の不動産が担保といえども、皇居前が担保なのか、東村山庭先ゃ多摩湖が担保なのか分からない物件に投資することは厳に慎まなければなりません。「分からないものには投資しない」という原則を守るべきです。当ブログでも、社債を一件一件見ながら評価しています。ソーシャルレンディングは社債以上に貸付先が見えにくいため、より一層調査を行う必要があります。

SBIソーシャルレンディングにも責められるべき点が多くあります。今回、16号から22号までが延滞となっていますが、おそらく同一の貸付先であったものと思われます。1社に対して連続して貸付を行っているということは、貸付先を広く集めることが出来ず、協力的なわずかな貸付先に対してのみ融資を行っていたということです。融資の基本は広く、薄くです。SBISLが設立されて既に何年も経っています。融資先を広げられないのなら撤退すべきです。


shasaiwatchの現時点での評価ですが、SBIソーシャルレンディング社に詐欺やそれに類する意図があったようには見ていません。貸付先が倒産し、貸付先からの資金回収が困難になっており、競売せざるを得ない。それだけです。ただし!本件スキームを見る限り、投資時点では担保物件の評価が投資判断の最重要ポイントになる案件ですので、SBISL社が担保物件の評価を正しく行っていたか、については厳しく追及されるべきです。ついては、担保物件の具体的な場所をSBISL社は公開すべきですし、最低限投資家には伝えるべきです。
shasaiwatchは本件ファンドには投資していませんので、もしもSBISLから担保物件に関する情報が得られた方がおられましたら、shasaiwatchまで情報をお寄せください。ちなみに、メアドは当ブログのプライバシーポリシーの中に書いてあります(記事に書くと迷惑メールが飛んでくるので)。

あと、懸念事項としては反社会的勢力、あるいはそれに類する勢力に資金を融資していなかったか、という点です。もしもこの筋の話であれば、これまでの話もこれからの話も全て前提が覆ります。担保物件の件もそうですが、反社会的勢力ではなかったかについても早期に公開する必要があります。

アフィリエイトについて
当ブログはSBISL社の広告を掲載しており、代理店を通じて収入を得ております。掲載はやめません。そもそもshasaiwatchがソーシャルレンディングが好きな理由として、金融の根本に立ち返っているという認識があるためです。
金融というのは、銀行融資であれ、株式投資であれ、社債投資であれ、サラ金であれ、全てカネ余りのところからカネ不足のところに資金を流す仲介機能が根本です。
近年、カネ余りの時代が続く中で最近の言葉でいえば金融排除として金融市場にアクセスできない人や企業があり、これらの解決策としてソーシャルレンディングが注目されてきました。金融排除を受けている人々、例えば過去に倒産歴があるとか、変な不動産や太陽光の繋ぎ資金だとか、そういうものに資金を呼び込むべくソーシャルレンディング各社が努力してきたことはshasaiwatchは評価したいと思います。(なので、AQUSHはあまり好きじゃなかった)
maneoも過去には注目していましたし、ミュージックセキュリティーズも依然、案件を追いかけています(投資対象としてよいかは別の話として)。shasaiwatchは、フィンテックと称して決済回りの事業を追いかけている連中よりもずっと、仲介機能を発揮しようとしている連中が好きなんです
今回の件にしても、貸付先がもともと銀行筋から金を借りられない会社であるということは想像がつきます。不動産会社で仕入資金を借りられないというのは貸付先に相当の問題(民事再生歴とか)があったのでしょう。しかし、不動産の購入資金というのは必ず裏付けとなる不動産が存在する話で、その不動産の価値を引当に融資するというのは、金融的にはアリな話で、そこに「貸付先の問題」のせいで銀行が手を出せないのであれば、SBISLが突っ込んでいくのは良い話です。当然、そういう問題のある会社のデフォルトというのは起こりうる話ですから、その分金利を高くするのは常識です。
ここまで書いてきたように、当ブログはソーシャルレンディングに対する理念への共感をもって広告掲載をしております。ですので、今回の件を受けてもなお、引き続き広告掲載は続けます。SBISLがshasaiwatchの共感を裏切っていないことを信じたいと思います。でもそのうちSBISL側から広告引っ込めるかもしれませんね。とにかく反社会的勢力関連の情報と担保物件の特定はよ、です。

