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社債投資初心者向け:「仕組み債」に気をつけよう!

今回の記事は社債投資が初めての方、初心者の方向けの記事です。自称上級者の方は読み飛ばしていただいてもOKです。

証券会社に口座開設すると、メールや電話で円建てなのにやけに高金利の社債を案内されることがあります。真っ当な証券会社からの案内であれば、それは通常、「仕組み債」と呼ばれる社債の案内です。

仕組み債とは、デリバティブを組み込んで高金利に仕立て上げた社債のことです。よくあるのが、高い信用力を持つ企業の社債で、日経平均や為替相場が一定のラインを上回ったり下回ったりすると損失が発生するというものです。

この、日経平均や為替相場が一定のラインをというのが曲者で、日経平均が30%以上下落するなどの、通常我々が想定しない範囲の相場を指定してきます。しかし、これが罠

社債の期間は数年であることが通常、その間に日経平均が大きく動くリスクというのは結構大きいのです。実際、リーマン・ショックで日経平均はピークの約半分になりましたし、アベノミクスではピーク時点で底の約2倍になりました。日経平均というのは、決して安定性の高い指標ではないのです。

こういう仕組み債が売られる背景には、機関投資家のリスクヘッジに個人投資家が使われるという裏事情があります。機関投資家が例えば日経平均を100億円買ったとすると、その裏で日経平均が大幅に下落した時に損失を被る社債を売っておけば、損失は限定されるという仕組みです。

為替がらみの仕組み債はこのあたりが非常に露骨で、円建てで資金を振り込ませておき、調達した円でブラジル・レアルや南アフリカ・ランドなどの高リスク通貨を買い、損失が出た時にはその損失の出たブラジル・レアルや南アフリカ・ランドをそのまま償還に充てるなどの行為もしばしば見られます。

EB債なんてのもこの類。株式に投資しておいて、売る時に損失が出たら含み損を含めてその株式を押し付ける。ちなみに、利益が出た時にその分け前をくれるなんていう「良心的な」社債もありますが、分け前をもらえると確信するならばその社債に手を出さず、直接株を買ったほうがなんぼかマシです。

仕組み債に手を出す時は、その裏にある高リスクのデリバティブに手を出すのだということを認識したいものです。社債という名前が付くとなんだかリスクが低そうに見えますが、名前に騙されるのは愚の骨頂です。

金融商品を買う時には、それが何であるのか、どのような時にどうなるのかをよく理解してから購入しましょう。損失はどこまでも自己責任です。

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コメント


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まあ謝礼5万円貰って100万円の借金の保証人になるようなもんだな。確かに5万円は魅力的には違いない。何事も無ければね。

無記名債さん | URL | 2014-03-06(Thu)01:05 [編集]


自分の金使って自己責任で投資するんだから仕組債でも株でもやりたいものやればよろしい。イヤだと思えばやらなければよろしい。

無記名債さん | URL | 2014-03-06(Thu)00:54 [編集]


そういえば、むかしロビンさんてのがおられて、書いてあることや、他の人とのやり取りがけっこう面白かったけど、もうここにはいなくなっちゃったのかな?
残念!

無記名債さん | URL | 2014-03-03(Mon)13:35 [編集]


ぶっちゃけ、みんな
ど素人でしょ!(笑)

ここにプロの人が得る情報ってある?

無記名債さん | URL | 2014-03-03(Mon)09:04 [編集]


あなたが覗いてるところを見るとド素人の集まりかもね(笑)

無記名債さん | URL | 2014-03-03(Mon)01:04 [編集]


デリバティブも解らないで
どうのこうの アリエナーイ

此処の掲示板は
ど素人の 溜まり場か?ギャハハ

無記名債さん | URL | 2014-03-03(Mon)00:12 [編集]


