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休眠預金活用に反対します

最近話題になっている、休眠預金活用。日本財団の笹川氏のほか、フローレンスの駒崎氏も積極的に発言していますが、shasaiwatchは休眠預金の活用には反対します。

このブログの読者には釈迦に説法かもしれませんが、一応休眠預金とは何か説明しておきますと、銀行の預金口座のうち20年以上資金の動きがない口座のことを指します。こうした口座は銀行側は「いつでも払い戻しに応じる」としながらも、その資金を収益に計上しているというものです。なお、郵貯の場合休眠預金になるとガチで没収され払い戻しには応じてくれなくなる模様。

こうしたお金が毎年数百億あるとか。で、そんな金あるならよこせと。笹川氏も駒崎氏も自分とこの会社で使いたいんでしょうね。本当に浅ましい。笹川氏も駒崎氏も立派な人物であり、社会的に有用な事業を行っていると思ってはいるのですが、やはりカネは人を狂わせますね。非営利企業の悲しい性、「予算がつきます」と言われると目が曇るのでしょう。

そもそも、預金者というのは私人であり、銀行というのも私人です。預金者が公であるケースもあるのですが、そういう預金は休眠預金にはまずならないでしょうから、考える必要があるのは私人が私人にお金を預けたケースのみです。

私人と私人との契約関係というのは本来、それが社会によほどの悪影響を及ぼさない限り自由であるべきで、例えば産業廃棄物を不法投棄する契約や、社会風俗を乱し、伝染病をばら撒く売春関係の契約、あるいは当事者の一方を著しく害する奴隷契約、一方の理性を著しく失わせる麻薬取引契約といった契約は公の介入がなされて然るべきですが、銀行に預金をして、そのままにしておく契約が社会に悪影響を与えるとは考えられません。

むしろ、銀行にとっては預金がある程度長期にわたって滞留することが読めるようになり、長期の貸出を行いやすくなったり、短期資金についても例えば手形貸し付けの書き換えに応じやすくなったりと、長期の預金者は社会によい影響を与えると言えるでしょう。

また、休眠している資産は預金に限りません。株式だって、不動産だって、金の延べ棒だって、償還期限がない有価証券や現物資産は「休眠」することが多いものです。読者の皆さんの中にも、原野や山林を相続で手に入れて休眠させている方はいらっしゃるのではないでしょうか。スリーダイヤの刻印が押された地金を自宅の金庫や貸金庫に保管している人はいらっしゃるのではないでしょうか。こうした資産のことは放置しておいて、預金にだけ目を付ける理由はなんでしょうか。

また、銀行が休眠預金を雑収入に計上するのがけしからんというのであれば、永遠に負債計上させておけばよいのです。負債計上させても銀行の収益にはほとんど影響がありません。雑収入は単なる会計上の処理にすぎません。

休眠預金活用の賛成者からは、「使わないなら俺が使ってやる」という野卑な気持ちが見えます。権利の上に眠るものは保護に値せずとは言いますが、これは消滅時効の考え方の問題であり、あくまで取引当事者間の問題です。たとえ社会的に有用な事業に使うとの御旗を掲げても、他人の資産を奪っていい根拠にはなりません。休眠預金の活用は行うべきではなく、預金をどうするかはあくまで預金者と銀行に任せるべきです。
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コメント


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20年ていうのが短いと思う。
50年にすれば反対する人も減るだろう

無記名債さん | URL | 2014-06-16(Mon)07:29 [編集]


遅くなったけど補足。

預金保険機構はいくつかサイフ持ってて、よく聞く「預金者は1000万円まで保護される」ってのに遣う金が、銀行から保険料集めて貯めてる「一般勘定」というサイフ。
それとは別に破綻金融機関の株買うためのサイフや不良債券買い取るためのサイフを別に持ってて、そっちは銀行から集めた保険料じゃなくて、借入金とか機構自身が債券発行したりとかして賄ってる。で、こっちに政府保証付いたり公的資金使われたりした。
ので、これまでのコメントはどれもある意味正しい。

預金保険機構はいろんな業務やってるんでわかりにくいよね。振り込め詐欺救済法の金勘定もやらされてるし、話戻るけど今回の休眠預金の金勘定も押し付けられかけてる。ここが引き受けなければこの話ポシャると思うんだけど、どーだろ、抵抗しきれるんかなぁ…


無記名債さん | URL | 2014-06-02(Mon)23:05 [編集]


関心はあるのだが誰も教えてくれないので法律を覗いてみた。

-----------
*預金保険法 第四十二条(借入金及び預金保険機構債) 機構は金融機関その他の者(日本銀行を除く。)から資金の借入れをし、又は機構債の発行をすることができる。
2  機構は一時的な資金繰りのために必要があると認めるときは日本銀行から資金の借入れをすることができる。
3  第一項の規定による借入金の合計額は、政令で定める金額を超えることとなつてはならない。
第四十二条の二(政府保証)  政府は国会の議決を経た金額の範囲内において、機構の前条第一項若しくは第二項の借入れ又は同条第一項の機構債に係る債務の保証をすることができる。

