個人向け社債ウォッチ!

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オリックスが個人向け社債発行!

オリックスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.25%~0.65%
発行総額:未定
社債額面:100万円
募集期間:平成28年1月29日~平成28年2月9日
格付け:Baa1

熱が下がりません・・・明日精密検査を受けに行ってきます。自分が風邪をひきやすいということはよく自覚しており、相当に注意を払っているつもりですが、気温の急激な変化と無理めの仕事が重なったりするとそれでもテキメンやられてしまいます。

最近、社債情報の更新が遅いという批判はごもっともだと思います。しかしながら、異次元緩和の開始後、社債市場はバブル状態が続いており、今回のオリックス債にしても5年0.45%という冗談みたいな金利で発行されており、投資を考えるならば順番は後回しでもよいのかなと思っています。そんなわけで更新もゆったりしているわけで、速報を求める方には大変申し訳ない次第です。

現在の個人向け社債市場の状況は、「バブル状態が続いている」状態であり、こういう状況下で新発債を買うのはすなわち「償還期限までバブルが続くことを確信している」あるいは「バブルが崩壊して金利のいい社債がどんどん発行される中、値下がりした社債の評価額を見つめて償還まで胃の痛い日々を送るリスクを取る」ということに他ならないわけで、ある種のババ抜きです。株式のように逃げるのがたやすいものならばともかくも、社債や不動産のように流動性の低い資産に対し、バブル期に投資するのはなるべく避けた方がいいです。

とはいうものの、最近の株安でここに流れてくる人もいるでしょうし、このブログは続けます。とはいえ、今回の商品も投資判断は買い非推奨とせざるをえません。最近、余剰資金はイオン銀行に放り込んでいます。イオンカードセレクト会員だと、特別金利が付くし預金保険で守られているので安心です。ま、そのうちいい社債も出てくるでしょう。



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SBIホールディングスが個人向け社債発行!

SBIホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはSBI証券

発行要項
償還期限:1年
金利条件:1.42%
発行総額:200億円
社債額面:10万円
募集期間:平成28年1月13日~平成28年1月25日(抽選受付は本日15時まで)
格付け:BBB

コメント欄でありましたが、他の社債に比べスプレッドが乗っており、投資判断は買い推奨です。文句あっか。祭りなのに見落としてしまいました。株価の動きばかり注目しているとろくなことがないですね。

決算内容を見ると、財務内容は半年前とほとんど動きがありません。収益力は確かに下がっていますが、黒字は一応出ており、償還までに倒産の懸念があるとは思えません。それでいてきっちり金利がついているので、非常に良い買い物だと思います。

社債の良しあしに関係はありませんが、1年物のSBI債は通常の社債と異なり、証券会社が引き受けて顧客に販売するのではなく、売出人としてSBI証券を選定し、SBI証券の本支店で申込を受け付ける形式を取っているんですね。SBI証券が独占販売した場合、引受手数料は連結相殺で消えてしまうので、連結決算には影響を与えないはずなのですが、何か理由でもあるんですかね。

追記
なんか記事のレイアウトが崩れちゃうので、最初の記事は一回消しました。コメントしてくれた人すいません。コメントごと消えちゃいました。


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電力3社が起債

北海道電力、北陸電力、九州電力の3社が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

北海道電力
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.31%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年12月3日~平成27年12月24日
格付け:A

北陸電力
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.26%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年12月7日~平成27年12月24日
格付け:A+

九州電力
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.25%~0.45%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年12月14日~平成27年12月24日
格付け:A

電力3社が横並びで社債発行です。今回の起債が面白いのは、同じ業種で、同じ時期に、同じ期間の社債を発行し、それぞれの金利条件が若干ずつ異なることです。最安値の北陸電力は0.26%で格付けA+、最高値になりそうな九州電力は中央値が0.35%で格付けA、真ん中の北海道電力は0.31%で格付けAと、それぞれ微妙に条件が違います。全て投資判断は買い非推奨ですが、研究材料としては面白い起債です。時間があるときにじっくり吟味して市場のリスクの見方について研究したいですね。


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4社の個人向け社債情報

ソフトバンクの陰で4社が個人向け社債を発行します。
ソースはEDINET

名古屋鉄道債
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.10%~0.40%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年11月30日~平成27年12月18日
格付け:BBB+

