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社債だけじゃなく、ソーシャルレンディングにも注目!

年の瀬ですが、皆さん今年はいい資産運用ができましたでしょうか。株価の年初来下落率は42.1%と過去最高の下落率だったそうで。社債にしても個人向け社債のデフォルトはありませんでしたが、リーマン・ブラザーズやカウプシング銀行などがサムライ債のデフォルトを起こし、投資家にとっては不遇の1年だったのではないでしょうか。今年は定期であればイオン銀行や新生銀行、社債では野村HDやシティグループといったところが高金利で募集をかけましたが、来年はどうなるのでしょうね。

ところで高金利といえば最近、「個人が個人に貸出を行う」いわゆるソーシャルレンディングというサービスが注目を集めています。最も有名なソーシャルレンディングサービスとしては、maneoが挙げられます。これは、匿名組合の仕組みを用いてオークション形式で無担保資金を融通するもので、今後の拡大が見込まれています。

しかし、如何せん金利が安い。会ったこともない個人に対して金を貸すのに金利が1ケタというオークションが普通に存在しています。手数料を1.5%取られるというのも痛い。

実際にmaneoを見ると確かに、借り手としては一見まともな人が集まっている印象があります。しかし、情報の非対称性ということを考えるとリスクに見合わない。例えば、このブログを書いている現在行われているオークションの例として、10年間公認会計士として勤めた人の開業資金というのがあります。期間3年で金利は3.35%。希望借入金額は200万円。野村の劣後債より安いです。そもそも、10年間公認会計士をやった人が開業するとはいえ200万円の金に困るのかという話です。

まあもっとも、投資金額は1万円からなので、一人当たりの投資金額を少額にして多くの人に貸し付ければ大数の法則が働いて、結果的に儲かるのかもしれません。

個人的に面白いと思ったのは、有担保で取引をするしちふくじんというソーシャルレンディングサービス。ブランド品を担保に金を借りるというサービスで、お金を返したくなければブランド品を貸主に渡すという現代風に言えばノンリコースローン、有体に言えば質屋です。

金利は融資の相手や担保の種類に関わらず年利20%。AIG救済金利(Libor+8.5%)を吹き飛ばすほどの超高金利です。質屋だけにデフォルト率は相当高そうですが、貸したお金が返ってこない代わりにブランド品がもらえるというのは魅力的なポイントだと思います。お金の貸し方も貸す相手を選んで貸すのではなく、担保を選んでオークションするという方式。こちらは担保に対していくら貸すというオークションであり、中古のブランド品を買うという感覚に近いかもしれません。

質屋は利息制限法が緩い(年利109.5%までOK)という、法律の抜け穴を利用した商売です。金利表記が月利だったり、過払い金返還訴訟の対象になる可能性が皆無ではないなど今後解決すべき課題はあるものの、安全志向なら質草が確実に取れるこちらの方がいいかもしれません。

しかしなんですねえ。昔は暴力団の資金源だった商売(債権回収、高利貸し等)を、最近はエリート金融マンがやるようになったんですねえ。時代は変わったものです。



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