個人向け社債ウォッチ!

個人向け社債の起債情報をウォッチするブログ。個人向け社債の購入方法に関する記事や個人向け社債のランキング、個人向け社債の利率などの記事。初心者歓迎。3年物の個人向け国債の金利推移もウォッチ

【特集】徹底分析!ソフトバンクの個人向け社債は危ないか?(29回債)

ソフトバンクがまたしても個人向け社債発行です。前回は2年、5.1%という高金利でしたが、今回は3年、4.5%前後という条件で、前回に比べ随分悪くなったという印象です。前回起債時にはソフトバンク祭りを引き起こしましたが、今回も前回ほどとはいかなくとも、大きな話題を呼びそうです。

そこで、実際にソフトバンクは大丈夫なのか?はたまた危ないのか?財務内容を分析してみました。なお、投資は自己責任でお願いします。

ソフトバンク債は前回起債時にも特集をしましたが、その時の分析から時間も経っていますので、今回は平成22年度第一四半期をもとに話を進めていきます。

前回同様、ソフトバンクの問題点である「借金どうやって返すの?借り換えできるの?バカなの?死ぬの?」という点を詰めていきます。今回の起債は間違いなく、過去の借入や社債の償還のための資金です。借金を返すための借金ということで、ネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるでしょうが、企業経営では普通です。むしろ、情報の非対称性により多くの企業は新たに借金をしながら徐々に減らすというのが普通です。

で、前回は、実績のフリーキャッシュフローからみて1年間に4600億円調達しないといけないという話をしました。この進捗をモニタリングします。ここできっちり資金集めと借金減らしが出来ていれば、まあ合格と言っていいでしょう。果たして、ソフトバンクは3ヶ月間でどれだけ金集めをし、借金を返したのでしょうか?

結果:長期借入金802億円、社債592億円、合計1394億円(進捗率30.3%)

おお!金集め出来てる!592億円は前回の27回債でしょう。それとは別に銀行から800億円金集めしてます!危ないだの潰れるだの投機的等級だの言われてる割に資金調達は順調です。また、それとは別途フリーキャッシュフローを565億円獲得しています。

これらのキャッシュフローを有利子負債の圧縮に投入することで、3ヶ月間で303億円の有利子負債の削減に成功しています。このペースで借入削減を進めた場合、あと20年で有利子負債がゼロになります。禿は当初、6年で有利子負債をゼロにすると言ってましたが、それに比べると相当遅れるものの、順調に借金削減を進めていってると言えるでしょう。

結論が出ました。孫正義は借入金削減を大真面目に考えており、それは実際の行動に移されている。また、収支状況は安定しており、資金繰りの要となる銀行の支援も継続されている。投資判断は買い推奨とします。今後、大きく事業環境が変わる会社でもないので、おいしい社債だと思います。ここ1ヶ月ほど長期金利が下落基調にありますので、底と見て起債してきたのでしょう。

購入方法は、野村証券、大和証券、みずほ証券、三菱UFJ証券、SBI証券で購入です。SBIは公募しないかもしれません。


関連記事

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する