
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ピーエルシーが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET
発行要項
償還期限:4年
金利条件:1.40%~1.70%(1月5日条件決定)
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成23年1月11日~平成23年1月24日
格付け:A+(発行体格付け)
RBSが個人向け社債を発行してきました。外国企業の出す円建て社債なので、サムライ債です。これはクリスマスプレゼントですね。この社債は色んな意味で注目すべき社債です。
まず、久しぶりに1.50%を超える見通しの高金利社債の起債ということです。欧州危機の行方がどうなるのか分かりませんが、「結局おさまるところにおさまる」と考えるならば間違いなく買いでしょうし、「欧州は悲惨な結末を迎える」と考えるならば間違いなくスルーでしょう。shasaiwatchは間違いなく前者の側で、中国がポルトガル国債を買い込むという情報もありますし、これだけヤバいヤバいと言われていて、今これから金融市場が大混乱をきたすということにはならないんじゃないでしょうか。
次に、この社債によって前回起債のステップアップ債の償還時期が何となく読めるということです。今回の起債は1.55%が中間値なので、RBSは「ウチの信用力は4年1.55%」と判断しているということです。ということは、これを上回る金利になった場合、さっさと繰上償還してしまう可能性が高いわけで、となると前回の社債はかなり早期に償還されるだろうなあということです。
また、今回は販売方法にも注目です。購入するには日興コーディアル証券が独占販売するため、日興コーディアルに口座が必要ですが、何と今回、日興コーディアル証券がネット販売します!(11日~19日)
これまで社債のネット販売といえばSBI証券の独壇場でしたが、日興もいよいよ影響力を無視できなくなったのでしょうか、はたまた当ブログでネットで売れと騒いでいたのが功を奏したのでしょうか。いずれにしても、日興コーディアル証券にとっては大きな一歩であり、SBI証券にとっては大きな脅威の始まりです。今回の起債がうまくいくかについては大注目です。
そういうことを総合的に判断すると、投資判断は買い推奨です。証券会社からなかなか個人向け社債を案内してもらえないビンボー投資家でも参加できるネット販売、今後の展開に目が離せません。
ソースはEDINET
発行要項
償還期限:4年
金利条件:1.40%~1.70%(1月5日条件決定)
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成23年1月11日~平成23年1月24日
格付け:A+(発行体格付け)
RBSが個人向け社債を発行してきました。外国企業の出す円建て社債なので、サムライ債です。これはクリスマスプレゼントですね。この社債は色んな意味で注目すべき社債です。
まず、久しぶりに1.50%を超える見通しの高金利社債の起債ということです。欧州危機の行方がどうなるのか分かりませんが、「結局おさまるところにおさまる」と考えるならば間違いなく買いでしょうし、「欧州は悲惨な結末を迎える」と考えるならば間違いなくスルーでしょう。shasaiwatchは間違いなく前者の側で、中国がポルトガル国債を買い込むという情報もありますし、これだけヤバいヤバいと言われていて、今これから金融市場が大混乱をきたすということにはならないんじゃないでしょうか。
次に、この社債によって前回起債のステップアップ債の償還時期が何となく読めるということです。今回の起債は1.55%が中間値なので、RBSは「ウチの信用力は4年1.55%」と判断しているということです。ということは、これを上回る金利になった場合、さっさと繰上償還してしまう可能性が高いわけで、となると前回の社債はかなり早期に償還されるだろうなあということです。
また、今回は販売方法にも注目です。購入するには日興コーディアル証券が独占販売するため、日興コーディアルに口座が必要ですが、何と今回、日興コーディアル証券がネット販売します!(11日~19日)
これまで社債のネット販売といえばSBI証券の独壇場でしたが、日興もいよいよ影響力を無視できなくなったのでしょうか、はたまた当ブログでネットで売れと騒いでいたのが功を奏したのでしょうか。いずれにしても、日興コーディアル証券にとっては大きな一歩であり、SBI証券にとっては大きな脅威の始まりです。今回の起債がうまくいくかについては大注目です。
そういうことを総合的に判断すると、投資判断は買い推奨です。証券会社からなかなか個人向け社債を案内してもらえないビンボー投資家でも参加できるネット販売、今後の展開に目が離せません。