現時点での結果論としてですがリーマンショック後、社債の利回りじゃ物足りず、株を買っていたら気の短い私の性分だと、きっと大きな損失を出していたと思います。
償還が早くて社債や定期預金より大きな利回りが得られたのは仕組み債の賜だと思っています。
ですから私の場合、当然社債よりかは格段にリスク商品であることは自認した上でですが、今のところ仕組み債を非難する点が見あたらないんですよね。
まあ、金融商品に限らず料理、本、映画などの好みは人それぞれ相対的なものですから一概に色づけは難しいですね。

大手証券会社だと毎月たくさん発行されていると思いますよ。
ああ、起債されればこのブログで毎度話題沸騰のSBIも最近仕組み債を取り扱ってますね。
プットとコール(って何?)を駆使して自分で組成も出来るらしいのですが、そこまで知識がありません。

青線 | URL | 2014-03-02(Sun)21:50 [編集]


青線さんに全面的に賛同します。

私はリーマンショック前から仕組み債を買ってました。
確かに一部はロスになって償還されましたが、リーマン後も買い続けたので、トータルではそこそこの利益が出せました。
「普通の社債は利率が低すぎ、個別株は分からない」という人には決して悪くない選択だと思います。
勿論リスクをよく理解した上での話しですが。

仕組み債を悪魔の商品のように言う人が多いのには違和感を感じます。

無記名債さん | URL | 2014-03-02(Sun)12:05 [編集]


ありがとうございました

発行体にとっては美味しいのですね
もっと発行ラッシュになっても良いと思いますが・

プットとコール
個人で参加は難しいでしょうね

無記名債さん | URL | 2014-03-02(Sun)08:43 [編集]


>教えてください
早期償還に該当する事象が起きて、高利の支払いをしても発行体は損はしないでしょう。
早期償還することで損失発生を回避する仕組みなのですから。

shasaiwatchさんが過去にもすでに何度も指摘してる、よく批判の理由に挙げられるのが買い手より発行体の方がボロ儲けをしている、発行体の損失(前述通り損はしない)と言うより利益逸失は有限、買い手の損失は限りなく無限、反面利益は有限と言う点なのです。

でも私としては発行体の利益は興味もなければ重要でもないんです。
重要なのは買い手に提示される条件(リスク)と利回り、それが良いと思えば買うし、悪いと思えば買わないでおくだけです。

それと仕組み債は円建てでありながら外債扱いなので、早期償還に該当したら償還前に途中売却すれば税制面で譲渡所得税と住民税が非課税になる破格の好条件を活用できるところが好きです。
ただこれは証券会社によりますが。

追記の方が多くなりました。
関係ないこと長々とごめんなさい。

青線 | URL | 2014-03-02(Sun)03:01 [編集]


お返事を待ってますって言われても、きちんと理解したいなら本を読んで自分で考えて理解すべきですよ

ここで、わかりやすく教えてとか、安易に聞くのはどうかと思うけど

そういうことばかりしてると、リテラシー低いままだよ

回答できる人は間違いなく本を読んで自分で考えてそれをポリシーにしてる

あなたもそうすべきですよ

無記名債さん | URL | 2014-03-02(Sun)01:15 [編集]


>株や外債と同じリスクで買っても利益は利回り限定、しかも上がれば勝手に早期償還されるという完全に発行側有利な商品

すいません
教えてください
明らかに市場金利の100倍以上払って
早期償還になったとしても
発行側の利益になるんでしょうか?
お忙しい所申し訳ありませんが
具体的に 解りやすく教えてください
宜しくお願いします

お返事を 待っております

無記名債さん | URL | 2014-03-02(Sun)00:05 [編集]


>仕組債もリーマンショック後に買った人は大成功だったと思います。

仕組み債を買ったそのときに株を買ったり外国通貨にしていればもっと大成功だったはずです、株じゃなくても投信、通貨じゃなくても外債にでもしてればもっと大きく利益を取れたわけです。
ドル円が1.3倍になりユーロ円は1.4倍になり、NZドルは3パーセント以上の利率がある上に1.4倍になってるわけですし、株価も倍になってるわけですから、その対比で考えれば全然成功ではありません。