追記事項
今回延滞したファンドのセカンダリー市場は存在しません。ただ、大幅な捨て値で売りたいという人がいれば、shasaiwatchは購入したいと思っています。shasaiwatchは基本的には堅実な社債投資家ではありますが、実はディストレス債権への投資も大好きなのです。過去には倒産寸前のシャープのCBを購入し派手に利益を出したこともあります(過去記事のどこかにあったはず)。何とか割引価格で買う方法ないかなー、と思っています。

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豪雨災害

大雨で避難指示が出たり、夜中に警報が鳴ったり、余震があったりして社債の情報を追いかけることが出来ません。SBI債出ていたんですね。

今回の豪雨では、中国地方を中心に広い範囲で大きな被害が出ており、豪雨災害としては平成に入って最大のものになりそうです。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

shasaiwatchは今回は一応被災者ですが、大きな被害を受けておりません。ですので、被災地向けの募金を行うことにしました。

Yahoo!募金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630036/
こちらは、Tポイントで寄付が出来るので、余っているポイントがある方はおススメです。

今回もデマが広がっているようです。安倍首相が二日酔いだとか、人工地震だとか、気象兵器だとか、被災地にレスキュー服を着た泥棒がいるとか、真偽のほどが定かでない情報が多く出回っています。

日本の政府機関は色々と問題はあっても、災害時には比較的適切な行動を取ります。災害時には政府の情報を信用して行動するようにし、出処の確実性が乏しい情報は相手にしないようにしましょう。

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西野采配、当事者の気持ちになって考える

いやあワールドカップ、西野采配が揉めていますね。今回は頭の体操ということで、西野采配をHグループ各国の当事者の気持ちになって考えてみることにします。果たして彼は卑怯者なのか、それとも鵯越・桶狭間クラスの名采配だったのか。じっくり考えてみることにしましょう。

★試合開始時点の状況
まずは試合開始時点の状況を整理します。ここまでの分析は試合前に全チーム終わっているものという前提です。また、試合状況はリアルタイムで共有されているものとし、各国の監督の思考も全て公開されているものと仮定します。

日本 勝点4 
勝つか引き分けで決勝T進出。負けた場合、セネガルが勝てば決勝T進出。引き分ければ得失点差で敗退。セネガルが負ければ、セネガルとの得失点差、総得点、直接対決結果、イエローカード数で勝負が決まる。イエローカード数以外は全て同じで、日本に有利な状況である。
⇒勝ちを取りに行く。最低でも引き分けに持ち込みたい。なるべく点を取りたい。

セネガル 勝点4
勝つか引き分けで決勝T進出。負けた場合、日本が負けることを前提に、日本との得失点差、総得点、直接対決結果、イエローカード数で勝負が決まる。イエローカード数以外は全て同じで、セネガルに不利な状況である。
⇒勝ちに行く。最低でも引き分けに持ち込みたい。なるべく点を取りたい。

コロンビア 勝点3
勝てば決勝T進出、負ければ敗退が決まる。引き分けの場合は日本が負けた場合にのみ、決勝Tに進出でき、それ以外のケースでは敗退が決まる。
⇒勝ちに行く。引き分けという選択肢はない。

ポーランド 勝点0
予選敗退が決まっているが、全敗で祖国に帰りたくはない。
⇒勝ちに行く。引き分けという選択肢はない。


この時点では、全チームに勝ちにいく気持ちがあります。コロンビアとポーランドは引き分けをよしとしない考え方ですので、攻撃的なサッカーをする可能性が高く、日本とセネガルは防御的なサッカーをする可能性が高いと思われます。


★前半終了時の状況(日本0-0ポーランド、セネガル0-0コロンビア)
前半終了時の状態は、2試合とも0-0でしたが、この時点での各国の心境は以下のようなものと考えられます。

日本 このままいけば引き分けで決勝T進出できそう
セネガル このままいけば引き分けで決勝T進出できそう
コロンビア このままいけば敗退する
ポーランド このままいけば1勝も出来ずに帰国となる可能性が高い