*預金保険法施行令 第二条(借入金の限度額) 法第四十二条第三項 に規定する政令で定める金額は、十九兆円とする。

(上記の法律読みにくいのでかなり略した箇所あり)
-----------

だそうですから一時的に日銀から19兆円を限度に借りて、その後に他の金融機関などから調達して日銀に返すというのが正解ですかね。国会承認が条件だが政府保証もつくらしい。だれか詳しいひといれば補足を。

無記名債さん | URL | 2014-05-27(Tue)19:12 [編集]


ヒント:出資者

名無しさん | URL | 2014-05-26(Mon)07:24 [編集]


ペイオフは預金保険制度による預金保険機構での保証
保険金は加入金融機関が出資イコール預金者の金利を削った積立
金融恐慌で預金保険で賄えなくなった場合はどうなるか知らんけど
取り敢えず税金で補填されるわけではないやろ?

無記名債さん | URL | 2014-05-25(Sun)21:38 [編集]


まあそういうなら銀行は倒産しそうなっても
国民の税金に泣きつくなよ。

大きすぎて理論で同じ税金つぎ込むなら一度潰して
無能を全員首にして紐付きで担い手作ったほうがマシ。

名無し | URL | 2014-05-25(Sun)20:11 [編集]


詭弁のガイドライン
・全く関係のない例え話を持ち出す

名無し | URL | 2014-05-25(Sun)20:03 [編集]


引出する権利を行使せず時効がきたら預金は銀行のもの。ただし預金を引き出したり、利息の記帳をしたりすることで時効が中断される。

実際の運用では請求があれば時効で消滅した預金と同額の預金を復活させている。多分時効成立以後の利子までは払ってないのでは。

時効がきた預金が銀行のものでないというのは戦前の契約を持ち出して重工に代金を返さなければ船を差し押さえると言っていた共産主義中国みたいなもの。

無記名債さん | URL | 2014-05-25(Sun)19:09 [編集]


国策で国が元本保証してるものを
無条件で銀行の物のわけがないアホやw

名無しさん | URL | 2014-05-25(Sun)17:32 [編集]


時効を認めるなら、銀行の物ということになるわな。
アホやwww

無記名債さん | URL | 2014-05-25(Sun)16:26 [編集]


>権利というのは主張してこそ初めて認められ
るというのは最もですが、どちらにせよ銀行以外の第三者が寄越せという事を正当化しないですよねそれ。

無記名債さん | URL | 2014-05-25(Sun)02:41 [編集]


社会には時効というのがあってだな。
権利というのは主張してこそ初めて認められるもので
何度言って忠告しても行使しない甘ったれたものまで
保護するほど人間社会は寛容じゃないのだよ。

頭のなかお花畑は社会経験の欠如か、
共産主義者と同じ理想論者に過ぎないよ。

名無し | URL | 2014-05-24(Sat)22:52 [編集]


預金は預金者のもの何人も勝手に処理できないのは当然です。問題は所在がまったく分からなくなった口座ですね。口座の管理にどれくらいかかってるのか知る由もありませんが、20年経過した不明口座は社会福祉に充当すればよい。。

無記名債さん | URL | 2014-05-24(Sat)15:14 [編集]


ご意見に賛成です。
20年でなく10年だと思っていました。

無記名債さん | URL | 2014-05-23(Fri)23:10 [編集]


これが実現されると多くの銀行は少額預金に口座維持手数料をつけるだろう。
休眠されてもいつか客として戻ってくれる可能性があるから口座を維持する動機になるけど、客として戻ってくる可能性の低い口座なら残高ゼロになるまで手数料とって早めに口座を事実上閉鎖するのが合理的。

無記名債さん | URL | 2014-05-23(Fri)22:05 [編集]


私もこれには反対ですね。
預金者の権利を軽く見すぎていると思います。

無記名債さん | URL | 2014-05-23(Fri)21:27 [編集]


俗に言うタカリですな

無記名債さん | URL | 2014-05-23(Fri)19:19 [編集]


同じく反対します

ご意見に全く賛成です。

真に有効にNPOに助成や貸付をしたいなら、銀行がNPOに貸付けし易いよう銀行資産の査定基準を変更すれば済むことです。

わざわざ多額の税金を使って手間隙をかけ、システムを構築して、金を集めたところで、ノウハウも無く貸付けして焦げ付かせるのが関の山でしょう。預金者が請求したら返金すると言っていますが怪しいものです。単なるバラマキのネタとしか考えられません。

無記名債さん | URL | 2014-05-23(Fri)19:07 [編集]


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