それでも仕組み債で8パーセントとか儲かったじゃないかと思うかもしれません。

自分が言いたいのは、リーマンショック後に買った仕組み債も買った時点ではそのとき下がるリスクは当然あったわけで、株を買うと同じくらいのリスクを犯して買ったってことです。
株価が8000円のときはそのときの株価があって、当然下がるリスクだってあったはずです。
投資にはリスクとリターンがあって、高リスクなものは高リターン、低リスクなのは低リターンです、リスクとリターンが見合ってないと投資すべきではありません。

仕組み債を投資対象にしてると長期的に見れば資産は必ず目減りします、逆に言えば仕組み債を発行する側が長期的に見ればうまみのある商品だということです。
つまり仕組み債はそのリスクとリターンの比率で投資対象として見合ってないということです。

株や外債と同じリスクで買っても利益は利回り限定、しかも上がれば勝手に早期償還されるという完全に発行側有利な商品です。

無記名債さん | URL | 2014-03-01(Sat)17:53 [編集]


そう言えばだいぶ前ですが、無知ながらちょいちょい書き込みしてましたね。
そのときも仕組み債の話題だったかも。。。
今回書き込んだの何年ぶりかしら。


現物株には及び腰、社債よりかは高利回り商品。
どっち付かずの私にとって今迄のところ身の丈に合った商品だったみたいです。
でもさすがに最近は買う気がしません。

青線 | URL | 2014-03-01(Sat)15:40 [編集]


青線さん って以前よくコメントしてた方ですか
なつかしい~~~お久ぶりです。

無記名債さん | URL | 2014-03-01(Sat)11:05 [編集]


青線さんへ
仕組債で儲かったとかもうかってないとかはおまけの話しなんですよ
要は、リスクに見あったリターンになっていない。
過剰なリスクを購入者が負わされてその分のリターンを発行者がえてるってことが問題なんですよ
青線さんみたいなこと言い出したら、円天やビットコイン、パチンコ、競馬で私は儲けましたとどや顔で言う人とかわらないですよ
もうちょっとリテラシーが欲しいものです

無記名債さん | URL | 2014-03-01(Sat)02:15 [編集]


私はリーマン後に仕組み債なるものを知りました。
リーマン前に知っていたら買っていたかも知れません。
投資って思惑だけじゃなく、タイミングと運も大きく絡みますね。

青線 | URL | 2014-02-28(Fri)01:19 [編集]


仕組債もリーマンショック後に買った人は大成功だったと思います。
私は不幸にもリーマンショックの半年前に買ってました。
見事にノックインしてうたい文句の5%~6%の金利が貰えたのは半年後最初の利払い日だけでその後の4年半は0.1%。
それでも満期時にはアベノミクスのおかげで株価が買値に近いところまで戻ってくれたのでダメージが軽減されましたがそれでも投資金額の7~8%くらいはやられました。
もう二度と手を出したくない商品です。

無記名債さん | URL | 2014-02-27(Thu)17:49 [編集]


確かに株を買った方が手っ取り早いでしょうが、
思惑通り株が上がったらまだまだ上がると思ってしまいます。
仕組み債の場合強制的に一旦手仕舞いさせられるので、結果的に深追い防止作用が働いています。

青線 | URL | 2014-02-27(Thu)00:00 [編集]


ビットコイン
詐欺か…
ハッキングか…(破綻すれば元も子もないので愉快犯だね)
はたまたアメリカの陰謀かあ!?
いずれにしても仮想マネー
なくなっても仮想だからね♪
って事で消えてしまったものは返ってこないね(笑)

無記名債さん | URL | 2014-02-26(Wed)22:55 [編集]


債券、年いっぱいは、死に体。
それより、だれか、ビットコイン 解説 頼む

無記名債さん | URL | 2014-02-26(Wed)20:12 [編集]


仕組み債はプットオプションの売りと同じような内容で
株価が上昇しても金利分、下がってノックイン価格を叩いたら大損という商品ですね、ローリターンハイリスク商品です。