近鉄グループHD債
発行要項
償還期限:5年
金利条件:0.20%~0.60%
発行総額:150億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年12月7日~平成27年12月17日
格付け:BBB

東海東京HD債
発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.41%
発行総額:19.13億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成27年11月16日~平成27年11月27日
格付け:BBB+

四国電力債
発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.20%
発行総額:100億円
社債額面:10万円
募集期間:平成27年11月10日~平成27年11月24日
格付け:A+

みんなまとめていーらないwww
投資判断は買い非推奨です。ソフトバンク債の発売日が27日なので、口座開設が間に合うかどうか微妙なところですが、口座開設しておきましょう。間に合わなくても次は必ずあります。

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ソフトバンクが個人向け社債発行!

ソフトバンクグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:7年
金利条件:1.75%~2.35%
発行総額:3700億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年11月27日~平成27年12月9日
格付け:A-

久々に来たぞおおおおおおお!!!!!

ソフトバンクの起債です。期間7年と長期ですが、スプレッドはたっぷり乗っており、かなりの期待が持てます。とはいうものの、金利が高いものにはリスクがあります。さっそく最新の財務内容を見てみましょう。今年の中間決算が出ています。

ソフトバンクの中間決算では、ソフトバンクが1兆円のフリー・キャッシュフロー赤字であることが報告されています。中身は、1.1兆円の税引・利息支払前黒字に対し、支払利息が2200億円、法人税が7400億円、固定資産の投資が1.1兆円で、要は、営業利益と減価償却費をそっくりそのまま投資に充てたら金利と税金で金が足りなくなったという構造です。

ソフトバンクは過去3年、儲けた分だけ全ツッパという経営スタイルを過去3年間行っており、正直投資する側としては胃が痛いです。それ以前はというと、営業キャッシュフローは黒字、投資キャッシュフローは少し赤字で、フリー・キャッシュフローは黒字という健全な経営だったのですが、これを孫正義の耄碌とみるか、新たな挑戦とみるかで社債の評価は変わってきます。

また、ソフトバンクの長年の欠点として、自己資本比率が低いことが挙げられます。含み益があるじゃないかと言われていますが、中国株も下がり株式の含み益も相当程度減っているものと見られ、結局のところ元の木阿弥となる可能性も十分にあるわけで、保守的な社債投資家としてはそこを100%信じるわけにはいきません。正直、この自己資本比率の低さは中小企業レベルです。まあ、そんなんだから今回の社債も中小企業融資のような金利になっているわけですが。昨今のタカタやフォルクスワーゲン、杭打ち偽装の例を引くまでもなく、我々にも孫正義にも見えていない爆弾があったりすると、一瞬で資本は毀損し、債務超過となる可能性が十分にある企業です。

shasaiwatchは、現在のソフトバンクの拡大方針は悪いことだとは思いません。現在この国に必要なものは孫正義のようなアニマル・スピリットを持った実業家であり、こうした人物に高いリターンを取って投資し、次なる成長産業を育成していくことが我々投資家の義務です。そうした義務を果たして初めて、我々は金利を受け取る権利が発生するというべきではないでしょうか。

などと都合のいいことを言いましたが、社債投資という観点からはソフトバンクの歩みは危なっかしいです。償還時期もオリンピックの後で不況期であることが予想されます。ただ、金利面で十分な魅力があり、リスクに見合っていること、財務内容は正直、デカい中小企業レベルですが、上記のように我々投資家の社会的責任という観点も踏まえ、中立か買い推奨か悩みましたが、投資判断は買い推奨としたいと思います。社会的責任とかどうでもええねんという人は、自分の資産構成を考えた上で判断した方がいいでしょう。無リスクではないです。

ちなみに主幹事はみずほ証券、取り扱いはみずほの他、日興、大和、三菱、SBI、岡三、岩井コスモ、SMBCフレンド、東海東京、水戸の各証券会社で販売されます。野村は今回外れた模様。



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ジャパン・ホテル・リートが個人向け社債発行!

