個人向け社債ウォッチ!

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2009年1-3月期の個人向け社債発行は8836億円

平成21年1-3月期の個人向け社債(円建て)の発行は、8836億円となることが分かりました。
ソースは当ブログ。近鉄から山口FGまで。

発行総額を大きく押し上げたのはメガバンクの個人向け劣後債で、総額7030億円が発行されました。超大型起債でかつ高金利、高格付だったため2chの高金利スレなどで大旋風を巻き起こしたのは記憶に新しいところです。個人向け社債は、「貯蓄から投資へ」という日本が長年抱えていた問題を解決する金融商品です。これを機に個人向け社債市場が盛り上がり、日本人の投資行動が貯蓄から投資へと向いていけばいいのにと思います。

1-3月期に発行された個人向け社債のうち、サムライ債の起債は350億円でした。ANZが豪州政府保証のサムライ債を起債してきたのがトピックスといえるでしょう。また、起債総額は6億円ながら、個人向けCLOという証券化商品が出てきたのも注目すべきです。サブプライムで混乱する市場が終息に向かう前触れかとも思わせました。

しかしながら、金融・準公共セクターを除く一般事業会社の起債は0で、金融危機は今も続いているのだという現実を見せられることにもなりました。4月に入って起債を発表した岡村製作所が今年の一般事業会社の起債第1号になります。

個人向け社債の周辺市場では、高金利定期預金が有名な日本振興銀行が、SFCGの債権譲渡がらみで巨額損失を計上する可能性が出るという事件が起こり、高金利金融機関の信用を損ねる事態となりました。SFCGは民事再生を申し立て、破産に移行。破産直前に親族会社に多額の資産を移していたということが判明しており、悪質な計画倒産であることが明らかです。背任で刑務所にぶち込んで詐害行為取消権を行使してどこまで財産を取り戻せるかが日本振興銀行の腕の見せ所です。

最近、個人向け社債の起債情報が途絶えていますが、機関投資家に対する起債が一巡すれば、また個人向け社債の起債もあるでしょう。ここはしばらく気長に待ちましょう。
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