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本日のシティ24回債の価格

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本日のシティ24回債の価格は98.11円、利率は3.760%となりました。先日に比べ変動ありません。

秋の個人向け国債の条件が決定しました。5年固定が0.6%、10年変動が0.53%だそうです。市場実勢並みといえばそのとおりなのですが、日本振興銀行を筆頭に5年定期の金利が国債を上回る銀行が本日時点で18行もあり、資産額1億8000万円以下の投資家にとっては購入するメリットは薄そうです。ここまで金利が下がると値上がり益もさすがに見込めませんしね。

これだけ金利が下がると流動性の罠が発生します。事実、不況のどん底にあるにも関わらず日本はカネ余り。何かいい投資案件はないかと探し回る状況。日本が金融危機で痛手を被らなかったのは、ひょっとしたらこのカネ余り現象のせいかもしれません。事実、三菱UFJの劣後債は何度起債しても瞬間蒸発を起こしています。

流動性の罠が発生している時は、財政政策が完全に有効になります。今こそ財政出動が必要な時ですが、財政政策になると必ず下手を打つのが日本政府なわけで、自公政権は定額給付金という大失敗をやり、民主新政権は農家の戸別所得補償をしようとしています。

米オバマ政権の「グリーン・ニューディール」が注目を集めていますが、あれはアメリカが最も遅れており、問題である分野が環境であったため有効な財政政策として働くのであって、環境先進国である日本が真似をすべきものではありません。この点、中国も賢い。住宅対策・農村を中心とした社会インフラの整備、公害対策といった中国の中で最も遅れた分野、問題である分野にジャンジャン資金を投入しています。

日本の有権者は口を開けば社会保障や年金の安心を求めますが、世界からみれば日本のこの分野は最も進んでいる分野であり、そうでなければ長寿大国にはなりえません。日本が遅れている分野は少子化、食料・エネルギー自給、格差の是正、そして下級公務改革(教育・治安・地方自治)です。こうした分野を放置することが日本社会から活力を奪い、成長率を下げ、ひいては好金利の個人向け社債が出にくいということにもつながります。せっかく財政政策が非常に有効な環境にあるのですから、こうした分野に徹底的に政策と予算を注いでほしいですね。
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