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ソフトバンクの個人向け社債金利決定4.52%

ソフトバンクが発行する個人向け社債の利率が決まりました。4.52%です。
ソースはJCN

発行要項
償還期限:3年
金利条件:4.52%
発行総額:650億円
社債額面:100万円
募集期間:平成21年9月4日~平成21年9月17日
格付け:BBB

当初予定よりわずかですが金利は高めに決まりました。なお、格付けBBBはJCRの格付けであり、同じ社債をスタンダード&プアーズはBB格(投機的等級)に格付けしています。

ところで、この社債には担保提供制限条項、担付切替条項、そして財務制限条項がついています。これはどういうものかについて解説します。

まず、担保提供制限条項についてですが、これはこの社債の安全性を確保するため、他の社債について担保設定してはならない、もしも担保設定する場合はこの社債についても同順位で担保設定するというものです。他の社債に勝手に担保設定されると、ソフトバンクが潰れた時に他の社債は担保で回収されるのに、この社債は回収できないということになり、不利益を被るためです。

担付切替条項とは、この社債はいつでも無担保社債から担保付社債に切り替えることが出来るということです。ただし、これが出来るのは債権者ではなく、ソフトバンクです。期限の利益を喪失するような事態になった時、担保を設定するから返済待ってくれ!と言うための条項ですね。

財務制限条項とは、ソフトバンクは自社の純資産額(連結ではなく単体)を3013億円以上に保たなければならないという条項です。もしも毎年3月の決算時点でそれを下回った場合、その年の7月末をもってこの社債は期限の利益を喪失し、ソフトバンクは社債を一括返済する義務が生じます。もしそこで返済できなければデフォルトです。ちなみに、今年3月末時点でのソフトバンク(単体)の純資産額は、4016億円です。1000億円以上の損失を出した場合は該当しますね。

信用がないのは相変わらずなんだなという印象です。こういう条項は信用力の低い企業が資金調達をする時に課せられます。投資判断は以前書いたとおり買い推奨です。依然として金融調達力を維持しており、財務内容以上の強さがあると思います。

なお、購入は以下の証券会社から行えます。()は割り当て額
みずほ証券(190億円)
大和証券(130億円)
野村証券(130億円)
三菱UFJ証券(100億円)
SBI証券(100億円)

SBI証券の動向が気になるところではあります。
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コメント


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No title

大変分かりやすいご解説ありがとうございました。

青線 | URL | 2009-09-05(Sat)12:47 [編集]


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SBI分はまだ売りだしですね。瞬間蒸発した大和は、三井住友にケツまくるようですが、ずっと単独は無理だろうと思うので、みずほか三菱か野村とタッグでしょうか?それとも住友信託と共同持ち株とか。

keikei | URL | 2009-09-04(Fri)22:03 [編集]


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相対取引主体なので、大体3円ぐらいのところ多いですね。買う人が見つかっていれば安くなることも。

あつし | URL | 2009-09-04(Fri)12:51 [編集]


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SBI証券にて購入可。100億円しかないので今日の夜には完売かも!数年前も即完売だったと思う。

日計り | URL | 2009-09-04(Fri)11:14 [編集]