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東電の倒産はある?→直ちに影響の出るレベルではない(笑)

去る3月21日、福島第一原発から灰色の煙が上がったという報道がされました。そしてその翌日から、水や野菜が汚染されているという報道が始まりました。また、3月21日には全国の放射能濃度が急上昇しています。これらのことから総合的に判断するに、灰色の煙というのは相当ヤバいものだったということでしょう。そして昨日も黒い煙が上がったとのこと。福島県を中心にかなりの範囲が汚染されたことは間違いないと思います。

問題は、東電も国もこれについて情報を一切出さないことです。その結果諸外国では日本全体が死の灰で覆われたかのような報道がなされ、放射能とは関係のない関西や九州のモノ(食品だけでなく、工業製品も)が輸出出来ないという事態になっているという情報があります。責任は極めて重大と言えるでしょう。

かかる中、東電は取引行や日本政策投資銀行、日本政策金融公庫などに対し、総額2兆円の緊急融資を要請しました。格付け会社からは格下げを喰らい、果たしてこの先生きのこれるのかという懸念すらありますが、実態はどうなんでしょう。

東電の純資産は、昨年12月末の時点で3兆円あります。しかし、今回の事故でまず間違いなく数千億円の損害賠償費用が必要になるでしょう。また5千億円の減価償却をしていますので、更新投資も相当なものになると思われます。報道によると、7千億円程度の社債償還もあるようで、今の状況では社債は売れないと判断してその返済分も見込んでいるようです。

しかし問題は、計画停電をいつまでも続けていられない、電気を生産し、供給する義務が東電にはあるということです。新たに発電所を建設するにも相当の資金と時間が必要でしょうし、それが原発となればなおのことです。このための資金は見込んでいるのでしょうか。また、隠蔽体質の企業なので信用回復には相当の時間がかかるものと思われます。太陽光発電等の自家発電はこれを機に大きく売り上げを伸ばすでしょうし、売上と収益性が低下する可能性もあります。

こうした状況を考えると、貯め込んだ内部留保を全て吐き出すことになる覚悟は必要かもしれません。また、その間の資金繰りが維持できるかどうかも当然、注目すべきことでしょうが、KDDI株を多額に保有していたり、独占企業という強みもありますので、最近の言葉を借りれば、直ちに影響の出るレベルではないといえるでしょう。つまり、将来のことについては明言を避けるということですw
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