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三井住友フィナンシャルグループが個人向け社債発行!

三井住友フィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年
金利条件:0.40%~0.80%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成30年3月5日~平成30年3月15日
格付け:A+

長年変更していなかったfc2のパスワードを変更したところ、アプリ版からログインできなくなりました。なんでなんでしょうね。依然未解決です。あと、バークレイズが個人向け社債っぽい変な社債を5億円だけ発行していましたが、そもそもこの社債買えるんですかね・・・

さて、三井住友銀行の個人向け社債です。実質破綻時免除特約及び劣後特約付きというおっかない条項がついています。これはなんなのか、説明していきたいと思います。


★劣後特約とは何か
この社債は、「劣後債」と呼ばれる社債です。普通に発行される社債とは異なり、特約がついています。その特約とは、「三井住友フィナンシャルグループが、法的な倒産をした時には、返済は預金者や他の債権者よりも後回しにされる」というものです。法的な倒産というのは、破産手続・民事再生手続・会社更生手続の3つの手続きのどれかです。

通常、会社が法的な倒産手続に入った場合、債権者は皆平等で、会社に残った財産から分け前を均等に貰うという仕組みになっています。例えばあなたが三井住友フィナンシャルグループの社債を100万円持っていて、負債総額が1000万円で、会社に残っていた財産が300万円だったとすると、あなたは財産の1/10である30万円を受け取ることができます。

しかし、劣後特約がついていると、この債権者平等の原則から排除され、返済順位が後回しにさせられます。劣後特約のついていない一般債権者への支払が終わらない限り、劣後債の所有者への配分は行われません。もしもそんなことがあった場合、まず財産が残るということはないので、この社債は紙くずになります

★実質破綻時免除特約とは何か
前項では劣後特約の恐ろしさについて説明しましたが、この社債にはもっと恐ろしい「実質破綻時免除特約」というものがついています。これは、劣後特約の発生する前であったとしても、実質破綻事由が発生すると、その時点で元金・利息とも返済は完全にストップし、三井住友フィナンシャルグループが金融庁と協議して決めた「債務免除日」にこの社債の返済が免除される、つまり紙くずになるという恐ろしい条項です。

実質破綻事由とは、三井住友フィナンシャルグループの経営が極端に悪化し、ペイオフ不可避と金融庁が判断したことでその判断がなされた日が実質破綻事由の発生日になります。日本でもかつて1度だけペイオフが発動されたことがあり、日本振興銀行の経営破綻時にペイオフが行われております。この時は当ブログでも採り上げましたが、当ブログ読者の中には被害を受けた人もいたようです。決してありえない出来事というわけでもないということですね。


さて、こんな社債をなぜ三井住友フィナンシャルグループは発行するのでしょうか。返済する気がないのでしょうか。実は、過去に個人向けの劣後債は多くの銀行が何度も発行していますが、劣後特約が発動した実績はまだ一度もありません。銀行がこうした特約を付けてでも劣後債を発行する理由は、劣後債は銀行の自己資本比率の規制上、株式と同じ資本とみなすことが出来るためです。株式を発行すると株価が下がりますし、株主も増えてしまいますし、配当も必要です。しかし、劣後債であれば株式を増加させることなく規制上の自己資本を充実させることが出来るので、銀行にとっては大変都合がいいのです。そのため、多少高い金利を払ってでも、銀行は劣後債を発行するのです。我々投資家はそうした銀行のニーズがあるため、通常の社債よりも高い金利を受け取ることが出来ます。

なお、劣後債にありがちな早期償還条項はこの社債にはついていません。10年間は塩漬け確定の社債です。中途換金は出来ないものと思って投資しましょう。

今回の投資判断は買い推奨とします。ただし気持ちは弱め。三井住友フィナンシャルグループの信用力は非常に高く、何事もなく返済してくる可能性が高いと思います。いくつかのリスクを挙げるとするならば、米国の金利が中期的に上昇する可能性が高く、日本経済の調子が当面良さそうなため、金利が上昇してくる可能性が結構あること。そうなれば今回の社債を見送った方がいい投資商品にありつける可能性が出てくることです。もう一つは金融危機の頻度が上がってきており、今後10年の間にもう1度ぐらいは金融危機の洗礼を受ける必要があると思われることです。仮想通貨バブル崩壊程度で済めばいいのですが。後はオリンピックも終わって北朝鮮との戦争が始まる可能性ですかね。

昨今の低金利の中では期間は長いものの、信用力があってそれなりの金利だとは思いますが、懸念材料がちょっと多いかな、といったところ。何も起こらない可能性が高いわけですし、買い推奨ながら気持ちは弱めです。
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コメント


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5年前も似たような予測見たが。こんな低金利は異常であとは上がるしかないと。。。結果は5年前より低金利(笑)

無記名債さん | URL | 2018-03-13(Tue)20:40 [編集]


5年後は10年債は3%金利は確実。高インフレで
国の借金帳消しをはかるだろう。
この社債はそのころゴミ

無記名債さん | URL | 2018-03-11(Sun)12:43 [編集]


中央値にもいかなかったか、ショボ。これで10年はなあ。

無記名債さん | URL | 2018-03-02(Fri)15:32 [編集]


0.585%に決定

無記名債さん | URL | 2018-03-02(Fri)14:16 [編集]


0.6%くらいに決まるんでしょうか?様子見です。

無記名債さん | URL | 2018-03-01(Thu)19:37 [編集]


これも、一つ前のイオンの分もそうですが、各支店への割り当てがかなり少ないようです。
購入を検討されている方は早い目に問い合わせたほうが良いと思います。

無記名債さん | URL | 2018-02-26(Mon)10:57 [編集]