ジャパン・ホテル・リート投資法人が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:7年
金利条件:0.82%
発行総額:60億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年10月7日~平成27年10月22日
格付け:A

投資法人債は久しぶりです。金利もそこそこスプレッドが乗っていますが、どうやら売れ行きはイマイチのようです。こういう債券は分析のしがいがありますよね。平成27年6月の半期報告書があるので、見ていきましょう。

このリートは、総資産が2200億円ほどのリートです。そのうち2000億円ほどがホテルへの投資であり、200億円ほどがキャッシュ、そして若干が営業用の資産といったところ。また、純資産が1200億円ほど、有利子負債が900億円ほど、残りがその他の負債といった、比較的シンプルな財務構造になっています。長期借入金の返済ピッチがやや早いのですが、昨今の金融環境下であれば銀行は借り換えに応じるでしょう。また、純利益は350億円、減価償却費は130億円と大きく、年間の分配金を加味してもなお、資金に余裕のある状態です。ご丁寧にウェブサイトには借入金の返済予定まで書いてあり、当面返済に苦労することはなさそうな感じです。

投資判断は買い推奨とします。金利水準や期間は若干不満が残りますが、これ以上待機資金を膨らませるのも得策ではないでしょう。ここは行きます。

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東海東京FHが個人向け社債発行!

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.41%
発行総額:17.58億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成27年10月5日~平成27年10月28日
格付け:BBB+

東海東京の起債です。社債市場の慈雨ともいうべき起債で、おそらくは人気を集めるでしょう。今後株式市場が崩壊して証券会社が壊滅的な打撃を受けるというリスクを考えても、この条件は魅力的です。

しかし、投資判断は中立とします。というのも、ブルームバーグよりこんな記事が。ソフトバンクのCDSが上昇しているようで、ソフトバンクの起債が期待できる環境になってきました。景気が足踏み状態に移行しつつある中、ここはグッとこらえて社債購入資金は貯蓄モードでもよいのではないでしょうか。買いたい人は止めません。たぶん無事償還されます。

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イオンモールが個人向け社債発行!

イオンモールが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:7年
金利条件:0.57%
発行総額:300億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年9月7日~平成27年9月17日
格付け:A-

皆さんに予告していました通り、パソコンを買い替えました。まだ操作に慣れませんが、早い!早い!これまでのクッソ重いパソコンなど投げ捨ててしまいたい!

さて、そんな快適な環境下で実に残念な社債を見ることとなってしまいました。金利が低すぎます。投資判断は買い非推奨です。

昨今の投資環境は、社債投資には不向きです。金利が低く、高値掴みをする可能性が高い状態です。shasaiwatchは最近、株で損失が出たことや、どうも出費がかさむこともあって、今年は消費をする年なのだと考えることにしました。既にパソコンのほか、テレビも買い替えましたし、携帯も変えました。車はもう買い替えたので当分ないとして、掃除機もそろそろ限界が来ているし、エアコンも10年以上使ってる。インテリアも気になってるところがあるので、久しぶりに大塚家具とニトリとイケアをハシゴしようかなんて考えています。

え?イオンモールで買えって?それも悪くないけど、こんな社債を出したからには正義の鉄槌を下さなければ気が済まないので、今回は買い物もイオンではやりません。

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三井住友フィナンシャルグループが個人向け社債発行!

三井住友フィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

2本建てです。

【期限前償還なし】
発行要項
償還期限:10年(期限前償還なし)
金利条件:0.60%~1.20%
発行総額:未定
社債額面:200万円
募集期間:平成27年9月7日~平成27年9月25日
格付け:A+
その他:バーゼルⅢ対応劣後債

【期限前償還あり】
発行要項
償還期限:10年(5年で期限前償還の可能性あり)
金利条件:0.30%~0.90%(5年目以降金利変動)
発行総額:未定
社債額面:200万円
募集期間:平成27年9月7日~平成27年9月25日
格付け:A+
その他:バーゼルⅢ対応劣後債


三井住友銀行じゃなくて三井住友FGの方で起債してきましたね。2本建ての劣後債です。事実上、5年債と10年債と考えていいと思います。

5年債は中央値0.60%、10年債は中央値0.90%と金利水準はようやく見れるようになってきたように思います。対国債スプレッドは5年物の方が大きいので、5年物の方が有利といえます。10年物はというと、正直今の金利水準で10年持つのか?と考えると、この水準では投資するには勇気が要ると思います。

また、バーゼルⅢ対応債なので、政府が公的資金を突っ込むような段階になれば、劣後債は強制デフォルトとなります。こうしたことを考えると、5年債については投資判断は中立、10年債については投資判断は買い非推奨としたいと思います。いい加減カネ余りがひどいという人は5年債買ってもいいかもしれません。

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ふくおかFGが個人向け社債発行!

ふくおかフィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.20%~0.40%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年9月7日~平成27年9月18日
格付け:A+

昨今の相場の急落と乱高下で傷心のshasaiwatchですが、ようやくここに来て起債情報が流れてきてうれしい限りです。

ただ、この金利水準はshasaiwatchの心を癒すには若干金利が足りません。投資判断は買い非推奨とします。明日までイオン銀行の定期預金キャンペーンをやっているので、そちらの方がよほどいいです。ただ、イオンカードセレクト会員限定の普通預金金利アップを考えると、そこから動かす気にもなれないところがなあと思う次第。

今後、景気が悪くなって信用リスクが高まれば、いい社債も出てくるのではないかと思って待機しています。

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東海東京FHが個人向け社債発行! 不穏な動きあり

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.41%
発行総額:42.1億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成27年7月3日~平成27年7月29日
格付け:BBB+

本社債に関し、不穏な動きがありました。正直、いつもの社債で適当に扱っておけばいいやと思っていたのですが、この社債の情報が出た翌日、以下の発行要項で別の社債を発行しています。

発行要項
償還期限:3ヶ月
金利条件:1.60%
発行総額:5.14億円
社債額面:300万円以上100万円単位
募集期間:平成27年7月6日~平成27年7月9日
格付け:BBB+

非常に奇妙です。明らかに投資家に有利な条件で、他の社債を販売中に、いきなり販売し即締め切り。また、開示されている情報の範囲内では、先ほどの社債と条項が異なることはなく、まるでいきなり資金不足に陥り、急に資金を集める必要があったかのような印象を持ちます。

投資判断は買い非推奨とします。ここはしばらく様子見した方がいいかもしれません。


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小田急電鉄が個人向け社債発行!

小田急電鉄が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:3年
金利条件:0.12%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年7月6日~平成27年7月28日
格付け:AA-

発行諸費用5900万円、3年間の利息総額3600万円。なぜこの会社は発行を続けるのでしょう。投資判断は買い非推奨です。

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MUFGが個人向け社債発行!

三菱UFJフィナンシャルグループが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:10年(5年目以降、期限前償還条項あり)
金利条件:0.30%~0.90%
発行総額:500億円
社債額面:200万円
募集期間:平成27年7月15日~平成27年7月29日
格付け:A+
その他:劣後特約付き、実質破綻時免除特約付き

三菱UFJの劣後債が出てきました。それにしても金利低いですね。

今回、注目すべきは「実質破綻時免除特約」です。これは、預金保険法に基づく特定第2号措置が発動した場合、今回の劣後債はただちに債務免除され、紙切れになるという条項です。

特定第2号措置とは何かというと、銀行が倒産しそうになった際、預金保険機構がペイオフを行う前に、銀行の経営権を奪い、承継銀行を設立した上で事業を承継銀行に引き継がせ、承継銀行に公的資金を注入し、他の銀行との合併などの措置を行うというものです。日本振興銀行のようにペイオフをして破綻処理をするのではなく、その前段階で金融危機を食い止めるための措置です。

今回の社債は、個人向けでは野村證券に次いで2回目となるバーゼルⅢ(2010年に始まった新しい自己資本規制)対応社債です。劣後債を発行する金融機関は今後、危機時に株式に強制転換させたり、紙くずになるような条項を付けたりしないと劣後債を自己資本とみなせなくなるため、このような条項が付けられたものと考えられます。なお、こうした条項のほか、通常の劣後特約もついています。社債投資家にとってはリスクが上がったと考えられるでしょう。

投資判断は買い非推奨とします。紙くずリスクが上がっていること、確率は低いものの、ギリシャ問題が世界に波及すると銀行の債券は国債に対するスプレッドが跳ね上がり、含み損となってしまうこと、日本政府の財政が悪化し悪い金利上昇が起きる可能性(そしてそれに伴う銀行のバランスシートが痛む可能性)を考えると、中央値0.6%ではおいしい社債とは到底言えません。ここは見送りでよいと思います。

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東京建物が個人向け社債発行!

