個人向け社債ウォッチ!

個人向け社債の起債情報をウォッチするブログ。個人向け社債の購入方法に関する記事や個人向け社債のランキング、個人向け社債の利率などの記事。初心者歓迎。3年物の個人向け国債の金利推移もウォッチ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

個人向け社債のセカンダリー市場は実現可能か

個人向け社債のセカンダリー市場が実質上存在しないことは、相当以前から問題になっていました。しかし、誰ひとりとしてこの問題の解決に乗り出そうとはしません。そこまでおいしくない事業なのでしょうか?一つ検討してみました。

1.市場規模
個人向け社債の市場規模は年によって変動があり、残高ベースでは1~3兆円の市場規模があるものと思われます。しかし、その中で売買をしたいという人の割合や、手数料率を考えると、実際の市場規模はもっと小さくなります。

市場規模=発行残高×売買率×手数料率

個人向け社債の発行残高を3兆円として計算します。売買率はどの程度のものなんでしょう?個人向け社債はほとんどの人が満期保有目的だと思います。また、新規参入してもこのブログで特集されるぐらいで知名度は当面、低いものにとどまるでしょう。金利が大きく変動したり経営不安が表面化したりすれば売買も盛り上がるのでしょうが、なかなかそうはいかないでしょう。5%程度が中途売却されると仮定します。手数料はおそらく、買い0.5%、売り0.5%が限界です。往復1%取れれば大成功でしょう。
すると、個人向け社債のセカンダリー市場の市場規模は、甘めに見積もって15億円です。下手をすれば3億円程度にまで減少する可能性もあります。

2.競争環境
競争はないです。誰もやってないですからw でも、SBIとか楽天に参入されたら一瞬で蹂躙されてしまいますね。潜在的な危険は大きいです。ただ、ネット証券でネットワーク経済性の恩恵を受ければ市場を独占できる可能性はあります。

3.コスト
実際にやるとなったらネット証券を立ち上げることになるんですかね。となると、人件費とIT投資がほぼ全てのコストになります。どういうサイトにするかも問題ですね。何しろ薄い商いになるのは目に見えていますから。立地は関係ないので、沖縄でも北海道でもやろうと思えばできますね。費用を年間3億円以内に抑えれば、商売としては成り立つかもしれません。

しかし、最大の問題点は振り替えです。売買が成立したら、個人向け社債と現金の移動を行わなければいけません。しかも全く別の証券会社間で。ここのプロセスをいかにスムーズに行えるかが最大の問題になるでしょう。

4.法規制
金商法の免許は必要でしょうが、個人向け社債の売買は1種なんでしょうか、2種なんでしょうか?2種なら個人レベルでもどうにかなりますが、1種となると一定レベル以上の法人でないとどうにもなりません。

結論
個人向け社債のセカンダリー市場は、市場規模が小さいが競合が現状なく、中小企業向けといえる。実現には法規制や手続きなどで問題が発生する可能性がある。ここをクリアすることが成功のカギといえよう。
関連記事

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。