各国の戦略は変わりませんが、コロンビアとポーランドは気持ちが追い込まれてきており、後半はよりリスクを取った行動に出る可能性が高いでしょう。一方、日本とセネガルはより低リスクなサッカーを志向するでしょう。


★後半14分の状況(日本0-1ポーランド、セネガル0-0コロンビア)
日本がポーランドに先制点を許しました。この情報はリアルタイムで各国の監督に伝わり、以下のように心境が変化し、戦略も変化したものと思われます。

日本 このままでは敗退する
⇒低リスクなやり方を捨て、リスクテイクをしてでも点を取りに行く

セネガル このままいけば引き分けで決勝T進出できそう
⇒一層低リスクな作戦を取りに行く。可能ならば早めのパス回しも視野

コロンビア このままいけば日本が負けて決勝T進出だが、日本が1点でも入れれば敗退する。日本の展開が心配
⇒自力で勝ちを取りに行こうとする。勝ちさえすれば自力で決勝T進出が出来るため、点を狙いに行く

ポーランド 1勝もできず帰国という事態が避けられそうだ
⇒低リスクな作戦に切り替えていく


日本とポーランドの立場が逆になりました。実際、この時間帯は日本がかなり攻撃的に動いています。コロンビアもこの時間帯は攻めにいくことが多かったようです。

★後半29分の状況(日本0-1ポーランド、セネガル0-1コロンビア)
コロンビアがゴールを決めます。この時点で各国の態度は変化します。

日本 このままいけばイエローカード差で決勝T進出。ただし、セネガルが1点でも入れれば、コロンビアがもう1点取り返しても敗退。またこれ以上点を取られても敗退
⇒後述します。

セネガル このままでは敗退
⇒攻撃的なサッカーに転ずる。何とか1点をもぎ取る作戦に出る

コロンビア このままいけば決勝T進出
⇒防御に回り、可能ならばパス回しで時間を潰したい

ポーランド 後半14分と変わらず
⇒低リスクな作戦を継続する。

日本は、実は後半14分時点のコロンビアと同じ状況に追い込まれていたことが分かります。通常であれば、もう1点を取りに行くサッカーをするべきです。しかしながら、FIFAランキング8位のポーランドと61位の日本との戦いでは、アディショナルタイムを合わせた約20分で1点が取れるかどうか疑問であり、むしろ1点を狙うことが、「せめて1つ勝って帰りたい」という心境のポーランドを刺激する可能性があり、逆に2点目を奪われた場合には、決勝進出が絶望的になります。

こうした状況で、後半30分、選手のスタミナも限界に近くなってきている中、同ランキング27位のセネガルと16位のコロンビアとでは、守備力は高いものの攻撃力に難ありとの前評判を持つセネガルが追加で1点を取る可能性は低い、と判断したものと思われます。

結果的に、日本は後半30分頃からパス回しを行い、ポーランドも最初こそボールを奪おうとしていたものの、日本の意思に気付き事実上の八百長試合に移行します。後はセネガルがゴールを決めないことを祈るというやり方でしたが、これが当たって日本は決勝Tに進出しました。

以上がshasaiwatchが推測した各国の監督の頭の中です。ここから考えられることですが、西野監督は、積極的にパス回し戦術を選んだ、というよりも、そうせざるを得なかった、そしてセネガルとコロンビアに身を預けざるを得なかった、というのが本音ではないかと思います。そしてそうせざるを得なかった原因は、コロンビアのように自力で決勝T進出をもぎとることが出来ない日本代表の弱さにあるのではないか、と考えます。

今回の戦略には、「ポーランドは意図を汲んでくれる」「セネガルはコロンビアを攻め切れない」という2つの他力本願がありました。セネガル代表の残り体力についてリアルタイムで情報を得ていたのかもしれませんし、ポーランドは比較的すぐに意図を汲んでくれました。ただ、相当の薄氷戦術であり、次に通用するとは到底思えません。ただし、日本が勝とうと思ったらこれ以外の選択肢はなかったのではないか、と思います。

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