実際、今回の株価の急落でソフトバンクの年末発行したノックイン債のノックイン価格6100円くらいのところを6700くらいまであと数百円というところまで売り込まれました、発行後わずか2ヶ月くらいでです。
もしこのノックイン債を持ってたら生きた心地がしなかったでしょう、しかもあと数年持ち続けなければいけません。たぶん一度はノックイン価格を下回る場面があると思います。

仕組み債は上がったら早期強制償還で強制換金されて、下がったら途中解約すらできません。そんなのなら、まだ単純にその銘柄の株買って配当貰っておいたほうが値上がり益の可能性もあるし、下がってもロスカットで自分の好きなところで売却も出来ます、普通に株買ったほうが良いということになります。

無記名債さん | URL | 2014-02-26(Wed)19:28 [編集]


年々起債回数の減っているSBI債、確か昨年は2回じゃなかったかな。今年は1回あればいいか。

無記名債さん | URL | 2014-02-26(Wed)09:51 [編集]


だから、それほど株価が上がると思うなら株を買ったほうがいいだけかと

無記名債さん | URL | 2014-02-26(Wed)06:32 [編集]


総スカン喰らいそうだけど。
私は仕組み債で結構儲けました。
リーマンショック後(←重要)10回近く買いました。
最初に買ったもので、1年で最高25%以上の利回りだった商品でした。
それはざっくり言えば日経が上がれば上がるほど償還利率が高くなるというもの。
リーマンショック後~民主党政権終了くらい(日経平均1万円行ったり来たりのとき)まで償還の度に買ってました。
一番安い利率のもので年利5%くらいでした。

shasaiwatchさんの言われるとおり、元本が食い込む事象(ノックイン、株価参照仕組み債だったら原価の大体60~70%)が起きれば損失は非常に大きくなります。
ただ仕組み債は満期が数年ものであっても、ほぼ例外なく期限前償還特約が設定されています。
株価参照仕組み債の場合、参照株価が原価より上回った場合(ノックアウト、大体105%~110%くらい)早ければ四半期くらいで前倒し償還されます。
私も複数年もので満期まで持ち越したことはありません。
年利をあてにしてるので最低1年はもってくれと思っていましたが。

期間内に株価が30%近く下げる確率と、10%近く上げる確率、どちらが高いか考えると私は10%近く上げる確率の方が高いと思いました。
特に当時は円高で民主党暗黒時代の株価低迷期で、さすがにこれ以上は下げないだろうと。

そのノックインするか、ノックアウトするか二つの正反対の株価変動リスクを考慮したら、当時はノックアウトして元本と利息が償還される確率の方が遙かに高いと思い、頻繁に仕組み債を買っていました。
最初のものが非常に高利回りだったのに気分を良くした部分もあります。

ただ最近株価がリーマンショック前の水準に戻りつつある中での仕組み債、特に株価参照仕組み債を買うのは抵抗感があります。

私のような異端者がこのブログの愛読者の中にいる、参考意見程度で読み流して下さい。

青線 | URL | 2014-02-25(Tue)22:26 [編集]


プロは、死苦身債 といふ

無記名債さん | URL | 2014-02-25(Tue)19:40 [編集]


情報の非対称性ですね
伝わるところにはちゃんと伝わるんです専門家には、、、、、

無記名債さん | URL | 2014-02-25(Tue)18:38 [編集]


ちなみに、この機関投資家が一番損をするときは、ほとんど相場が変動しなかった時です。


しかし、そのような事は通常ありえませんので(そういうときは無理矢理相場を動かす連中がいるので)やはり、失敗した時の損失は投資家に押し付けられます

無記名債さん | URL | 2014-02-25(Tue)15:11 [編集]


ほんとに説得力のある説明、感謝します。
以前ここで勉強し、しっかりと脳裏に焼き付けてあります。
何もしらない客がターゲットです、気をつけましょう。

無記名債さん | URL | 2014-02-25(Tue)12:45 [編集]


あんた、ええこと言うわ

無記名債さん | URL | 2014-02-25(Tue)08:00 [編集]