東京建物が個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:6年
金利条件:0.40%~0.80%
発行総額:100億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年7月1日~平成27年7月14日
格付け:A-

最近、少し金利が上がってきたせいか、社債発行が増えてきたように思います。東京建物が個人向け社債発行です。初の個人向け社債発行ということでお祝い申し上げます。取り扱い証券会社はみずほです。

さて、財務内容はというと、直近の決算では経常利益が173億円に対して有利子負債が7400億円とまともな水準ではありません。全うに弁済するというよりも、連結に含まれるSPCも含めて不動産の価値を背景に資金調達している企業です。この背景というのが、土地、建物、在庫不動産8500億円程度になるわけですが、これが減損して純資産3000億円を割り込むかどうかです。償還日がオリンピックを超えてしまうのも懸念事項。

投資判断は買い推奨とします。不動産市況もまあ大丈夫でしょうし、さすがに債務超過になるまで不動産価格が暴落する事態も考えにくいですし、オリンピックの翌年償還なのでどうにかなるでしょうし、何より初物というのが大きいです。個人向け社債市場の拡大のためには新たな発行体が増えてほしいと心から願います。金利は安いですがご祝儀込みの評価とします。


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トヨタ自動車第1回AA型種類株式は危ないか?

既に報道のとおり、トヨタ自動車がAA型種類株式を発行することが分かりました。これへの投資を検討している方もいらっしゃるかと思います。今回はこの商品の是非について考えてみたいと思います。

EDINETより発行要項を調査しました。
発行株数:3,000万株~5,000万株
単元株式:100株
発行価格:未定(発行価格決定日の終値の1.26~1.30倍)
償還期限:なし(ただし、平成33年4月2日以降、会社による強制買取あり)
配当年率:1年目が0.5%。以後毎年0.5%ずつステップアップ(上限2.5%)。発行価格に対して利率がかかる
申込期間:平成27年7月8日~平成27年7月22日
譲渡制限:譲渡には原則、取締役会の承認が必要(自由に売却できない)
販売元:野村證券
その他:平成32年9月1日以降、買取請求可能(四半期に1回)。平成32年10月1日以降、普通株式への転換可能(半年に1回)。NISAへの組み入れ不可

盛りだくさん(^^)

さすが自由度の高い種類株式です。社債では考えられないほどフリーダムな条項がついています。順番に見ていきましょう。

まず、この金融商品は優先株式だということです。優先株式とは、倒産時に社債よりは配当順位が劣後するものの、普通株式よりは優先的に弁済を受けられるというものです。

次に、株価の変動に関わらず、トヨタによって元金、そして配当金までもが保障されているということです。5年後にトヨタは今回の種類株を強制的に買い取る権利が発生しますが、放置すると普通株式に転換されてしまい希薄化が生じてしまうので、おそらく早期に買い取りに来るでしょう。もっとも、5年後に数%以上の金利上昇が起きていたら放置されるかもしれませんが、その時はその時で普通株に転換すればいいので、事実上の元本保証です。

類似する金融商品でいうと、劣後債が該当します。劣後債も株式よりは優先的に弁済を受けることができるものの、普通社債よりも劣後します。償還期限は定められていないものの、事実上、トヨタ自動車による5年の劣後債のようなものです。しかも償還寸前には株式に転換も可能です。

金利はというと、当初0.5%ながら、最終年度には2.5%となり、平均金利は1.5%です。また、肝心の財務内容は、純資産17.6兆円。最近、ジンバブエ政府は17.5京ジンバブエドルを5ドルと交換し自国通貨を廃止すると発表しましたが、全くもって財務の厚さが違います。3兆円の赤字を6年続けてようやく債務超過になるレベル。スイスの国家予算並みの純資産を持っています。株主資本比率も35%と分厚く、健全そのものです。倒産は考えにくいでしょう。

投資判断は買い推奨とします。社債への投資が厳しくなる昨今、久々に全力すべき金融商品といえるのではないでしょうか。発行価格は、今日の終値で考えると10,750円ぐらいになりそうですかね。1口107万5000円程度。発行総額は5,000億円程度になりそうです。

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東海東京FHが個人向け社債発行!

