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【ペイオフか】いよいよ日本振興銀行が秒読み段階【事業譲渡か】

日本振興銀行が、新生信託銀行とSFCGから貸出債権の二重譲渡を受けていた問題で裁判になっていましたが、地裁レベルですが日本振興銀行が敗訴しました。

この判決は出資法違反とか検査忌避とかそういうレベルではなく、日本振興銀行の経営を崩壊させる判決です。日本振興銀行はこの判決により、SFCGから譲渡を受けた貸出債権のほとんどが回収不能になります。それに伴い自己資本は大きく毀損、最悪の場合債務超過に転落し、一発業務停止命令もありえます。日本振興銀行は控訴するとか言っていますが、どのみち勝ち目はないです。

この期に及んでいまだに「日本振興銀行 大丈夫」とかいうキーワードで検索している輩がいますが、絶対大丈夫じゃないです!破綻は秒読みです!ペイオフの適用もありうると考え、今一度口座に1000万円以上入れていないか、家族名義の口座が名寄せにより同一名義とみなされるおそれはないか確認し、絶対に安全だと判断できない限り、ただちに引き出すべきです。

さて、危なくなった後で日本振興銀行を小泉・竹中路線と関連付けてだからダメなんだと語る輩がいますが、shasaiwatchは小泉・竹中路線は価値があったことと考えていますし、日本振興銀行についても失敗はしましたが、そもそも無理のある企画だったかと言われれば、そうは思いません。

金利を5%~15%とした日本振興銀行でしたが、この地域はいわゆる「金融の空白地帯」で、この地域をどう埋めるかは日本金融界の長い長い課題でした。しかし、情報の非対称性のため逆選択が生じるという問題をどうにも解決できず、現在に至っています。この分野には日本振興銀行のみならず、メガバンクもかつてビジネスローンという名前を付けて参入しました。しかし、今やほとんどが実質的に撤退しています。わずかに残っているのは銀行系カード会社のキャッシングでしょうか。しかし、適用される金利を見ると上限ギリギリで、どちらかというとサラ金に近い世界です。

ミドルリスク・ミドルリターン金融を銀行が担うという夢は破れました。日本は別の手段でこの市場を切り拓いていかなければなりません。それは何になるのでしょうか。個人投資家に対しては、安心、低金利。新しいお金の借り方を謳うAQUSHのようなソーシャルレンディングなのか、SBI証券のような高金利社債なのか、はたまた別の形で出てくるかもしれません。機関投資家向けということになると、企業再生ファンドや証券化ファンドあたりが担うのかもしれません。

色んな形があっていいと思います。その中で一つ、新時代を創りだすものがあれば。

美しくまとまりましたが、とにかく日本振興銀行からは預金を下ろしておくことです。厳重な警戒が必要です。最悪の事態になってからでは遅いです
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No title

5年1.5の金利は預金すべきです.他の銀行が、むちゃくちゃな低金利な時こそ、預金者は金利重視。1千万プラス金利ならだいじょうぶ。

タダ | URL | 2010-08-27(Fri)20:50 [編集]


No title

↑大和証券キャピタル・マーケッツ

無記名債さん | URL | 2010-08-04(Wed)21:50 [編集]


No title

愛媛銀行 劣後債 1・99%

無記名債さん | URL | 2010-08-04(Wed)21:41 [編集]


No title

流石に煽りすぎではないか

無記名債さん | URL | 2010-08-01(Sun)13:42 [編集]


No title

2年前に10年定期に1000万円預けています。利子を含めて保護されるのでおろしませんが、困ったことになりましたね。

はち | URL | 2010-07-29(Thu)13:25 [編集]