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.41%
発行総額:28.31億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成27年6月1日~平成27年6月24日
格付け:BBB+

いつものアレやで。投資判断は中立です。正直、このクラスでも神社債と言わざるを得ない状況なので、残念ながら買い非推奨とは言えません。ただわざわざ買いに行く価値はあるのかなと。まあ、よほど資金が余っていて運用への強迫観念があるなら。

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ANAが個人向け社債発行!

ANAホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:4年
金利条件:0.20%~0.60%
発行総額:300億円
社債額面:未定
募集期間:平成27年6月8日~平成27年6月19日
格付け:BBB+

なんというか、BBB格が4年0.4%で資金調達する時代なんですね。ANAといえば、震災の時に起債しようとしていて募集が中止になった思い出があります。今回の起債の理由はなんなんでしょうね。スカイマークのスポンサーとして払い込む資金でしょうか。

投資判断は買い非推奨です。市場環境全体の流れから見て、今は社債投資を抑制すべき時期です。この程度の利率では投資する価値なし。銘柄は厳選したいですね。

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ソフトバンクが個人向け社債発行!

ソフトバンクが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:5年
金利条件:1.00%~1.60%
発行総額:1000億円
社債額面:100万円
募集期間:平成27年6月4日~平成27年6月17日
格付け:BB+
その他:ソフトバンクモバイルが連帯保証人、純資産維持条項あり

ソフトバンクが起債です。本社債の格付けはA-(JCR)ですが、他の格付け会社には当社を投資不適格級にしているところがありますね。このあたりは気にしたいところです。

さて、ソフトバンク社債の評価ですが、まずは何より、後継者が決まりかけていることを大きく評価したいと思います。これまでソフトバンクは、「禿が死んだらどうなるんだ」という点が常に問題視されていましたが、後継者と思しき人物が公表されたことでとりあえず、社長が死んでも普通の企業として存続していくことが可能でしょう。

財務制限条項として純資産維持条項がついていますが、とりあえず問題ないでしょう。ソフトバンクモバイルが連帯保証人ですが、ソフトバンクグループの主要な1社であることもありますし、いつものことなので心配はしていません。

業績の方はというと、相変わらずの借金王ですが、依然として収益力は高く、キャッシュフローを担保にファイナンスするという構造が依然有効であることを示しています。投資判断は買い推奨とします。とりあえず金融危機が起きそうな気配もないし、昨今若干金利が上がっているとはいえ、この条件で社債を買えるのはここぐらいしかないので、積極的に行きたいですね。

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東海東京FHが個人向け社債発行!

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが個人向け社債を発行することが分かりました。
ソースはEDINET

発行要項
償還期限:1年
金利条件:0.41%
発行総額:34.95億円
社債額面:100万円以上10万円単位
募集期間:平成27年5月7日~平成27年5月28日
格付け:BBB+

皆さん、ゴールデンウィークもろくに社債が出ず、寂しい思いをされてきたことかと思います。shasaiwatchも同じです。ようやく出てきた社債も東海東京債。実につまんないですね。なお、投資判断は買い推奨とします。ほかの社債がろくに出てこない中では、出てきた社債でとりあえず潰れそうでなければ買い推奨するしかありません。だって現金ポジションが積み上がる一方じゃないですか!リーマン・ショック以降大量に発行された非常に条件のいい個人向け社債が、順次償還を迎えているのです。再投資しないと!

さて、そんなことを言いつつ、shasaiwatchはこのGW、消費に専心していました。旅行も行きましたし、家具も家電も買い換えました。また、車もそろそろ買い替えと考えています。株の含み益も相当ありますし、社債利息も毎月入ってくる状況。消費して社会に還元しないとまた景気が悪化しますし、それは我々の資産額を減らす行為です。稼いだ分はきっちり楽しまないとね。

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SBIホールディングスが個人向け社債発行!

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